| メイン |

2006年12月03日

他人の気持ちが解らない!!~自閉型人間の急増は社会病理では?~

今、 テレビ番組「僕の歩く道」で、SMAP 草彅剛が演じて話題になっているアスペルガー症候群は、高機能自閉症という自閉症の一種だそうで、(諸定義はありますが)簡単に言うと「知的な発達が正常の自閉症」と一般的には定義するそうです。 😀

ちょっと古くは、映画 「レインマン」でもダスティホフマンが演じていましたね。異常に記憶力が高く、見た数字を全て記憶し、カジノなどで勝ちまくったシーン 😯 を鮮明に覚えています。
他に有名人ではアインシュタインゴッホモーツァルト、現代ではビルゲイツ などもそうではないか?と言われています。

視覚的にはウィキペディアのこれが判り易いです。
                 ↓↓
%25E8%2587%25AA%25E9%2596%2589%25E7%2597%2587.png

「アスペルガー症候群の原因は親の育て方ではなく、遺伝的要因や、妊娠中や出産時、出生後ごく早期の何らかの障害によってひきおこされる認知発達の偏り」とのことです。

アスペルガー症候群の具体的な症状や特徴については、以下のサイトに詳しいので、そちらに譲るとして・・・
Twinkling ‘twixt Ⅱ
日本自閉症協会
ウィキペディア

問題にしたいのは、アスペルガー症候群も含めて、自閉症という(主に人に対する)“受信回路の遮断”の精神疾患の人が異常に増えている!ということです。
これは、共認機能 を生命源として生き延びてきた人類にとって、絶滅にも通ずる危機的現象なのです!!

😮 ポチっと押してから続きを読んでね
   

 にほんブログ村 子育てブログへ

現在、アスペルガー症候群と見られる患者は日本人の 😯 200人に1人の割合でいるそうです。
自閉症患者数で括ると実に 😯 😯 100人に1人の割合。
これでいくと、自閉型傾向にある人は・・・というとかなりの割合(10人に1人?2人?)になると思います。

これは、「某大企業のカウンセリングルームが半年先まで予約で一杯である。」ということや、「他の大企業本社前の精神科クリニックが大繁盛している。」というそこに勤める知人の言葉や、露店などでいろいろな人と接する実感からしても、あながち過大な予測ではないように思います。
るいネットの記事で『『自閉』発の『劣化収束』は受信回路の遮断から』に挙げられている事象などをみると、「もっといそう!」などと思ってしまいます。

また、「他人の気持ちがわからない」という人の中でも、自閉ではない人も増えています。
この版でも度々言われている「自己中」人間の急増です。このタイプは、非常に攻撃的でやっかいです。これも一種の“受信回路遮断”と言っていいと思います。

このように見ていくと、もはや過半が“受信回路遮断”という異常な社会になっていることが分かります。これを、遺伝的な突然変異や出産時の偶然の事故などで説明がつきません。 :confused:

社会全体に大きな圧力が働いており、その圧力からの逃避や圧力遮断の現象と断定してほぼ間違いないのではないかと思います。

次回はその圧力とは何なのか?を見ていきたいと思います。 :tikara:

みなさんからのご意見ください!!

投稿者 sashow : 2006年12月03日 List   

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2006/12/74.html/trackback

トラックバック(2)

アスペルガー症候群の特徴
アスペルガー症候群と高機能自閉症 アスペルガー症候群の症状アスペルガー症候群(アスペルガー障害)と高機能自閉症は同じものかどうか?という説がありますが、高機能自閉症は一般的に知的障害の(ほ... ...[続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年5月14日

アスペルガー症候群って何?
アスペルガー症候群の大人を理解する。 アスペルガー症候群の大人を理解する。アスペルガー症候群の特徴として、大人も子供も、相手の顔を見ないで話す、逆に相手の顔をしげしげと見つめすぎたりし、奇異な... ...[続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年6月9日

コメント

そんなに、自閉傾向の人って多いんだ。

生きていくためには、自分の周りの人たち→世間を対象にしないと行けないと言うのは、30年前くらいまでは日本人にとって不文律みたいなものだったのに、自己責任とかなんでも一人でやることが、「望ましい」という観念教育の結果、自閉傾向=他人を対象化しない人が増えたんですかね。

自分にも当て嵌まるような気がします。

投稿者 Ryu : 2006年12月2日 16:55

受信回路遮断→同化能力未熟・・・→学力低下?に繋がる問題かもしれませんね。

参考
↓↓↓
漢字を知らないのは同化能力が未熟だから
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=138885

