自発的に行動する子供を育てるコツは?指示待ち人間にさせないように |
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2021年04月15日
子供が家事を手伝わない原因は?お手伝いをさせると心と脳が育つ
「子供がお手伝いをしない・・・」
そうさせたのは、実は親だったのです!!
https://honmadekka-channel.com/assistance より引用します。
お子様にお手伝いをさせていますか?小さいころから料理を手伝わせたりすると、将来役に立つ、考える力が身につく、食に興味を持つなど、メリットをたくさん聞きますよね。
我が家の長男は小さなころからキッチンが大好きで、なんでもやりたがる、探求心が旺盛の子でした。
しかし現実には、仕事から帰ってきて急いで夕飯の支度をしているときに、キッチンに来られるのは邪魔しかありませんでした
なんだかんだ理由をつけて、お手伝いを断っていたら、小学校に入る頃には全くお手伝いをしてくれなくなってしまいました
お手伝いが、遊びや勉強そして習い事よりも、もっとずっと高い人間力ができるとしたら⁉知らない間に子どものやる気の芽を摘んでしまっていた私.
ある子育ての講演会がきっかけで、お手伝いを通じた家庭教育が、自己肯定感と高い人間力を育むをことを知った私は、それからというもの、どんなに面倒でもお手伝いを優先的にさせるよう心掛けてきました。
なんとっ!今では、進んでお手伝いをしてくれるようになったんです。とても助かっていますよ。
ではどうやって、子供にしつけをしていくのか?どうやって変えていったのか、ご説明していきますので、しっかりと頭に叩き込んで、さっそく試してみて下さいね。
◆家事を手伝わないようにさせたのは実は親
まず気が付かなくてはいけないのは、家事を手伝わせないようにした一番の原因は、実は親にあるいうことです。
我が家もそうでしたが、子供がお手伝いをしてくれる気持ちは嬉しいものの、時間もかかるし遊びモードにもなるし・・・。
食器洗い、掃除、洗濯・・・全てにおいて確実にやり直さなくてはいけないので、二度手間になってしまうので、時間と気持ちにゆとりがないと受け入れてあげることができません。
手伝いをしようとしている子供を邪険に扱ったり、ひどい時には叱ってしまったりしていませんか?
お皿を割っちゃったら危ないから、火を使って家事になったら大変、包丁で手を切ったらどうするの!など、家事は危険と隣り合わせなので、ついつい子供がやることを止めてしまいがちです。
しかしそれは、探求心ややる気の芽を摘んでいることになるのです!
大きくなって、全く気が付かない!やってもらうのが当たり前!という状況を親が作っているのです
まだ小さくて料理のお手伝いができないようであれば、掃除や洗濯のお手伝いから始めてもらうのも良いでしょう。
一番いけないのは、やる気の芽を摘んでしまうことです。
では、お手伝いができる子ってどんな子なんでしょう?次の章では、お手伝いできる子がどんな子に成長していくのかご説明したいと思います。
これを知ってしまうと、大抵の親は自分が悪かったと認め、お手伝いをさせたくなるはずです。笑
我が子にはもう遅い・・・なんて諦める必要はございません。気が付いた時が始め時ですよ。
◆家事をする子は勉強もできる
現在では、親が何でも先回りしてする、指示がないと気付けないなど、受け身気質の子供が多いと言われています。『気が付く賢い子』になるには、大人になって身に着けようとしても間に合わないのでsう。
家事をするということは、実はとても頭を使うことです。賢い子となる『育成教育』の一つとなるのです。
水をこぼさないようにコップを運ぶためには、どうしたらよいのか、洗濯物をきれいにたたむためにはどうしたらよいのかなど、子供にとっては、とても頭を使うことばかりです。
さらに、いくつかの家事を同時に進行していくときには、時間配分や、優先順位を決めて動かなくてはなりません。
一日家事を手伝ってもらうだけでも、子供にとってはとても刺激的なことになります。そのため、家事をできるようになると、勉強もできるようになるといわれています。
これは、効率よく行動することができるようになったり、時間を上手に使うことができるようになったりするのが、理由だといわれています。
周りに気を配ることができるようになったり、先のことを考えられるようになったりするのも、家事をすることで得られる効果です。
これらを総合的にみても、お手伝いをする子は『コミュニケーション能力が高い・気配りができる』と素晴らしい大人に成長することが一目瞭然だと思います。いくら勉強ができる子に育てても、これらの能力は勉強やお稽古では身に付きません。
それに家事をして、親が喜ぶ姿を見えることで、子供には幸せホルモンが出てきます。
幸せホルモンは、唯一人を喜ばせた時に確実にでるものです。親の喜ぶ姿を見て幸せを感じることができると、親孝行をするよう子に育ちます。
お手伝いで脳が活性化する。これは子供の可能性を伸ばしてあげることができる最高のプレゼントとなるのではないでしょうか?!
