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2009年09月07日
役に立つ勉強法って?20 苫米地英人氏のご紹介
役に立つ勉強法って?13で告知したとおり
今回から苫米地英人氏をご紹介します。
経歴部分(天才脳機能学者・苫米地英人の「脱・洗脳せよ!」論
では、
「苫米地英人(とまべち・ひでと)
脳機能学者
1959年、東京都生まれ。マサチューセッツ大学コミュニケーション学科ディベート専攻を経て、上智大学外国語学部英語学科(言語学専攻)を卒業。三菱地所に2年間勤務し休職。エール大学大学院計算機科学科・人工知能研究所と認知科学研究所で助手を務める。87年にカーネギーメロン大学に移籍(専攻は計算言語学)。同大学機械翻訳センター研究員、ATR自動翻訳電話研究所滞在研究員。その後、博士論文(哲学)提出。93年、徳島大学知能情報工学科助教授。95年、ジャストシステム基礎研究所所長。98年に退社。現在、コグニティブリサーチ・ラボ基礎研究所所長。」
と有るだけですが、インタビューの中で幾つか補足されていますので抜粋します。
天才脳機能学者・苫米地英人の「脱・洗脳せよ!」論
に氏自ら詳しく述べられています。
「親父が銀行のニューヨーク支店長になった関係で、中学から高校にかけて2年半アメリカで過ごしましてね。わずか2年半でしたが、英語をかなりマスターしました。(略)大学に入ってからは、同時通訳で有名な会社で仕事をしていました。(略)医学会などは専門用語が連発されますが、東京から京都に移動する間、資料を読んでいると3000語くらいは新たに覚えちゃうんです。それでもわからない言葉は、同時通訳をしながら下を向いて辞書を引いていました。同業者には驚かれましたが、アルバイトでしたからね。
高校時代、言語学者で有名なチョムスキーの理論に興味をもって、理系だったんですが、言語学を学びたいと思いました。それで大学で言語学を専攻したんです。(略)大学を卒業して三菱地所に入りました。(略)会計と財務で2年間、働きました。」
この三菱地所時代にロックフェラーセンターの買収に従事したそうです。
「(略)やっぱり科学者になりたくなって、フルブライト奨学生に申し込んだんです。それで試験を受けたら、トップで合格した。2位は東大のお医者さんでした。(略)ロジャーは、コンピューテーショナル・リングイスティックスにおいて、世界で最も有名な先生でしたから、いろんなチャンスに出合えましたね。僕はCNNにも出てるんです。世界で最初の音声通訳システムを作ったから。日本が国で取り組んでいた基礎研究所にも研究員として滞在していた時期もある。何億円ものマシンを買ってもらったりして(笑)。
カーネギーメロン大学に移ってから日本にも人工知能ブームがやってきて、僕の書いたソフトをたくさんの日本企業がお金を払って買ってくれました。国の研究所からも依頼が来たんだけど、国の機関は個人から買えないから、と最初に会社を作ったのがこのころ。マッキンゼーにもビジネスメソッドを売り込みに行ったことがある。逆にリクルートされて大変でしたが。また当時は、よく学会で発表していました。アメリカ人工知能学会では、いつも一番前で僕の話を聞いてくれている日本人の集団がいました。それが徳島大学の教授と、ジャストシステムの研究者たちでした。」
「(略)ジャストシステムで所長をしていたころのある日、テレビでなつかしい顔を見かけることになりました。上祐史浩という人物です。(略)大学時代、日本の大学のディベートリーグのすべての顧問をし、全大会の審判委員長をしていたんです。だから全員が、教え子みたいなもの。そんな上祐が深みにはまったのがオウムだった。僕は興味をもって、オウムの洗脳について個人的に調べていたんです。そんなとき、電話がかかってきたんですよ、公安から。信者の脱「洗脳」をやってくれないか、と。
脳機能という要件の中では、洗脳現象というのは明らかに説明がつくんです。だから脱「洗脳」も説明がつく。次から次に、あてがわれた信者を脱「洗脳」していきました。(略)そもそも洗脳というのは、第三者の利益のために行われている行為なんですね。一方で、自分のために行われている行為は、教育と呼ばれている。実はやっていることは同じなんです。
