| メイン |

2008年06月09日

明治に定められた家族制度とは…

こんにちは~カネキチです。

%E6%9D%91%E9%9B%86%E5%9B%A3.jpg

今回は、江戸時代から明治時代に変わったときに定められた家族制度について追求してみたいと思います。 :D

江戸時代の武士とか町民たちにとっては、明治時代に変わってこの制度が定められても、江戸時代に既に近い体制があったから受け入れやすかったのかもしれませんが、農民たちにとっては、農村での規範とは異なる制度が生まれたことによって、馴染めなかった制度であったともいえます。

しかも、江戸時代の農民たちの割合は、全体の80%を占めるそうです :shock:

この農民たちは、この制度をちゃんと受け入れることができたのでしょうか?

今回はまず、そもそも家族制度ってなに?ってところから追求してみたいと思います。

いつものぽちよろしくです!!

 にほんブログ村 子育てブログへ

まず、明治に定められた家族制度について見てみたいと思います。

◆旧(明治)民法

第四章  婚姻

第一節 婚姻ヲ為スニ必要ナル条件
第30条   男ハ満十七年女ハ満十五年ニ至ラサレハ婚姻ヲ為スコトヲ得ス
第34条   直系ニ於テハ尊属親ト卑属親トノ間婚姻ヲ禁ス
第38条   ①子ハ父母ノ許諾ヲ受クルニ非サレハ婚姻ヲ為スコトヲ得ス

第二節 婚姻ノ儀式
第43条   ①婚姻ノ儀式ハ当事者ノ一方ノ住所又ハ居所ノ地ニ於テ之ヲ行フ可シ
第68条   婦ハ夫ノ許可ヲ得ルニ非サレハ贈与ヲ為シ之ヲ受諾シ不動産ヲ譲渡シ之ヲ担保ニ供シ
       借財ヲ為シ債権ヲ譲渡シ之ヲ質入シ元本ヲ領収シ保証ヲ約シ及ヒ身体ニ羈絆ヲ受クル
       約束ヲ為スコトヲ得ス又和解ヲ為シ仲裁ヲ受ケ及ヒ訴訟ヲ起スコトヲ得ス
第72条   ①夫ノ許可ヲ得スシテ婦ノ為シタル行為ハ之ヲ鎖除スルコトヲ得

第四編 親族第二節婚姻ノ効力
第788条  妻ハ婚姻ニ因リテ夫ノ家ニ入ル

引用終了

正直言って堅苦しくて難しいことが書いてあるような気がしますが、 :roll: 一言で言うと、「結婚したらその戸籍を登録してくださいね。そしたらあなたたちにも個人の権利が与えられますよ。」ってことなんですね。 :-)

この明治に定められた民法の背景には、明治政府によって士農工商の認識を持つ人々を意識転換させる動きがあったようです。 :o

るいネット 人々の認識(意識転換)が、国家体制の転換に繋がった「明治維新」 より

日本の歴史(国家と社会体制野歴史)の中で、人々の認識が変り、それに応じて社会制度や(国家)体制が切り替わった局面を考えてみた。

明治維新は、一般的には下級武士階層を中軸とする政治革命(政体の転換)とみられている。

しかし、人々の意識転換、認識転換に注目すると、「ご維新」とは、四民平等(士農工商という身分制度の廃止)である。

今までは、「○○藩の農民」だったものが、ご維新により、日本「国民」となったのである。

身分序列の桎梏から解放され、平等な身分の「日本国民」となった。

この意識転換は、士農工商の各階層全てに受け入れられた(一部の士族を除き)。

明治政府は、この人々の認識転換、意識転換を基盤として、近代国民国家の体制をつくりあげて行った。

近代国民国家の3つの重要機能は、『徴税権』『徴兵制度(国民皆兵)』『警察権(法に基づく秩序と懲罰)』であるが、徴税権と徴兵制度は、日本国民という意識転換なくしては、基盤が確立しない。

「汝たちは、日本国民となったのである。国家を運営するにはお金がかかる。国家の構成員である国民が、そのお金の負担をするのは当然の義務である。よって、国家は汝たちから税を徴収する。」

「日本国は、諸外国と緊張関係にある。時には、戦争となる。日本国を守るのは、国民の力である。よって、国家は、日本国民から心身健全なものを徴兵して、軍隊をつくりあげる。」

江戸時代の「士農工商」という身分制度とそのもとでの武士、農民、商人、職人という意識(認識)に止まっていたならば、近代国家の徴税権も確立せず、国民皆兵(徴兵制度)の体制もつくれなかった。

明治国家・社会体制への転換には、四民平等の「日本国民」という意識転換が不可欠であった。

引用終了

なるほど、明治政府は諸外国から日本を守るというためにという理由から、すべての人に日本国民という意識と個人の権利を持たせることを目的に民法が作られたようにも伺われますが、違う見方をすれば、兵隊にすることや税金を納めさせることを目的にしているようにも思えます。

ここから生まれる疑問としては、江戸時代に多く存在した村という集団として成立していた農民たちにとって、その村なりに馴染んでいた規範あったはずです。この民法は、集団に存在した規範と全く異なる個人が大切・人権が必要といったことをいっています。

農民たちは、民法が定められ個人が大切って言われたとき、ちゃんと受け入れることができたのでしょうか? :roll:

個人の権利を与えられたことで、農民たちにはどんなメリットがあったのでしょう?

今後、さらに追求していきたいと思います :D

投稿者 kaneking : 2008年06月09日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2008/06/549.html/trackback

コメントしてください

*