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2017年10月27日

子供の脳を壊す学校教育

授業を聞いていないと叱られる。宿題をしないと叱られる。
だから我慢しながらいやいやするのが勉強。
そんなことの繰り返しが子供の脳に重大な影響を及ぼしています。

今回は学校教育の下で子供たちの脳がどのようになっているのか?
を探ってみましょう。

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以下(http://homeshoolclub.blogspot.jp/2011/11/blog-post_25.html#more)より引用します。
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脳から見たアンスクール
人間は約600万年前に二本足歩行に転じ、
両手を歩行に使わなくてよくなりました。
その結果、道具を使うことにより急激に脳を拡大してきました。

人間の脳は大脳と小脳と脳幹で構成されています。
大脳は大脳皮質と大脳辺縁系と大脳基底核でできています。
小脳は主に体の動きを制御していて、自転車の乗り方を覚えるのはここです。
脳幹には間脳、中脳、橋、延髄があり生命の維持および脳と体を連絡しています。

今回はこの中で大脳の中でも大脳辺縁系の話。

大脳皮質は生物の中で最後に現れた脳の構造で、
ここが知的行為の制御をしていると思われています。

大脳辺縁系はこの大脳皮質のすぐ下にあり、
海馬、扁桃体、側座核、帯状回などがあります。
海馬は記憶を制御する部分で、
大脳皮質や脳幹からの情報を記憶する内容を分別します。

がり勉や丸暗記のときここが大活躍するということです。

ただし、記憶そのものは大脳皮質と小脳にしまいこまれていて、
海馬にしまっているわけではありません。

そして、その海馬と協力して記憶を整理しているのが扁桃体と側座核です。

扁桃体は感情の組織といわれていて、
主に恐怖、悲しみ、怒りを覚えると活動します。

同じ感情でも快感は側座核で働きます。
好奇心で行う探索が問題を解決したときの興奮もまた側座核です。
また麻薬に反応するのもここだといわれています。

扁桃体と側座核は海馬に対し記憶すべきものと
忘却すべきものを指示していると思われています。
—詳しいことはよくわかっていませんが

人間以外のほとんどの動物の大脳にはこの大脳辺縁系が多くを占めて、
快不快だけで行動しているものと考えられています。

それに対し、人類は大脳皮質を巨大化して
「合理的判断」を極度に拡張させてきました。
それゆえ、人間は現状では不利益であっても、
将来の利益のために我慢することができるようになったのです。
それで富を蓄積できるようになり、戦いの種にもなります。

その状態はますます進行し、
文明国では何のために我慢しているかよくわからないままに、
我慢して将来の希望に託し、今を犠牲にするようになりました。
それが「ストレス社会」といわれる由縁なのでしょう。

簡単な例を挙げれば夫婦という状態があります。
仲がよければそれは結構なことですが、
いがみ合っていてもなかなか別れない夫婦もいます。

動物なら気に入らなければとっとと別れれて別の配偶者を探すでしょう。
人間であるがゆえに離婚に踏み切ったときの
不利益を考えてしまうのだと思います。

文明社会だからこそ不快な日常を我慢してストレスの種をつくっているのです。
仲の悪い夫婦はお互い理由があって一緒にいるからいいのですが、
小さい子どもの場合はどうでしょうか。

子どもの場合、今を我慢する理由はないと思います。
理由があるとすれば親に見捨てられる恐怖しかないでしょう。

それを知っていて普通の親は自らの思うままにしつけようとします。
それが子どもにとって理解不能であれば
扁桃体は恐怖の信号を海馬に送り込みます。

不快信号を送り込まれた海馬は記憶を
「いかにその恐怖から逃れるか」に振り向けます。
不自然な対応に迫られた行動が、さらに叱られることもあります。
これが悪循環を呼び、対応に苦慮した結果引きこもってしまうのだと思います。

学校の場合もまったく同じことがおきます。

すべての子どもが思い通りに行動すれば教室を制御できません。
子どもに自分の好奇心で行動することを許すと
学級崩壊とされ教師の評価に響きます。
教師はなんとしても子どもの自由な意思表示や行動を防がないとなりません。

教室では自由な発想や好奇心は和を乱すとして貶められます。

子どもは徐々に生来持つ好奇心や自由な発想を押さえ込み、
教師やクラスメートの意向に気を配ることになります。

子どもたちは扁桃体の出す苦しみや恐怖で勉強せざるを得なくなるわけです。
海馬は学問を勉強をするより、教室の人間関係を維持する方向に
記憶を振り向けることになるのです。

当然成績ははかばかしくなくなり、親の叱責を受けることになります。
そして勉強の無意味さに扁桃体が海馬に致命的な影響をあたえてしまうのです。

我慢→不快→好奇心の減退→記憶力の減退→叱責→我慢

これが延々と繰り返されます。恐怖のスパイラルです。

このような否定的な学習と、好奇心に基づく快感の学習では
結果は天と地ほど開くことになります。

すべての子どもがそうなるわけではありません。
子どもにはいろいろと個性があり、恐怖のスパイラルに落ちる子もいれば
気にしないですいすい渡っていく子もいます。
そうであったとしても、全体的に学力は低下します。

学校へ行く意味を問われて「我慢を覚える」と答える教師がいます。

これはひどく子どもを侮辱した言葉だと思います。
子どもは学校で教わらなくても遊びを通じて我慢を身に着けます。

友達と遊ぶとき、自分本位で何でも主張すると仲間に入れてくれません。
相手の言葉と自分の欲求との折り合いをつけることを
大人が誰も教えなくても快感とともに覚えていきます。
我慢を覚えていないのは遊ばなかった子どもたちだと思うのです。

ホームスクールで大人になると社会的対応ができなくなると言う人がいますが、
ことにアンスクーラーにはそれは当てはまりません。

海馬が恐怖で固まっている状態で育った人が、困ったとき、判断を要するとき、
自分が判断するより、人に決めてもらったほうがいいと考えます。
誰にも頼めないと思い込んだとき、彼らは自死を選ぶ傾向があるのです。

それに対しアンスクーラーは海馬が傷ついていません。

自分がやるべきことを自らの意思で行動する習慣が身についているから、
いかなる状態に陥ってもそれを解決する方法を自ら考え出せるのです。
だから犯罪や自死や薬や売春に走ることはありません。必要としていないのです。

快感とともに大人になった子どもは世界を快感に満ちたものと感じているのです。
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日本の若者に自殺が多いのも、引きこもりになるのも、
我慢→不快→好奇心の減退→記憶力の減退→叱責→我慢の繰り返しで
恐怖が核となった思考停止に追い込まれた結果なのではないでしょうか。

本来の好奇心、追求心が封鎖されるばかりか、「いかに恐怖から逃れられるか」
しか考えられなくなり、親や教師の顔色をうかがい、自らで判断できず、
生きる喜びを感じることができない。

学校教育は子供の脳を破壊しているといってもいいのではないでしょうか。

投稿者 hoiku : 2017年10月27日 List   

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