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2009年04月18日
家庭でのお手伝いが、子どもと親を変える?!
「不登校 になるのはなんで?」を追求しているときに、
「規範の喪失 」「規範圧力の低下 」などが原因として話に出てきました。
社会に出たときに、外圧に適応出来る素地を作る
そのために「日々の習慣」はとても大切なようです 😯
また「実は家庭でお手伝いを徹底させることが、結果的に親を成長させることに繋がるのです。」と著書の中で述べられています
原田隆史さんの著書、『大人が変わる生活指導 仕事も人生もうまくいく』からご紹介いたします。
学校での指導は十時間程度。大ざっぱに考えると、残りの十四時間は家庭生活です。生徒の家庭生活にまで目を向けなければダメだ。私が見ていない家庭生活でも、手抜きをせず、自分を律する力を育むことの大切さを痛感しました。
家庭で毎日、規則正しい生活を送る。心をつくるために家庭でお手伝いを決めてそれを継続する-。一度決めた仕事をやり抜く強さを体験できれば、自力で自分を高めることができる。奉仕活動や清掃活動で感謝の心を育み、態度教育を徹底させれば、慢心を防ぎ、どこにいっても通用する自立型人間になれる。
家庭での奉仕活動であるお手伝いを実践できない子どもたちもいます。その場合は、子どもたちが決めた仕事を毎日きちんと続けいているかどうかを親にチェックしてもらいました。
親がチェックできない場合は、私が電話などで確認しました。
最近教育の問題として、不登校や家庭内暴力がよく話題になります。
企業研修で出会った方からそうした悩みを打ち明けられる事も珍しくありません。そうした場合、私は子どもを変えるようりもまず、大人である親が生活を改善することと、こどもとのかかわり方を変えることを提案します。暴力の起きる家庭には必ず3つの条件が揃っています。その一つはすさみです。先ほどから述べているように、こころのすさみが暴力を生むのです。
教員時代の経験で言えば、家庭訪問をしたときにまずそこに気付きます。玄関の靴が揃っていない。階段には古新聞が山積み。流し台には洗い残しの食器が残ったまま。トイレ掃除もしていません。
さらにそうした家庭ほど、家族同士で挨拶を交わさない。親も子も元気のよい「ハイ」という返事をしない。そういった傾向がありました。もう一つには親のしつけ、厳しい指導がないのです。幼いときからわが子を優しさのみで甘やかしてしまい、母性の塊のような育て方をしているのです。
優しいのは結構ですが、しつけができていません。
親の性別、年齢、地位、世帯収入の差などに関係なく、子どもと厳しく接する機会が減ってきているのです。このような親ほど、はじめは、私が行なう生活指導や厳しい指導を拒まれる場合が多いのですが、事態が悪化し、子どもが暴力を振るうなど、問題行動がひどくなると最後は相談に来られます。
このような場合、どのような指導をするのでしょうか??
次回の更新をお楽しみに~ :love:
投稿者 nakamenta : 2009年04月18日 TweetList
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