| メイン |

2007年09月24日

地域で子育て~実践編

おひさしぶりです。hajimeです。

「地域で子育て」。このブログでも、たびたび出てくる言葉です。しかし、その実践はまだまだ遠い道のりか?という感覚も一方で持っていました。そんな中、こんな記事が…。

「第1回よみうり子育て応援団大賞」決まる。
http://www.netz.co.jp/heart-fd/index.html

以下、記事転載。

■地域一体で世代交流
ok70923a.jpg

■寺子屋や夜間保育
 「私たちがやってるのは、ほんとに小さな小さな活動なんですよ。本当に(大賞を)もらっていいんですか?」。受賞を聞いた「ハートフレンド」代表理事の徳谷章子さん(52)の第一声だった。しかし、選考委員からは「小さくても丁寧に地域の多世代のニーズをすくい上げている。新しいまちづくりの形を示した」と高く評価された。

 子育て支援団体が活動を始める際に直面する「場所探し」の問題を、最初からクリアしていた点が、同団体の特徴の一つだ。

 活動拠点のある桑津地区は、昔ながらの民家と、新しいマンションが混在。子育て世代が転入し、子どもの数は増えたが、学校以外の遊び場は少なかった。

 2001年、消防署の移転新築に伴い、地区の小学校北隣に仮設施設(2階建て)が建てられた時、10年以上子ども会やPTA活動を続けてきた徳谷さんら女性15人が「(移転後)仮設を子どもがいつでも遊びに来られる居場所にしたい」と声を上げたのが始まり。

 趣旨に賛同した地区連合町会長の佐倉謙二さんが区役所と交渉し、仮設を町会で借り受けた。03年6月の開所までに冷蔵庫やコタツなどほとんどの備品が地元からの寄付で集まり、本は5500冊寄せられてミニ図書館ができた。

 こうした協力が得られたのは、スタッフが子ども会活動を続ける中で町会や女性部会、青少年団体、民生委員、学校長、PTA、社会福祉協議会など、地域の担い手たちと、“顔の見える”つながりを作っていたからだ。
               ◆
 活動は次々生まれた。「小学4年生になっても、2年生の引き算が分からない。家で教えると親子げんかになる」。「そしたら、ここでやろか」。そんなスタッフ同士の会話から「てらこや」(寺子屋)を始めた。大人7人がスタッフとなり、算数ドリルや漢字などの教材を自作。学校帰りの午後4時~6時、小中学生計112人が週1、2回ずつ勉強している。

 「これ、脳の活性化にいいんとちゃう? 大人もやろ」と、30歳以上の大人を対象に「おとなのてらこや」も始まった。そして、参加したお年寄りらが、スタッフとして子どもの相手をしている。

 また、「子どもが生まれて5か月。今日初めて夫以外の大人と会話しました」という電話を受け、母親同士が交流出来る場所を作ろうと、大阪市の「つどいの広場事業」の委託先となり、0~3歳児と親による「ハート広場」を開催。一時預かりや夜間保育も行う。

 子どもが地域リーダーに育つことを目的にした「ジュニアリーダークラブ」や、創作活動を体験する「文化部」といった活動もある。

 事業を進めるにあたっては、地区の19町会の回覧板を通じて約5700世帯に情報発信し、行政の窓口やお世話になる地域の人にはことあるごとにスタッフが足を運ぶ。一方で、国の補助事業の委託先になるなど事業運営の仕方は先進的だ。

 活動拠点の建物は仮設なので、いずれ補強するか、建て替えの必要も出てくる。徳谷さんらスタッフは「課題もあるが、今後も地域にお返し出来るよう、頑張らなくては」と決意を新たにしている。

(2007年09月23日 読売新聞)http://osaka.yomiuri.co.jp/ouendan/taisyo/ok70923b.htm
↓↓ポチッとお願いします。
 

 にほんブログ村 子育てブログへ

設立趣意書の中の「活動目的」を紹介しておきます。

(活動目的)

1. 子どもが子ども同士で遊び、遊びを通じて人とのつきあい方の能力を育んでいく。

2. 子ども達が、さまざまな経験をすることで自分の居場所を見つけて自信をつけていくように、多くの経験の場を設ける。

3. 「生きる力」を仲間と思い切り遊ぶ中で育てる。

4. 地域の方に先生になっていただくことで、大人と子どもの信頼関係を築く。

5. 自分たちの地域の良さを見直し、地域や地域の人を愛しむ心を育む。

6. 地域の子ども達は、地域で守り育てる。

7. 親達が、「競争」ではなく「共同」して子育てをしていき、親同士が支えあい連携していく場にしていく。

8. 子どもから大人までを対象にしたあそびのクラブに関する事業を行い、地域福祉の増進に寄与する。

きっと、このNPOは、各家庭での子育てに対する限界を潜在的に感じとり、それに対し「何とかしたい」という思いで活動されているのだと思います。現時点での社会制度の中では、最大限頑張った活動でしょう。

そして近い将来、「家族は子育ての原点」という固定観念を、変えていく必要がでてくるでしょう。(きっと、現時点での活動も、一歩踏み出していると感じます)。その実践、成功事例として、頑張って欲しいと思います。

投稿者 hajime : 2007年09月24日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2007/09/349.html/trackback

コメント

いいですね。こんな小さなスペースは放課後の学校や空き店舗や公民館の他、公共施設にこだらなくてもマンションの共用スペースとかいっぱいあるような気がします。

すぐに管理責任がどうとか悪いことばかり想像して腰が引けることが多いように思いますが、地域にこういう拠点があると良いと思います。

むしろ、いろんな会社やお店や学校が是非うちのスペースを使ってくれ!というくらいになったらいいなあ。

投稿者 たく : 2007年9月25日 22:01

コメントしてください

*