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2017年01月26日
ミニ保育所の可能性5 ~市民の手で保育の場を作る
子どもたちを育てる空間は自分たちで作ってしまおう、という動きが出てきたようですね。これもミニ保育所という制限の小さいフォーマットが作り出した可能性ですね。
小規模保育園 市民の手で 読売ニュースから
◇待機児童解消へネットで資金
◇地元店主ら協力、200万円目指す
インターネットで資金を募るクラウドファンディングを活用し、枚方市内に小規模保育園を開設しようと、市民が取り組んでいる。地元の商店や飲食店が寄付の返礼品を用意するなど、町ぐるみの活動に広がっている。全国的にも珍しい取り組みといい、待機児童を解消させる新たな一手として注目を集めそうだ。(河下真也)
中心となって活動しているのは、京阪・樟葉駅近くの一軒家で、2012年から認可外保育園「みんなの里」を運営する梅原知子さん(47)。常時20人強の子供を預かり、親の出張や急病に対応するため、要望があれば、24時間対応で子供を受け入れている。
認可されれば、市から補助を受け、保育料を安くできることから、梅原さんは、新年度に同園を認可施設にしようと考えていた。ただ、認可後は、夜間保育などの柔軟な対応ができなくなるため、保護者から「今のまま続けて」と要望が相次いだ。このため、認可外保育園は存続させたまま、樟葉駅前のビルの一室で、新たに認可の小規模保育園を開くことにした。
4月のオープンまでに必要な資金は、賃料や工事費など約1200万円。このうち1000万円は梅原さんの自己資金で賄うが、保護者らの提案を受け、200万円を募ることにした。昨年12月上旬にクラウドファンディングで募集を始め、既に50人以上から約120万円の寄付が寄せられている。
地元の商店や飲食店も、寄付者に贈る返礼品で協力を買って出た。返礼品は寄付額によって異なるが、フランス料理店が開く料理教室のチケット(寄付額1万円)、お茶や和牛のレトルトカレー、まんじゅうのセット(同1万5000円)などが贈られる。パン屋や肉屋など約10店で使える金券(計750円分)がもらえるコースもある。
協力した豆腐店経営の川口誠さん(40)は「『保育園に入れなかった』と悩むお客さんが多い。子供は地域で支えるもの。できる限りの応援をしたい」と話す。
市の待機児童数は、昨年12月時点で146人にのぼる。寄付は専用サイト(https://camp-fire.jp/projects/view/8777)で2月23日まで受け付ける予定で、梅原さんは「保育施設の設置は行政頼みになりがちだが、住民が頑張れば、待機児童を減らすことができることを示したい」と協力を呼びかけている。
投稿者 hoiku : 2017年01月26日 TweetList
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