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2015年03月26日
【コラム☆感謝の杜】~カロリー4割減なら老化を防ぎ、6割減なら悟りを開ける
福山雅治、ガクト、ビートたけし、タモリは1日1食らしいです。
おなか一杯に食べてしまうと、体が重たくなり、集中できなくなってしまいます。成長期なら、それもありえるのでしょうが、体が出来てしまうと、むしろ栄養摂取は体調管理の邪魔になるような感覚があります。
そもそも日本の伝統的な食生活は、戦前まで至って質素で健康的なものでしたが、戦後しばらく、飢えに苦しむ日本がアメリカからの食料援助を受けたことで、日本の食生活が激変してしまいました。子供たちの舌はアメリカの食生活に洗脳され、日本はアメリカから永続的に小麦や牛肉を買い入れてくれる、総勢1億3000万人のリピーターになりました。
ご存知の通り、アメリカの食べ物は高カロリーのものが多いですが、ウィスコンシン大学で20年間にわたり、餌のカロリーを70%に制限したサルのグループとカロリー100%のグループを比較したリサーチによれば、70%に制限したグループのサルは毛のツヤがよく、肌も若々しくて、活発に動き回り、1.6倍も長い生きしたのに対し、カロリー100%のグループのサルは一様に老け、毛もパサパサだったそうです。
さらに1935年にコーネル大学のマッケイ教授が発表した調査によれば、カロリー60%に制限したマウスのグループは、カロリー100%のマウスに比べて2倍長生きすることが分かりました。
インド国立栄養研究所のマッカリソン博士が行った実験でも、白パン、マーガリン、白砂糖入り紅茶、そして缶詰の肉などイギリスの通常の食事を与えたマウスは脳に精神異常が見られ、最終的にはお腹は満たされているのにもかかわらず「共食い」を始めてしまいました。
ビートたけし、福山雅治、ガクト、そして30年以上、「いいとも!」を休まず続けたタモリさんは、「1日1食しか食べない」と公言しており、シャカ、マホメット、そしてイエス・キリストは断食修行を繰り返したことで悟りを開いています。そもそも毎日3食を食べているのは人間サマぐらいで、過酷な自然界では1日どころか、1~2週間エサにありつけないことも普通にあるそうです。
このような自然界に身を置くと、餓死に対して抵抗力がつき、空腹になればなるほど、直感や行動力が研ぎ澄まされ、視覚、嗅覚、聴覚、そして瞬発力など、動物が本来持つ力を飛躍的に高めることができます。
1998年に、米国バージニア州で開催された「抵齢学会」の報告によれば、通常よりも25%~40%を制限することで、老化、肥満、ガン、糖尿病、冠状動脈疾患の予防に大きな効果があることが証明されており、少食がガン予防と治療に、極めて有効であることが立証されています。
「政府や医学界が”3食キチンと食べろ”とうるさく言うのは、”キチン” と食べて、しっかりと病気になって、しっかりと稼がせてくださいというホンネが裏にあるのです。ドイツには古くから次の諺があります。1日3食のうち2食は自分のため、1食は医者のため。」
「腹8分(カロリー2割減)で医者いらず、腹6分(カロリー4割減)で老いを忘れる、腹4分(カロリー6割減)で仏に近づく。」さらに、食事を減らすと睡眠の質が上がるため、睡眠時間も短くて済みます。実際、昔の日本人は、1日2食で睡眠は短く早起きで、天皇家もずっとその規則を守っているそうです。
歳をとったせいもありますが、一々納得します。体が、そうだと言っている。
問題は、食べることが好きなんですよね~
投稿者 hoiku : 2015年03月26日 TweetList
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