食の変化に見る家庭の実態 |
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2007年02月13日
聖域を守りたいのはマスコミ?!
当ブログにおいても、「いじめ」「虐待」「自閉症」「キレる」「自殺」などの様々な問題について議論が重ねられていますが、これらの問題の核心を突く意見を紹介します。
類塾ネット
「親や大人のここが疑問!! 」
今の親子関係は極端すぎるんですよ・・・・
親が子供を殴るのはやりすぎて大変なことに繋がるし、
親が子供を大事にするのもやりすぎて他人の人の迷惑になるし、
親と子供のケンカも同じようにやりすぎて大変にな事になるし・・・
もっとどうすればいいか微調整が出来るようになれば良いと思います。
なるほど:shock: と思った方、是非ランキング応援してください。
そうです。 🙄
家庭が密室と化していく事により、親子関係ですら調整が効かなくなっている、という事実に、中学生でも気付いています。
密室の中では周りが見えず、目先にばかり意識が向ってしまう。
親子共々に極端な同一化が進むと、家庭内規範、あるいは自己規範のみが全てとなり、結果として生まれるのは「自己中虫」です。
周りの事が考えられない大人と、周りの気持ちが解らない子供。。。
そして、密室家庭の規範を形成するもう一つの情報源が、テレビ。
過激な事件だけがクローズアップされ、あいも変わらず「自分」や「自由」こそが素晴らしい、と個人主義・人権思想がばら撒かれ、密室の中で社会(周りのみんな)への警戒心ばかりが捏造されて行く。方や、「あるある」のような捏造情報番組による幻想消費拡大キャンペーンが大々的に行われ、「健康不安」と「消費欲求」への刺激が与えられていく。
自分にしか興味を抱けない大人が、テレビで「納豆が良い」と一言言うだけで売り切れが続出する世の中には、呆れてしまう方も多いのではないでしょうか。
現在の核家族家庭が子供の躾が出来ずに崩壊している様は、食の変化からもいじめや虐待の現状からも見て取れるように、完全に崩壊していると言っても過言ではない。そして、子育てに自信を持てない親たちは、今や子供の教育を完全に外部委託の方向へ転換させている。
イマドキの小学生は、約半数が中学受験を受けるそうです。そして、その為に低学年から塾に通う子供が年々増加している。
結果的には、社会的圧力のかかる民間企業に軍配が上がりつつある、という事でもあり、子供にとっては社会との接点が増える良い機会でもある為、密室家庭からの離脱の一助となるだろうと思われます。
しかし、こうなってくると家庭を聖域化したがっている層は一体誰なの?という疑問が沸いてきます。
「家庭=消費の王様 」と「マスコミ 」。点と点が線で繋がるような気がしませんか?
家庭のテレビ離れは、マスコミにとっての一大事なんです。
だからこそ、マスコミは様々な問題に対して「聖域」には踏み込めない。
ちょっとした仮説ですが、皆さんどー思いますか?
かわいでした。
投稿者 kawait : 2007年02月13日 TweetList
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コメント
投稿者 となり
となりさん、コメントありがとうございます。
マスコミの評価軸として、唯一数字になって表れる視聴率も、電○子会社がしっかりと握っています。
そんなマスコミに莫大な広告費を支払ってる企業と、そんな企業の広告費が乗せられた商品をついつい買ってしまう庶民、お金の流れを冷静に眺めてみると、幻想部分にかなりの消費がつぎ込まれているのが現実です。
無駄金を使ってるのは、実は政府だけじゃない。マスコミに踊らされるのを止めるだけで、家庭のムダ使いはだいぶ節約できるんじゃないかと思う今日この頃、です。
投稿者 かわい
鋭い指摘だと思います。
安心したいのに不安を煽るだけのマスコミ、周りの環境ってなんなんでしょう??
これまでは家庭がマスコミに支配されて来たってことなんですね。