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2018年08月11日
子どもにイライラしたときの対処法◆ママ編
「怒ってもいいんです!」 この言葉に救われるママはたくさんいるかも・・・ でも、どんなふうに?
https://www.tochinavi.net/feature/home.shtml?id=6733より引用します。
まず最初に皆さんにお伝えしたいことは、 「アンガーマネジメント」とは怒らなくなることではありません。 怒ってもいいんです! 怒る必要のある事には上手に怒り、 怒る必要のない事は怒らなくなることを目指します。 怒りは、人間にとってとても大切な感情です。 自分の心と身体の安心安全を守るために、必要な感情なのです。 だから、怒りを無くすことも不可能だし、 怒りを悪と捉える事も間違いです。 最初にお伝えしたように、「上手に怒る」事が大切なのです。
では、「上手に怒る」とはどういう事なのでしょう? 「上手に怒る」とは 自分を傷つけず、相手を傷つけず、物を壊さずに、 怒りの裏側にある本当に伝えたかった気持ちを相手に伝える事なのです。 怒りは二次感情ともいいます。 怒りという感情が湧き起こる前には、 実は相手に本当に伝えたかった、わかってほしかったという、一次感情があるはずです。 怒りの裏側にある本当に伝えたかった気持ちとは、この一次感情のことです。
悲しい。心配。辛い。やめてほしい… その一次感情を伝える事ができなかったり、わかってもらえなかったりすると、 心のコップがこのネガティヴな一次感情でいっぱいになり、 溢れた時に怒りという二次感情にかわるのです。
ですから、感情的に怒るのではなく、この一次感情を相手に冷静に伝えるのが「上手に怒る」ということです。 例えを二つ挙げてみましょう。
(例1)
「早く宿題やりなさい!!」 (感情的に怒っている)
▼
「ママはあなたが宿題をやらなくて、 後で大変になるのが心配なの」 (一次感情を冷静に伝えている)
(例2)
「早く片付けなさい!!!」 (感情的に怒っている)
▼
「部屋を綺麗に片付けてくれたら、 ママはとても助かるんだよ」 (一次感情を冷静に伝えている)
こんな風に伝え方を変えてみてはいかがでしょうか?
イライラや怒りという感情に飲み込まれ、 感情的になってしまっては、 本来伝えたかった本当の気持ちが相手には伝わらない上、 相手との関係も悪化してしまうだけです。 相手と意見の違いがあった時は、お互いの気持ちを冷静に伝え合い、妥協点を話し合う。 自分を傷つけず、相手を傷つけず、話し合いで解決する。 それが本当のコミュニケーションではないでしょうか?
投稿者 hoiku : 2018年08月11日 TweetList
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