では、教育は正しいのか。実際、人間の自我は親による洗脳と、小学校の先生による洗脳が大きな影響を及ぼしている。実はとんでもない洗脳を受けている場合もあるわけです。これをはがして、自分で判断できるようにしていくことも重要になる。実際、こういう刺激をすればこうなる、という理論ができていますからね。著書の『大好き!今日からのわたし。』や『奇跡の着うた』で、モテるようになる、胸が大きくなる、と言っているのも、私としてはちゃんとした理論があり、(略)今後は、世の中から「戦争」や「差別」の概念を消したい。消さないと、なくならないから。」
だそうです。
なるほど、「洗脳」なんですね。続いて彼の著作を紹介します。
著書等 (wikipediaより)
・『洗脳原論』(春秋社 2000年)
・『CIA洗脳実験室 父は人体実験の犠牲になった』(ハービー・ワインスタイン 著、苫米地英人 訳)(デジタルハリウッド出版局 2000年)
・『洗脳護身術―日常からの覚醒、二十一世紀のサトリ修行と自己解放』(三才ブックス 2003年)
・『大好き!今日からのわたし 愛される心とからだをつくる秘密の呪文集』(苫米地英人/監修)(宝島社 2005年)
・『脳と心の洗い方「なりたい自分」になれるプライミングの技術』(フォレスト出版 2006年)
・『心の操縦術 真実のリーダーとマインドオペレーション』(PHP研究所 2007年)
・『夢をかなえる洗脳力』(アスコム 2007年)
・『頭の回転が50倍速くなる脳の作り方~「クリティカルエイジ」を克服する加速勉強法』(フォレスト出版 2007年)
・『ドクター苫米地の新・福音書』(講談社 2007年)
・『スピリチュアリズム』(にんげん出版 2007年)
・『洗脳支配―日本人に富を貢がせるマインドコントロールのすべて』(ビジネス社 2008年)
・『英語は逆から学べ!~最新の脳科学でわかった!世界一簡単な外国語勉強法』(フォレスト出版 2008年)
・『洗脳 ~スピリチュアルの妄言と精神防衛テクニック』(三才ブックス 2008年)
・『年収が10倍アップする 超金持ち脳の作り方』(宝島社 2008年)
・『本当はすごい私 一瞬で最強の脳をつくる10枚のカード』(講談社 2008年)
・『知的生産力が無限大にアップする 超人脳の作り方 』(アスコム 2008年)
・『英語は逆から学べ!実践トレーニング編 ~聴くだけで英語脳ができるバイノーラルCD付き!~』(フォレスト出版 2008年)
・『自伝ドクター苫米地「脳の履歴書」―この「成功哲学」に学べ』(主婦と生活社 2008年)
・『努力はいらない! 「夢」実現脳の作り方』(マキノ出版 2008年)ISBN 978-4837671022
・『残り97%の脳の使い方【セミナーCD付】 ~人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法~』(フォレスト出版 2008年)
・『IQ200になる習慣』(東洋館出版社 2008年)
・『営業は「洗脳」―一瞬でお客様を支配する禁断の営業術』(サイゾー 2009年)
・『「1日10分」で脳が生まれ変わる―「なりたい自分」になるいちばん簡単な方法』(イースト・プレス 2009年)
・『世界一簡単に目標がかなう 成功脳の作り方』(日本文芸社 2008/11/27)
・『脳にいい勉強法』(アスコム 2009/5/20)
洗脳に始まって、脳を活性化させるための方法を著しているようです。次回から幾つか実際に読んでみた内容をご紹介します。
投稿者 saito : 2009年09月07日 TweetList
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コメント
投稿者 miyuko
>>そもそも洗脳というのは、第三者の利益のために行われている行為なんですね。一方で、自分のために行われている行為は、教育と呼ばれている。実はやっていることは同じなんです。
なるほど♪教育と洗脳は紙一重というけど、違いは誰のためにということにあるのかも!!^^☆
でもおそらく、これからの時代は「自分のため」だけでも教育にはなり得ず、「みんなのため」に役立つ知識を教えることこそが真の教育となっていくのでしょうね~♪^^