モンペの武器=私の人権= |
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2007年12月08日
子供を囲い込める環境こそがガン!!
「モンペ・シリーズ」もそろそろ答えの探索へ。
ここまで、モンスターペアレントの生態や彼らを取り巻く環境を見てきました。
「モンペをどうする?」の答えに迫るために、ここで改めて「密室家庭が生み出したものとは」に掲載された図解を振り返ってみたいと思います。(リンク)
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1970年代に入り、密室家庭=過保護空間が増殖し始めました。
やがて、1980年代を過ぎて、密室第一世代が親になり始め、
彼らは子育てを自己流化(自己中化)し始めます。
そして、下の図にあるように、子供のペット化とも言えるような段階に入ると、自分第一の親が自分の思うがままの生活環境を作り出すためのネタに子供が使われる ようになってきています。
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子供のペット化
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囲い込み(超過保護)
放任主義(自分第一) 教師の権威失墜
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我が子第一、と見せかけて自分第一の親の台頭
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モンスターペアレンツの誕生=要求主義の塊
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自分も周りも自己中=完全な無圧力化ー>学校もお手上げ
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過保護な親と表層的な仲間関係の中で、主体性を失った子ども達の増加
そして、その問題は学校だけに留まらず、子供たちに甚大な被害を与えています。
…いよいよ密室家庭は聖域と化して行き、圧力の働かない空間で育てば、当然ながら活力、あるいは主体性を失った子ども達ばかりが増えていくのは必然の流れ…
最大の被害者は、実は子供たち なんですね。もはや、放置できない状況と言えます。
どうしたらいいのでしょう?
上の図解でも明らかなのは、「子供」がモンスターペアレントの切り札になっていること。
だから、もっとも有力な答えは、彼らから切り札を取り上げること!
モンペが作り出し、自ら棲息する温床になっている密室家庭から、その根拠になっている子供たちを切り離すこと(救うこと)です。
具体的には、子供たちを全寮制の学校で、集団生活の中で育てていくこと。
その方が、子供たちを健全に育てることができるわけで、社会にとっても大きなプラスです。
そして、ヒマになった(母)親たちには仕事をしてもらうのがよいでしょう。
きっと、その方が彼(女)ら自身も充足できる結果になるはずです。
例えば、豊かな自然の中で、農業体験などもしながら、生きるために必要なあらゆることが集団生活の中で学べる全寮制の学校。
それを社会的にどのように普及(制度化)していくか、ということがこれからの追求課題だと思われます。
by わっと
投稿者 wyama : 2007年12月08日 TweetList
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