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2007年12月29日

堀川の奇跡

クリスマス も過ぎ 、あっという間に今日が仕事納めになってしまいました~
社会人になってから、本当に毎日・・・一年・・・があっという間です。

今日は、 イマドキの学校教育 について

みなさん 「堀川の奇跡」 ってご存知でしょうか

NHKの「プロフェッショナル 仕事の流儀」 という番組で紹介されていたので、
ご存知の方も多いと思います 😀

堀川高校という学校の奇跡
もともとはそこそこの進学校(国公立大学進学が一ケタ)だったのが、
一年で一気に100人以上 も合格する学校へ飛躍したのです

それだけ聞くと、「詰め込み教育なんじゃないの~」と思ってしまうところですが・・・
ここにはすごい ひ み つ が隠されていたのです~

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堀川高校では 「段取り力」 を重視しているそうです。
これは、何かを計画し実行する力のことをいうそうです。
京都市立堀川高校で 「社会に出てから役立つ力」 の一つとして重視しているものだそうです。

実は、この「堀川の奇跡」の原動力となったのは1999年春に実施した一連の学校改革です。
その目玉は、専門学科「人間探求科」「自然探求科」の新設でした。

これらの専門学科がユニークな点は「探求基礎」という科目が週に2コマずつ設けられていることです。

生徒たちが 自由にテーマを設定 し、それを継続的に研究していこうという科目。
最終的には、個人の論文を発表し、 生徒同士で評価し合う のだそうです

注目すべきは,これら一連の改革で堀川高校が学校改革で目指したのが
「受験のための詰め込み教育」の強化ではなく、
生徒たちが主体になって学べる場の提供だったことです。
それによって「知る(探求する)ことのおもしろさ」
「探求活動における基礎学力の重要さ」
を生徒たちに身をもって体験してもらい、
「段取り力」を身に付けてもらおうと考えたことです
単に詰め込むだけでは、学ぶことに対する目的意識がうやむやになりがちです。

自らが知りたいことを自らが主体になって学ぶ。
それにより、学習に対する目的意識が確固たるものになり、それがひいては受験につながり、
さらには社会に出てからも重要な「段取り力」の習得につながるというわけです。

将来いい会社に入る為に、いい大学にいく必要があって、そのためにする勉強にもはや意味を感じ
られなくなった時代。
今の若者たちは、新たな「勉強する意味」を欲している
「もっと知りたい」という可能性発の勉強の必要性に気付かせてくれる教育ってすばらしいですね 😀

投稿者 kado : 2007年12月29日 List   

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コメント

「段取り力」 :何かを計画し実行する力

仕事でも、これが一番重要なんですよね。特に、仕事の場合はチームで動くのがほとんどですから、この段取りを皆で共認する必要がある。そして、みんなを“やる気”にさせる必要がある。

それを鍛えていくことは、本当に重要で、それを教育で取り入れているということは、社会に出てからも役立つので生徒達も活力沸くのが分ります。

今後、教育問題を扱っていこうと思っているので、このような事例は役に立ちます。

投稿者 sashow : 2007年12月29日 20:12

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