その気配り、的外れかも。周囲から適正な評価をされる本当の謙虚さとは? |
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2020年06月18日
新しい学校2 軽井沢風越学園~学校を超えた探究こそが核
学年や学校を超えた「探究」の学び
こうした「自己主導」と「協同」の学びをベースに、さらに深い「探究」もカリキュラムの柱に据えています。変化が激しく正解のない社会に飛び込む子どもたちの生きる力を育むため、学習の中でも自分で問いを見つけて自分なりの方法で探究することを重視。グループでひとつのテーマについて教科を超えた学びを深めていく一方で、子どもが個人的に知りたいこと、興味のあることをとことん探究して深めていくことも大切にしています。また、探究の連続性を大事にするため、「遊び」と「学び」がつながる12年混在教育というスタイルを取り、地域との密な連携も重視。校舎全体がライブラリーになっていて、研修・研究機関を併設するなど、社会へ開いた学びの環境づくりが進められています。
先生に教わるのではなく、自分で決めて学ぶ。
異年齢のクラスで、支え合いながら学ぶ。
自分で設定したテーマについて深く探究していく。など、これまでとはまったく違った学びのかたちを掲げる風越学園は、一見あまりにも特殊な教育方針を持つ学校のように思えます。親御さんの中には、卒業後の進学などが気になる方もいるかもしれません。
しかし、何と言っても注目すべきは、これらが決して特別なものではなく、今年3月に文部科学省より公示された新学習指導要領のテーマ「主体的・対話的で深い学び」とも完全にリンクしているということ。風越学園のカリキュラムは、学習指導要領を学校単位で実現するひとつのモデルなのです。
気になるテスト学力も軽視するわけではなく、岩瀬さんの教師経験では、むしろこの学び方によってテストの点数もぐんと上がっているのだとか。
また、地元の子どもたちが通うことを基本にして寮はつくらず、小中学校の1クラスの人数も全国平均と同等の30人を想定。徹底してこれからの「普通」になり得ることを意識してデザインされています。
この3人が集まれば、共感してくれる人だけを意識した、スペシャルな学校をつくることもできたはず。なぜ今、彼らは“新しい普通”の学校をつくるのか、つくる必要があるのか。ここからはおふたりのインタビューを通して、風越学園の真相に迫っていきましょう。
学年や学校を超えた「探究」の学び
こうした「自己主導」と「協同」の学びをベースに、さらに深い「探究」もカリキュラムの柱に据えています。変化が激しく正解のない社会に飛び込む子どもたちの生きる力を育むため、学習の中でも自分で問いを見つけて自分なりの方法で探究することを重視。グループでひとつのテーマについて教科を超えた学びを深めていく一方で、子どもが個人的に知りたいこと、興味のあることをとことん探究して深めていくことも大切にしています。また、探究の連続性を大事にするため、「遊び」と「学び」がつながる12年混在教育というスタイルを取り、地域との密な連携も重視。校舎全体がライブラリーになっていて、研修・研究機関を併設するなど、社会へ開いた学びの環境づくりが進められています。
先生に教わるのではなく、自分で決めて学ぶ。
異年齢のクラスで、支え合いながら学ぶ。
自分で設定したテーマについて深く探究していく。など、これまでとはまったく違った学びのかたちを掲げる風越学園は、一見あまりにも特殊な教育方針を持つ学校のように思えます。親御さんの中には、卒業後の進学などが気になる方もいるかもしれません。
しかし、何と言っても注目すべきは、これらが決して特別なものではなく、今年3月に文部科学省より公示された新学習指導要領のテーマ「主体的・対話的で深い学び」とも完全にリンクしているということ。風越学園のカリキュラムは、学習指導要領を学校単位で実現するひとつのモデルなのです。
気になるテスト学力も軽視するわけではなく、岩瀬さんの教師経験では、むしろこの学び方によってテストの点数もぐんと上がっているのだとか。
また、地元の子どもたちが通うことを基本にして寮はつくらず、小中学校の1クラスの人数も全国平均と同等の30人を想定。徹底してこれからの「普通」になり得ることを意識してデザインされています。
この3人が集まれば、共感してくれる人だけを意識した、スペシャルな学校をつくることもできたはず。なぜ今、彼らは“新しい普通”の学校をつくるのか、つくる必要があるのか。ここからはおふたりのインタビューを通して、風越学園の真相に迫っていきましょう。
投稿者 hoiku : 2020年06月18日 TweetList
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