書籍紹介:現代家族の誕生-幻想系家族論の死 |
メイン
2007年02月07日
先生どうする?
今日はまず、二つの記事を紹介します。
一つは役職を辞退する校長・副校長が増えている。
二つ目は東京都で教育委員会が小学校の副校長に降任を勧告したこと。
(何れも読売新聞からです)
「先生も大変だ~!」
事なかれ的な先生の話など聞くと、安泰な公務員のまま放っとくのもいかがなものかとも考えたりもします。
続きはポチッとしてからお願いします。
そこで世論はどうかって言うと
『教育改革で必要な具体策は?』
※必要/不必要/わからない
教員免許の更新制 ・・・ 75.5/11.8/12.8
教育基本法の改正 ・・・ 67.2/17.3/15.5
学校選択制度 ・・・ 58.0/29.2/12.9
大学への秋入学 ・・・ 22.9/53.4/23.8 (%)
教員免許更新制に対する期待度は高い。
先生にはもっと厳しくして、いい先生を増やしてくれって気持ち、これも良く分かる気がする。
ここで、もう一つ
指導力不足:中学校長解任 いじめ対応不十分 大阪・八尾
大阪府八尾市教委は25日、いじめに遭った市立中学3年の女子生徒(15)が精神疾患を患い不登校になったのは、学校側の対応が不十分だったためだとして、指導力不足を理由に校長(57)を解任し、研修を受けさせる方針を固めた。
最終的に行政の取った手法は責任を取らせてクビ!!
一貫して個人的な能力頼み、個人的な責任追及、でしかない。
これで、教育現場が改善されるとは思えない。
企業でも、今や個人的な力量に頼っていては勝っていけない事は当たり前のコンコンチキではなかろうか?
個人に帰結する政策しか取れない以上、問題は隠蔽され、改善の可能性は見えてこないどころか問題は大きくなる。
子供達の動きを一つ紹介します。
阿久比町の小学校全4校の児童代表が31日、町中央公民館に集まって、いじめについて考える「児童会サミット」を開いた。全国でいじめによる自殺が相次ぐ中、いじめのない学校実現のため情報交換をしようと初めて実施。明るく楽しい学校を目指し、あいさつ運動といじめをなくす標語作りに4校同時に取り組むことを決めた。
内容は、まだまだ緒に付いたばかりでしょうが、当事者である子供たちが、自ら考え始めて、自ら行動している。しかも、みんなを意識しながら組織的に・・・・・。
大いなる可能性を感じます。
一つの答えではないでしょうか?
そして、教師、保護者、地域、とこの様なネットワークが広がっていけば可能性が見えてきます。
投稿者 gokuu : 2007年02月07日 TweetList
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2007/02/137.html/trackback
コメント
投稿者 りうママ
>子供の発信を、自己中な大人たちが潰してしまわないように様にしたいですね。(りうママさん)
自己中な大人たちから子供達を開放する
か
自己中な大人たちを転換させる
どうやら、「自己中な大人」が最も生息する家庭を今のまま放っておくわけにはいかないようですね。
ところが「家庭をどうする?」政治でもここだけは触れていない。
ここを切っていきましょう!!
投稿者 gokuu
>当事者である子供たちが、自ら考え始めて、自ら行動している。しかも、みんなを意識しながら組織的に・・・・・。
子供の発信を、自己中な大人たちが潰してしまわないように様にしたいですね。