では、今までお手伝いをしたことがない子にどうやってお手伝いをさせると良いのでしょうか⁈次の章でコツをご説明していきます。
◆お手伝いをする子にするコツ
子供がお手伝いをしてくれるようにするコツは、『任せる』ことです。
これは自律的に考え、気を配り動く訓練ですから、容易に手を出したり、口を出すのはダメです。時には親の我慢も必要です。
責任を持たせるために、『お掃除係』『洗濯係』・・・などの係を与え、もしやってもらえないのであれば、口や手を出さず、家族みんなで困りましょう。笑
最初は洗濯物をたたむなど、できることから始めるのがいいです。
お手伝いをさせることで、親が嫌われようと『お手伝いをさせる!』という芯のある決意を決めてやらせましょう!
口を出したり、干渉し過ぎることは、『指示をこなす人間』を育てることと変わりありません。これでは言われたことだけをこなすロボットと同じです。。
本人がやってみたいと言ったときがチャンスです。
本来は、子供の興味があるうちに、家事の楽しさや、できた時の達成感を味わわせておくと良いでしょう。もちろん、我が家のように小学生になって始めても全く遅くなんてありません。(手がかかりましたが)
そのときに、子供がやってくれて、ママの仕事が減って助かっちゃった!など、とても良いことをしたということを伝えてあげましょう。
ポイントは『褒める』ではなく、『感謝』を伝えることです。私の場合は『ありがとう』をつ伝えるようにしています。
家族から必要とされているという『自己肯定感』が育まれ、素晴らしい子に成長するのではないでしょうか。
間違っても、できなかったからと叱ったりしないで下さいね。できないのが当たり前だという気持ちで接しましょう。気持ちに余裕がない時には、ひと呼吸おきましょう!
一時は親の負担が増えるかもしれませんが、子供がきちんとお手伝いができるようになると、親はとても楽になります。
仕事から帰ってきたら、料理を作っている間に掃除をしてくれたり、洗濯をたたんでくれたり、大人のような仕事をしてくれるようになります。
そんな日を夢見て、はじめるのもいいかもしれませんね。
◆まとめ
子供は、小さなころから親の動いている姿を見て、同じようなことがしたい、マネがしたい思っているものです。子供がお手伝いをすると、いろいろ大変な面もあります。
しかし、子供のお手伝いを拒否してしまって、上げ膳据え膳の生活をさせていくと、考える力が衰えてしまったり、自分で生活をしていく力がなくなってしまったりしてしまいます。
我が家は『勉強をしろ』と言ったことは一度もありません。その代わり『お手伝い』の大切さについては、しっかりと教えています。
お陰様で、何も言わなくても自分で考える子に成長し、自分から率先してお手伝い・勉強をしてくれる子になりました。
お手伝いを始めてからの成績は、本当素晴らしいものです。
小学生からでも『始めるのは遅い』なんてことはないんですね(*^-^*)それに、男の子だから家事が出来なくても良いというのは、もう時代遅れです。
家庭という小さな社会で、外に出しても恥ずかしくない、心の優しい子供に育てるためにも、家事をお手伝いしてもらうことが大切です。
自分で自分のことは出来るような子供になるように、親も子供を信じて手伝わせていくように育てましょう。
投稿者 hoiku : 2021年04月15日 TweetList
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