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2022年01月27日
男と女が一緒にいる意味は ~男女が補い合って、活力が生まれる~
ここまで集団・企業の中での女育て(女性の育て方)をお話してきました。
この間、男育て、女育てをあえて分けてきたもの、「雌雄分化」が生物進化の原則だったから。
よりその根本に立ち戻って、男・女を磨くことを考えてきました。
一層外圧が高まる予測不可能な時代の中で、男と女が性差の別なく競い合うことではなく、
男と女が互いの特性を知り「補い合うこと」こそ本質的なものだと感じることが増えました。
いま、男と女が一緒にいる意味はなんなのでしょうか?
■男と女が一緒にいる意味は?
生物史から見れば、
男(オス)と女(メス)は、別々に生きてきました。
男(オス)と女(メス)は、別々の脳構造・身体能力を持っています。
男(オス)と女(メス)は、別々の育て方があります。
元々、別々で生きてた哺乳類のオスとメス。もちろん、それぞれに大いに違いがあります。
それが一緒にいる必要性はどこから出たのか?
樹から落ち、洞窟に住むしかなかった極限時代の人類は、身を寄せ合い、しかし一緒にいても生き残れるか分からないほどの高い外圧≒逆境に立たされた。
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そこで、種としてより男女のつながりを強くして、男と女が「欠けているもの」を「補い合う」中で、満たし活力を生み、乗り越えてきたのではないでしょうか。それは性の充足であったり、闘争心を掻き立てて、外敵に立ち向かったり。
■男女の補い合いが充足をつくる
地位・身分や資本を競う「私権時代」は、男が社会の前線にありました。男の活力源は私権の獲得。イメージしやすいところで言えば、日本の明治維新から戦時中、さらに高度経済成長期。やればやるだけ稼げる、縄張り争いの時代。
近年は、共感や充足が成果を決める「共認の時代」です。稼ぐだけでは活力にならず、安心、癒し、ワクワク感といった心の充足が求められます。ここでは、女の充足力(共感を生む力・つながる力)がより求められています。
現代は、予測不可能という意味で、より一層外圧が高まっています。答えのない無限苦行のような社会状況。新たな起業も物凄く多いという。企業間の闘争圧力も高まり、生き残れるか否かの厳しい状況です。
この企業間闘争を女性だけで戦うには、やはり負担が大きいものです。
だからこそ、男女が補い合い、満たし合うことが極めて重要な時代になっているのです。
実際、仕事場面でも、男性だらけの打合せの場はどうしても固くなりがちなところを、女性が入るだけで和み、充足感が生まれたり。
人材問題でも、今や仕事と家庭が一体の悩みが多い中、男女それぞれの視点から一緒に相談に乗ることで突破口が見えたり。
色んな場面において、男女の特性を見極めつつ、ペアになって補い合うことで、今まで以上に充足をふくらませられる。不安感を、安心感で満たし、前を向くエネルギーに変えていけるのです。
投稿者 yamane : 2022年01月27日 TweetList
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