学校ってどうなってるの?37 ~武力による統合から観念による統合へ |
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2007年12月18日
密室化家庭からの脱出
この度、新しくこのブログに記事を投稿することになりましたSilentsirvice
と言います。密室化する家庭、収束不全の社会。
みんなが抱える不全の根本原因を一緒に追求していきたいと思っています。
これから記事をどんどん投稿していこうと思いますので、宜しくお願いします。
さて、それでは早速初回投稿をさせていただきます。
今回投稿するのは、密室化した家庭で育ったSilentsirvice本人の、その問題に対する
構造化の記事です。
今回は、密室化に至る背景…両親の馴れ初めや互いの価値対立、時代背景や
生活環境といった外圧を的確に捉えて、本人が「上手くいかない」、「ダメ観念」
などによる強制的な規範観念を芽生えさせていった過程、またそれが自己に対する
攻撃にすりかわってきた経緯が構造化されました。
皆で構造化をして判った事は…
●自分が非常に厳しい逆境を乗り越えてきていたという事。
●この構造化により、もうこれ以上今までのやり方(自分を責めることで困難を耐える)
いうサバイバルをしなくてもよいのだという事。
…です。また、家庭の密室化は自分だけでなく、どんな人にも(程度の差はあっても)
同じ現象を引き起こしているということでした。誰にでも同じ現象を引き起こしている
という事は、自分だけの問題ではないという事であり、またみんな同じだという事でも
あるわけです。
そして、みんな同じであるという事は、解決の手段も皆に共通するという事でもあります。
ここが大きな転換ポイントでした。それが『自分からみんなへ』、『相手も同じ』という
気持ちにつながるのです!!
自分だけで悩まないでいい…
これは、あまりにも得るものが大きな収穫でした。
今回の体験を起点に、さらに大きな安心をみんなで紡いでいけたらなあと思います。
みなさん、ありがとうございました。m(_ _)m
投稿者 32799000 : 2007年12月18日 TweetList
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コメント
投稿者 2310
早速のコメント、ありがとうございます。
ご返信いただいたコメントの中で、また
一つ気づきがあったのですが、
>密室で刷り込まれたものは、多かれ少なかれ、子どもたちに影響を与えています。<
という事ですが、現在まで「これが普通」
と自分で感じてきたこと自体が、実は
刷り込まれたものに過ぎなかったという事。
幻想が生み出した仮想現実が核家族を
共認させてきたのではないでしょうか?…
「事実」という言葉。
その深みと重みは、構造化によって
度合いを増すものなのでしょう。
コメントありがとうございました。
投稿者 Silentsirvice
密室化した家庭で育ち、今度は密室化した家庭で子どもを育てる。
母親にとっては、常に不安が付きまといます。
社会全体、みんなが同じなんだという解決の糸口から、この密室化の連鎖を断ち切っていきたいですね。
投稿者 りうママ
Silentsirviceさん、こんにちは・・・・
>家庭の密室化は自分だけでなく、どんな人にも(程度の差はあっても)同じ現象を引き起こしている。
たしかに、そのとおりかもしれません。私も、二児のパパですが、その危うさをいつも感じながら、毎日考えています。
本当に、密室で刷り込まれたものは、多かれ少なかれ、子どもたちに影響を与えています。
対象性の欠落、主体性の欠損、馴れ合いの仲間空間で、いじめが多発し、大人たちも制御不能になっています。
『自分からみんなへ』『相手も同じ』
という気持ち、対象性の獲得は非常に大きく、大きな安心感を得ることになるのでしょう。
これからのよろしくお願いします。