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2015年06月16日

子どものお仕事も、お役立ち名人になること♪

 

ここ何ヶ月か、仕事で帰りが遅くなる日が続いていました(>_<;)
自分の段取りの悪さ、読みの甘さ、無能さと、いつも別れ際に目に涙を浮かべながら「お仕事がんばってね」と送り出してくれる子どもたちの顔がぐるぐるして、申し訳なくてさみしくて情けなくて、落ち込む日も多くありました。

しかし、違う部署の先輩のあたたかいお言葉と、8歳の長女のおかげで、落ち込んで閉じこもってたらますます役に立たないこと、みんなの役に立ちたいからここにいることを改めて再認識できました。
きっかけは、私の倍ほど年上で、いつも誰にでもあたたかくて尊敬している女性が、一緒にいた長女に何気なく伝えてくださった言葉でした。

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「お母さんが毎日毎日がんばってくれているおかげで、私たちみんな本当に助かっているのよ。お母さんがいなかったらもう大変なんだから。いつも感謝してるのよ。」

それを聞いた長女は照れてもじもじしていましたが、帰り道に、
「ママ、会社の同じ階の人たちだけじゃなく、違うところの人たちの役にも立ってるんやなぁ。知らんかった~!!」
と私以上にうれしそうに、誇らしそうに喜んでくれ、
「ママ毎日いつもお仕事がんばってくれてるから、私たちも子どものお仕事いっぱいがんばろうね♪」
と3歳の妹にも伝えてくれました。

そして
「子どものお仕事ってなに?」
と聞く妹に、
「い~っぱい遊んで、いっぱいごはん食べて、いろんな友達つくって、学校で勉強したり、レインボー(←長女が愛用している辞典の名前)でわからんこと調べたり、お母さんのお手伝いしたり、ちっさい子のお世話したりしながら、お役立ち名人になることやで~!○○(←妹)はかわいすぎるから、生まれてきてくれただけでもうじゅうぶん役に立ってるけど~♪」
と抱きしめて、伝えていました。

それを見て、働く理由とか、人の役に立つ人間にとか、大人が言葉で教えなくても、子どもの方がよっぽど、働くこと・生きることの本質をまっすぐ捉えていることに気づかされました。

大先輩のあたたかい言葉に、長女の“お仕事して役に立ちたい”というまっすぐな姿勢に、私も、みんなの役に立ちたいから仕事してるんだということ、その“みんな”は自分の子どもや友達、会社の人といった狭い対象だけでなく、応えていくことでいくらでも広げていけるんだということを思い出させてもらいました。

投稿者 hoiku : 2015年06月16日 List   

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