投稿者 iwai : 2006年12月4日 12:59

現代に至っても外交人間による内向人間への攻撃は辛らつを極めますね。

ひとつ論理として矛盾を突かせてもらうと他人の気持ちがわかることと
相手に対して優しくなれることとはまったく別のことです。
例えば詐欺という職業は相手の心を読めなければけして成り立ちませんし
嫌がらせというものは、相手に嫌な思いをしてもらいたいがために
嫌がらせをするのであって、痛みがわからないので面白がってやる、ということではありません。
近親憎悪はよく見る現象です。
もちろん、気づかずに傷つけることは大いにあるでしょうが
やさしくないのは痛みを知らないからだという主張は必ずしもそうだとは限らないということです。

おそらく人を刺殺した犯人であっても平常時であれば他人が注射する絵を観て痛いと感じるでしょう。
共感性は生理的なものであって優劣のつく能力ではないと考えます。

やさしさの動機を良心(自らが清くあるということへの自尊心)とそうすることの結果が
自分に対しどう帰ってくるかという予測(情けは人のためにならずに代表する)だとすれば
利己的な個人主義であっても他者と良好な関係を築けるはずです。

出る杭をうつ集団主義も結構ですがあまり独善的な決め付けをせずさまざまな
主義に目を向けてみてはいかがですが?

投稿者 茂 : 2006年12月5日 21:06

Ryuさん、コメントありがとうございます!!
返信遅くなり、失礼しました。

>自己責任とかなんでも一人でやることが、「望ましい」という観念教育の結果、自閉傾向=他人を対象化しない人が増えたんですかね。<

古い観念教育の影響はかなりあると思いますよ。
その原因構造については、この↓投稿が参考になるかもしれません。

http://www.rui.jp/ruinet.html?t=1100&o=10292&k=0#18717

古い観念(旧観念)が現実否定や自我意識を基盤としているから、考える主体もそうなっていくんですね。

投稿者 sashow : 2006年12月6日 11:01

iwaiさん、記事の紹介ありがとうございます!

子供は、大人達が使っている漢字を(普通であれば)自分も知りたい!と漢字習得には意欲を見せます。
しかし、大人への憧れや、大人が発する言葉に魅力がなければ、言葉や漢字に対する「知りたい!」欲求も薄れるようです。

大人自身が子供に可能性を示す言葉が必要なんです>

投稿者 sashow : 2006年12月6日 11:06

茂さん、コメントありがとうございます!!

「他人の気持ちがわかること」と「相手に対して優しくなれること」を繋げる論理は本文中一切していませんよ。何かの勘違いかな??「優しさ」という言葉も使っていませんが・・・

だから、その後の事例を展開されても、正直意味が分かりません。すみません。

>利己的な個人主義であっても他者と良好な関係を築けるはずです。<

その根拠は、なんですか?
個人主義の先進国アメリカは、他者と良好な関係を築けていますか?

是非現実を見てください!↓が参考になりますよ。
http://www.trend-review.net/bbs/bbs.php?t=100&o=10016&k=20

>出る杭をうつ集団主義も結構ですが<
「集団主義」って、なんですか?そんな表現した覚えはありませんが・・・

事実に即したコメントを期待します。よろしくお願いします!!

投稿者 sashow : 2006年12月6日 11:23

> 共感性は生理的なものであって優劣のつく能力ではないと考えます。

共感性は生来的な機能と言えますが、その能力に人によって差があるのは、誰もが認める事実です。

投稿者 raku : 2006年12月6日 18:16

これはひどいですね。自閉症やアスペルガーに診断されたからといって、知識の無い人たちの勝手な思い込みや偏見的な言動や嫌がらせによって、傷つけられたくは無いですね。

投稿者 通りすがり : 2008年8月15日 04:25

私もアスペルガー傾向が強いみたいです。
子供の頃から、とある種類のメカに興味があったり、成績も極端に偏ったりしていました。
話し方や性格も、ですます口調になったりでしたね。
興味が、安心できるものや簡単なものや単純なものに限定されるんですよね。
たとえば、形状、色、音、値などです。
勉強が特別得意というわけではないのに、
理科のテストで100点が数週間連続で続いたり、社会とくに地理のテストは試験日までほとんど教科書も開いていないのに、クラストップの成績(5段階中の5)だったり。するわけです。
兄にも同じ傾向があり、平然とやっているだけなのに算数と理科が”5″だったり。

しかし、苦手なものも似ていました。
英語、古典、音楽などは似たように苦手”2”とかでした。兄は克服型でしたが、私はますます苦手になる方でした。
兄は、mensaという国際的なIQテストを受けて100点でmensaの会員です。

投稿者 とおりすがり : 2008年8月15日 04:37

コメントしてください