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2017年01月12日
ミニ保育所の可能性3 ~施設基準と行政の対応
それでは、ミニ保育所の施設基準を調べていきましょう。
国は指針を出していますが、施設基準は各自治体が条例にて設定し、認可を行っているようです。
保育園経営を助けるFC・コンサルまとめ から国の示す基準です。
小規模認可保育園は施設の形態によってA型・B型・C型に分かれているのが特徴。A型は認可保育所の分園型、C型は家庭的保育者(保育ママ)のグループ型、B型はAとCの中間型となります。
類型 | A型 (認可保育園分園型) | B型 (中間型) | C型 (保育ママ型) |
---|---|---|---|
定員 | 6~19名 | 6~19名 | 6~10名 |
職員 の 資格 | 保育士 (保健師または看護師の特例あり) | 半数が保育士であればOK (保健師または看護師の特例あり・研修あり) | 家庭的保育者 (市町村の研修を受けた保育士、保育士と同等の知識・経験を有すると認められた者) |
職員 の 配置 | 0歳児3人につき1人 1~2歳児6人につき1人 さらに+1人の保育従事者 | 0歳児3人につき1人 1~2歳児6人につき1人 さらに+1人の保育従事者 | 0~2歳児3人につき1人 補助者を置く場合は、0~2歳児5人につき1人の保育従事者(+補助者) |
施設 の 設備 | 0歳・1歳児 1人あたり3.3m2 2歳児1人あたり1.98m2 | 0歳・1歳児 1人あたり3.3m2 2歳児1人あたり1.98m2 | 0歳~2歳児いずれも1人あたり3.3m2 |
A型は既存保育園事業者が展開しやすくするためのものでしょうね。新規参入するなら、B型かC型なのでしょう。C型保育ママ型というのは、地域コミュニティーや、事業所内保育に適しているようにも思えます。
大阪市のHPで探すとこのようなものが出てきます。
平成28年度大阪市子育て支援員(地域型【小規模・家庭的・小規模型事業所内】保育事業)基本研修・専門研修、認定研修受講者募集について
平成28年度 8月公募【募集区分:C-2】自主財源整備小規模・家庭的保育事業所募集の実施について
募集数の上限は無いようです。
各自治体は待機児童対策で小規模保育所の制度を切り札として活用していっているのでは無いでしょうか。場と人があれば事業として可能性がありますね。
投稿者 hoiku : 2017年01月12日 TweetList
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