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2022年09月29日

【コラム】こども達は信頼できる大人を求めている。では、信頼される大人ってどんな人?

先日、塾の現場の先生方をお招きして、塾現場の生々しいお話を伺いました。子育て・教育を軸とした私たちのブログをさらに深める意味でも多くの学びがありました。(先生方、ありがとうございました。)

議論したテーマは、「こども達から信頼される人ってどんな人?」。
これは塾の現場に限らず、大人全般に気になるテーマですよね。

今回は、現実場面で起こっている生々しい事例を記事にしていきたいと思います。

議論の中で出てきた「信頼される人物像」は・・・

・こどもの話を最後まで聞いてくれる人
(「今は、その話を聞きたいんじゃない。」とこどもの話をピシャリ。では相手と通じ合えません。)

・「言っていること」と「やっていること」が整合している人
(裏表がある人は、こどもから見透かされてしまいます)

・相手に嘘をつかない人
(自分の都合の良いことばかり言うのは、嫌われてしまいます)

・間違った時には、素直に謝れる人
(大人だって間違うことはたくさんある。その時、素直に謝れるかどうか)

グサッと刺さる方々もいらっしゃるのではないでしょうか。簡単なようで、意外とできていないことが多い。
(教務のこと、勉強方法のことは一切出てこなかったことも驚きです。)

そして、信頼されれば、その分、多くの事を打ち明けてくれる。思春期のこども達は、自分がどこに向かうべきなのか、悩める時期です。受けとめて、導いてくれる大人を常に探索しています

 

こども達が求める上記の内容は、塾の現場(講師と小中学生との関係)に限らず、親子関係でも、夫婦関係でも、上司部下の関係でも同じですよね。さらに、お客さまと仕事を進める上でも同じだと感じます。

私自身、お客さまとの打合せの際、間違った内容をお伝えしてしまった場合は素直に謝り、お客さまの話は最後まで聞き意図を十分に聞き取り、次の行動へ繋げていくことを大切にしています。それが、信頼関係の土台です。

とても基本的な所作ですが、「相手から信頼される」という意味では、相手がこども達でも、仕事の仲間達でも、客先の方々でも、求められるものは同じ。

 

安定期をどう過ごす? 6歳から12歳(児童期)は、対象を広げたい期!の記事でも紹介したように、小学校高学年~中学生のこども達は、将来の展望を描くためロールモデルを探索しています。
こども達が社会で生きぬく力をつけていくために、真似対象である大人こそが、「信頼できる大人」であること
多くのこども達と向き合う、塾の先生方に、人間関係をつくる上での根本的な学びをいただきました。継続して、参加いただきたいと思います。

コラムの次には、前回の流れから思春期女子の追求を深めていきます。女性ホルモン(エストロゲン)の効用に迫っていきたいと思います!

投稿者 oguma : 2022年09月29日 List   

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