「共同保育」って?~共同保育所「子どもの家」~ |
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2008年01月10日
家庭崩壊の突破口は、『女共認(⇒母系集団)』の確立。
多くの密室家庭(無圧力空間)がその問題性を捨象しているようですが、既に『普通の家族がいちばん怖い』と言われているほど、崩壊過程に入っているのが、現代の家族(家庭)です。
つまり、かつて共同体が崩壊し、そして核家族(私有婚)までもが崩壊し、終いに、とことん閉塞した個人へと墜落しつつあります。このままでは本当にヤバイ!!中でも、もっともダメージが深刻なのは『女たちの信認関係(女共認)』ではないでしょうか?だからこそ、その再生が今後のポイントになってくると思います。
少なくとも、男たちは、闘争圧力を受けて、集団化し、男共認を形成している。集団を守るために、社会を捉えている。しかし、女たちはどうでしょう?結局、子どもを産めば、密室家庭に入り、大した圧力もないから、うまくいっても一時的で表層的な仲間空間しか形成できていないのが現状です。不安は恒常的に再生産されますが、1人の男に収束するしかない。しかし、1人の男だけだから、心底の不安は拭えない・・・。
そんな中、本当に求めているのは、女たちの信認関係(女共認)であることに、気付きはじめた女たちがいることを紹介します。
性や子育ての課題を担う“母体”(実現基盤)とは女共認
様々な不安を特定の人物に発散するのではなく、女同士の中で評価共認を形成し、ゆだねあうことで昇華していく。そこから、共同保育や性の課題にも踏み込んでいける。(『女共認を形成する土台を作る。』)
現代女性が忘れてしまった「女共認に委ねる」という感覚
女共認でできた「評価」にどれだけゆだねられるか(受け入れられるか)・・・それが「いい女」になれるかどうかの起点になる。いい女が多ければ多いほど男は闘争に向かえる。(『女共認が安心基盤と成り得るかどうかは、評価を受け入れられるかどうかにかかっている』)
再生のために、女共認を人類500万年(自然の摂理)の中で捉える
女は、女同士一緒にいるだけでも、共鳴し合うだけでも充足し活力を得られる不思議な力があるけれど、これは、長い人類の歴史の中で積み重ねられてきた根源的な女共認の充足によるものに違いない。(中略)つまり、「女共認とは、まさに充足可能性に満ちているもの。」この確信が、女たちには必要であり、充足存在を再生していくのではないかと思った。(『女共認・充足存在、再考。』)
集団統合の視点と具体的な方法論:女たちの『感謝のトレーニング』
集団の行く末は女で決まるんですよね~☆私が劇場で改めて気付きだったのは、「すべては『集団をどうしていくか?(どう統合していくか?)』のためだった」ってこと。そのために婚姻制度からなにから変えていったんだ、ってところ。(中略)「生まれ育った集団」は当然女だけではないわけで、その男と女の集まりのなかで、女としてどうしていくか、ってところ。そこの共認が安心基盤になる。そして、生まれたときから一緒に育った者同士ではなくっても、近いものはできると最近実感しています。それは・・・仲間の女の子達と『感謝のトレーニング』を始めたから!(『母系集団の女共認のような、安心基盤をつくるには』)
女たちの『感謝のトレーニング(感トレ)』の効果
近頃、急激に安定感を増した後輩がいます。何でかなぁ、と思って観察したら、いくつか理由がありました。一つは、仲間(女たち)に委ねられたから。感トレを心から愉しんでいる。不安な気持ちを飛び越えて、女の充足基盤に可能性収束できるようになった。(『女としての成長』)
これはもはや、理想ではなく、現実です!
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投稿者 toya : 2008年01月10日 TweetList
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