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2022年06月25日

【コラム】農作業を通じての気づき~夢中体験が健やかな心身を育む~

先週、会社の同僚たちと援農に行ってきました。
前回の記事「親子で農業のススメ」でも紹介した農作業の効用を、私自身の気づきとともに紹介したいと思います。とにかく、とても楽しかった~^^

受け入れてくださったのは、農業のプロの方々。今回行ったのは、ジャガイモ収穫です!

 

農作業を初めて1時間。慣れない土の上で、適切な体勢も取れず、「これは明日、筋肉痛間違いなし」。足の裏から伝わる柔らかな土の感触も、いざ掘ってみようとすると結構力が要る。「大変な1日の始まりだな」。。と感じていました。

ぎこちない動きを察してか、農業を始めて3ヵ月の先輩が、隣で作業を進めてくれました。その動き・スムーズな手さばきを見ていると、土の中をなめらかに手が動いている!?無駄な動き無く、自然な体勢で、集中力高く、収穫作業を進めていました。

その動きを感じながら、見よう見まねで手を動かしてみると、だんだんと土の流し方を掴んできた感覚に。「おぉ~、こんなにスムーズになってきた♪ジャガイモがこの土の下にもいそうな感触だ♪」。

いつの間にか、夢中になって、ジャガイモ収穫にのめりこんでいました。変な力も入らず、どんどん土の感触をつかみ、農作業に取り組むまわりのみんなの息づかいが感じられ、あっという間の昼休みに。目の前の収穫作業への集中度合、仲間の息づかい・リズムに同期していくような、研ぎ澄まされた感覚になりました。・・・とても楽しい感覚が湧いてきました。

ひたすら身体を動かすことに没頭することで、余計な雑念も入らず、余計な力も入らず、次の日の朝は、疲れ知らずの身体。

今回の援農を通じての気づきは、とにかく夢中になって身体を動かすこと!です^^
手をこうして、動かして、足はこんな感じで、などなど、頭を使ってやるのでは、体のバランスも力加減もうまくいかない。寧ろ、頭で考えずに、まわりの仲間の動きをみながら、リズムに乗って夢中で取り組むこと。

農作業は、体全体を使いますこども達の身体機能の土台となる、固有受容覚や前庭覚も、夢中で取り組むことで育まれていくのではないでしょうか!?
次回の記事もお楽しみに~♪

投稿者 oguma : 2022年06月25日 List   

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