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2019年12月12日
お手伝いできる子は出来る子?3 ~任せる方が出来る
お手伝いについて、子供たちはどうすれば出来るようになるか?納得の事例です。
35style さんから
子供にお手伝いでなく仕事として◎◎を任せたら、驚きの相乗効果が!
お手伝いは、親子が触れ合いながら生活スキルが身につき、自信もつく等、たくさんメリットがありますよね。
母学アカデミー学長・河村京子さんの著書には、「お手伝いには、段取り力や自分の能力の使い方についてなど、『考える』機会がたくさんあります」「お手伝いが仕事に昇格すると、『考える力』もアップ」とあります。
特に料理は段取り力に良さそうですが、危ないし余計な時間もかかって大変。皆さんはやらせていますか?
料理も宿題もしない小1男子を、突然お味噌汁係に任命小学生になると毎日宿題をやらせるだけでも一苦労。
問題なくやる子や学童で終わらせて来る子もいますが、息子は遊んでばかり。
夕飯、お風呂、寝る時間、下の子にも影響が出ます。
そこで、慣れれば夕飯が早くできるかもと、「夕飯作りは皆で協力しようか。でも一緒に一つの物を作るんじゃなくてS(息子)がお味噌汁、C(娘)がごはん、ママはおかず担当」と提案すると、意外に乗り気。
「お手伝いじゃなくて『仕事』だよ。S(息子)が作らなかったらその日は全員味噌汁なし」と、責任をもたせました。
宿題だけでも大変なのに、宿題に加えてお味噌汁作り。
さらなる時間と労力を要しそうです。
最初から全部は無理なので、緩和ルールも密かに設けました。
- お味噌汁の担当者は息子なので、ママはお手伝い
- いろいろ予定が入る土日はやらない
- 具材準備はママに頼んでも可(ダシとりと味噌入れは最低限やる)
- 煮干しの袋等は片付けてなくてもOK(片付けるべきだけど多くを求めない)
「段取り力」や「考える力」が身につくのは本当だった
その後特別な日を除き、お味噌汁係はかれこれ1か月半も継続。
仕事なのでやらされている感がなく、主体的にやります。
時間がない時は、「やさいはじかんかかるから、とうふとあぶらあげにする」と、小1でも考えて工夫します。
そして、段取りや時間管理を考えるようになると、想定外の効果も出ました。
散々言ってもやらなかったのに、「ダシとってる間に宿題やる!」と10~15分のダシ時間でやるようになり、さらには、「あと〇分で朝ご飯、〇分までに着替えと歯磨き」と自分で考えるようになった結果、毎朝遅刻ギリギリだった彼が、自ら早く登校するようになったのです!
おまけに3歳の娘も、苦手だったお味噌汁を今では完食します。
彼はインドア派で工作などが好きなので、料理が合っているのかもしれません。
子供にはそれぞれ得手・不得手があるので、家事の中でもお子さんができそうな「仕事」を見つけてやらせると、意外な波及効果が表れるかもしれないですよ。
なるほど、これ、「仕事」ですよね。
投稿者 hoiku : 2019年12月12日 TweetList
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