近代思想に支えられてきた家庭(5)~否定し要求するだけの「閉塞の哲学」から、実現対象を獲得した「開放の哲学」へ |
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2011年01月25日
お母さん達で拡げるワーキングマザーサロン
こちらからお借りしました
みなさんこんにちは 😛
今回、『家庭を聖域にしてはいけない』では、”ワーキングマザーサロン”という非常に面白い取り組みをご紹介します。
読んで字の如く、働くお母さんのためのサロンなのですが、働く働かないに限らずお母さん達は日々様々な形でつながりを求めています。
でもそうした場もただ集まるだけでは「こんなことが大変よね~」「どうしたらいいんだろ」「でもまぁ仕方ないか」だけで終わってしまいがちでずよね。
しかし今回紹介するワーキングマザーサロンは、そうした顕在化している不全だけではなくもっと深い想いに気づき、共有できる場なんです!だから、このサロンに参加したお母さん達は皆さんスッキリして帰られるようです♪
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◆ワーキングマザーサロンってなに?
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『NECワーキングマザーサロン』は、産後女性の心身ケアのプロフェッショナルであるNPO法人マドレボニータと、NEC社会貢献室との協働によって実現した、子育てしながら働く・働きたい女性のクオリティ・オブ・ ライフ向上を目的としたプログラムです。
出産して、これから職場復帰する方、いつか仕事を再開したいと思っている方、現役のワーキングマザーなど、いろんな立場の人たちとともに、「母となって、はたらくこと」 について考え・語りあうワークショップを、各地で開催しています。
子育てしながら働くことへの“漠然とした不安”は、多くの人が抱えています。
でも、そのことにじっくり向きあったり、考え、話す機会はあまりないのでは??
このサロンは、「子育て」「はたらくこと」という共通の関心をもった人どうしが出会える場です。
自分はどうありたいのか。どう働きたいのか。どう生きたいのか。
働くことの意味を見失いがちな今だからこそ、みんなで考え、語りたい。はたらくこと、そして生きることを。
※このプロジェクトはNEC社員限定ではなく、すべての女性が対象です。
リンクより
◆どんなことをしているの?
2009年から始まったこの取り組みは、6~11月の半年間全国で展開されます。それぞれのサロンはファシリテーターと呼ばれるリーダーと、それを支えるサポーターによって運営されており、どちらも公募で集められています。
具体的にどんなことをしているのかというと、
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まずは、ファシリテーターの吉竹さんが、サロンの概要や、ファシリテーターであるご自身の想いを。また、美しい姿勢の大切さも実演つきで説明。みなさんハッとして背筋がスッと伸びます。
続いての10秒自己紹介では、まだ緊張気味の参加者のみなさんから、現況やサロン参加の動機などを話していただきました。今回は、なんとニンプさんも2名いらっしゃいました。子どもをもってはたらくことについて、産前から関心をもってこうして具体的にアクションされているなんて、何だかうれしいですね。
1つ目のワーク、Good&Newでウォーミングアップ。手と口を少し動かします。
2つ目のワーク、シェアリングではお互いの選んだテーマについて、熱心に話し合います。
客観的に自分を見つめるきっかけになる2つのワークのあと、残りの1時間ほどでは参加者全員でいろいろな気持ちを語っていきました。
はじめはシーンと静かな雰囲気でしたが、だんだんにいろいろな声が聞かれるように。求職中、育休中、現役WM(=ワーキングマザー)など、現在の状況もバラバラで、職種もいろいろだったのですが、
「なぜ働くのか」「どんな働き方・仕事がしたいのか」
に収束していったように思われました。
リンクより
◆参加したお母さん達の感想は?
・自分のこころと向き合える時間があってよかったです。
・同じ境遇の方と話ができて「みんな同じなんだ」と思えた。逆に「そういう考え方もあるのか!」と新しい発見があったことがよかった。
・焦らなくていいということと、気持ちを持ちつづけることを再確認できました!
・もっともっとこのメンバーで話がしたい!今日は自分をだして、本音で話せた。
・皆さんの話を聞けて、色んな悩みや不安があって当然で、その中で「私の”働く”」を考えていくことは、きっと今後にとって意味のあることなんだろうと思えました。
・いろいろな立場の人が他人の言葉を否定することなく、自分の話ができるというのはよいなあと思った。
・はじめての復帰に向けての不安、迷いを話してくださった方に、一度復職した方たちが、それぞれの体験や思いを話していくうちに、不安だと思う根っこの原因がわかった。
リンクより
◆“ワーキングマザーサロン”のココがスゴイ
・サロンによってお母さん同士、地域のつながりが出来るのがスゴイ
・「働きたいけど不安だ」という明確な軸がある。だからこそ、話の内容もその軸につながっていくし深い気付き・答えも得られる。これはスゴイ
・仕事も含めて、何を軸に置くのかを“みんな”とすり合わせることが出来るのがスゴイ
・そうした“場”があるということがスゴイ
→それぞれの家庭を超えてお母さん達がつながれる、新たな安心基盤に
◆まとめ
このように、ワーキングマザーサロンは「働きたいけど不安だ」という軸でお母さん達がつながり、新たな安心基盤として成功しています。
しかしこの場を基盤としていけば「働きたいけど不安だ」という軸に留まらず、さらに別の軸(例えば教育どうする?社会どうする?etc)でも新たな可能性をみんなで深め・広げ・共有していけそうです。
このワーキングマザーサロンには、これまでには無い新たな“場”として、大きな可能性を感じました
今後もこうした新たな可能性を追求していきたいですね
投稿者 tibatosi : 2011年01月25日 TweetList
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コメント
投稿者 willow
参加者からファシリテーターがでて、何年か継続して場が続いているのはすごいですね。ママ友の集まりはたくさんあるけど、漫然と集まって、逆に変なしがらみが出来て重くなったり、深い話はし難かったりする事もあるようです。現実に必要な課題があるから繋がれるんだと思いました。