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2007年02月02日

自閉症 「高密度治療」で改善

朝日新聞に以下の記事を見つけました。自閉症改善に効果があると注目されている「高密度治療」の記事です。なるほどこれは効果ありそう、と思いますが、しかし、、、、、

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自閉症の子供たちの半数が社会生活ができるまでに改善するとして注目される「高密度集中治療」の効果を脳科学の視点で検証する研究が始まった。脳でどういう変化が起きているかを調べ、効率的な治療や教育に役立てる。(中略)

高密度集中治療は、5歳以前の子供を対象に、〈1〉いすに座らせる〈2〉物とそれを表す言葉を一致させる〈3〉お絵かきや工作をする〈4〉言語をまねる〈5〉行動を言い表す――など、様々な課題(刺激)を簡単なことから次第に難度を上げながら与える治療、教育プログラム。1人に対して、専門家がチームを組んで、週30~40時間、集中的な治療を続けるのが特徴。課題に対して正しく反応できた場合には、みんなで最大限にほめるなど、正しくできなかった場合と差を付けて、子供のやる気を高める。

米カリフォルニア大のロバス教授が1987年、19人の自閉症の子供を2年間治療して9人が通常学級に通えるまで症状が改善したと発表して注目された。

日本でも、上智大元教授で、NPO「教育臨床研究機構」理事長の中野良顯(よしあき)さんらがこの治療に取り組んでいる。数年間、治療を受け、今、通常学級に通う小学校3年生男児の母親は、「最初の3、4か月の劇的な変化にびっくりした。多少自閉症的な傾向は残るが、ここまで将来の可能性が開けるとは思わなかった」と喜ぶ。

ただ、この治療は手間と時間がかかることもあって、あまり普及していない。国内では治療や行動の修正より、自閉症の特徴を周囲が良く理解して、受け入れることに、力点を置いた取り組みが主流だ。

(2007年1月31日 読売新聞)

これは確かに効果ありそう 😀 。しかし、何か変。 :confused: これは親が子を育てるときにすることと同じなのでは
このような手間と時間がかかる(現実的でない)治療法の開発よりも、自閉症の子供が増えてきたのはなぜか(家庭の問題は大きいはず)、その追求にエネルギーを向けたほうがよさそうに思います。

投稿者 fwz2 : 2007年02月02日 List   

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コメント

思いっきり変っ!!
子供に期待して、やらせて見て上手く行ったら次は「これやってみる?」
家庭、仲間や先輩、地域といった、極当たり前の空間で行なわれていた事が「治療」ですか?

投稿者 牛魔王 : 2007年2月4日 00:41

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