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2018年08月01日

子どもが成長する夏休みの過ごし方◆小学生編

夏休みが始まりました!
せっかくの夏休み。
子供にはいろんな体験をさせてやりたい・・・旅行?運動?勉強?
と思うかたも多いのではないでしょうか。

 

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https://www.tochinavi.net/feature/home.shtml?id=6658
より引用します。

 

小学生の子どもたちにチャレンジしてもらいたいことは、
ズバリ…1つだけ。

「たくさんお友達と遊ぶこと」です!

「え?それだけ?」
と、思う方もいるかもしれません。
「もうやってるよ!」
と、言う方もいるでしょう。

だとしたら、まだ行ったことがないお友達のお家に行ったり、
まだ来たことがないお友達に来てもらったり、
とっても仲良しなら『お泊まり会』もやってみてください。

前回の【幼児編】では、
子どもの感情を刺激して、好奇心を引き出すことが、
大切だとお伝えしました。

子ども一人ひとりが持つ力を、
大きく延ばす時期だからです。
小学生は、次の段階です。
周りの子どもや大人たちと、
たくさん関わりを持つ必要があります。

「お友達と遊ぶこと」は、
コミュニケーション能力や柔軟な社会性が身につく、
1番の方法です。
だから、お友達とたくさん遊んでほしいのです!

毎日、学校と習い事の往復で終わってしまうと、
子どもは、自分の家の中のルールしか、知る事ができません。

それでは、本当に限られた価値観の中でしか、
判断ができない大人になってしまいます。

判断する選択肢も少なくなってしまいますし、
自分と違う価値観の人と意見の相違があった時に、
ストレスを抱えやすい傾向があると思います。

ところが、お友達の家に遊びに行くと、
自分の家のルールとは違う価値観があることを知ります。

自分の家ではNGなルールも
お友達の家ではOKであったり、その逆もあります。
これは、その場、その場でのルールに従うという
練習にもなります。

このようにお友達のお家とは、
とても素晴らしい学びの場なのです!
社会にでると、多種多様な価値観と
触れ合いながら生きていかなければなりません。

その時に、多種多様な価値観に触れてきた人は、
「そんな考え方もあるんだね」と、
すんなり受け止める事ができます。

また、相手が大切にしている価値観を、
想像することもできます。

自分と違う価値観の人と何かトラブルがあった時に、
お互いの妥協点を話し合う事ができます。

私は、ふだん人事の仕事をしている関係で、
たくさんの人とお会いする機会があります。

社会に出て残念ながら上手くいかない人は、
圧倒的にコミュニケーション能力と、
柔軟な社会性が身についていない事が多いです。

いくらビジネスレベルのTOEICを持っていても、
優秀な学校を出ていても、
臨機応変に対応できたり、
お客さまや会社の仲間と
良好なコミュニケーションがとれなければ、
社会で活躍する事ができません。
そして、コミュニケーション能力と社会性は、
残念ながら大人になってから
身につくものではありません。
会社で教育できるものでもありません。

子どもの頃に、たくさんの人と交流し、
自分と違う価値観に触れる事で、自然と身につくものです。
経験によってのみ、培われるものなのです。

ですから、是非、時間に余裕のある夏休みに、
子ども達に、たくさん経験させてあげてほしいと思います。

”人間力”とは、こういった何気ないことの
積み重ねで培われていきます。

今年の夏休みは、
目に見える能力の教育だけに力を注ぐのではなく、
目に見えない生きる力をつけるために、
親子で頑張ってみませんか?

 

 

投稿者 hoiku : 2018年08月01日 List   

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