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2006年09月23日
読解力ってなんでしょうか?
読解力ってなんでしょうか?
文部科学省発行の「データーからみる日本の教育(2005年版)」のⅠ学校教育のⅠ-5学力、教育課程のデーターに、釈然としないものがありましたので、分析したいと思います。
日本は、数学的リテラシー(リテラシー=知識と能力)・科学的リテラシー・問題解決能力が、6位、2位、4位という国際的に見ても上位にランクされていますが、読解力が14位という結果になっているようです。(OECDのPISA調査による)??
疑問は、数学や科学と言われる論理を司る知識や能力が高く、更に問題解決能力が高い割りに、読解力=理解力が乏しいという結果が出ています。ここが、どうも理解できないのです。当然、問題解決のため、その構造を理解するために、最大の理解力=読解力が必要なわけなのですが・・・・
これは、OECDの全世界に統一されたペーパー試験の発問の問題、「読解力」という言葉の定義の違い、若者の時代潮流による本源潮流、仲間共認、共認収束の流れが考えられると思われます。まともに、このデーターを鵜呑みにすると、文部科学省の読解力の分析(下記)のとおり、かなり混乱するので、注意が必要と思われます。
「読解力」向上に関する指導資料
http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/gakuryoku/siryo/05122201.htm
極東ブログにその評価と設問が記載されています。参照下さい。
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2004/12/post_4.html
このブログでは、文化的差異と上記を表現しています。私も、日本人の特質上、優れた共認(ともに認めうこと)があることも歴史的に由来していると思います。
読解力とは、その筆者や登場人物に同化して、その言葉にならない背後の期待をつかみ取ることです。それは、人間の外部機能をフル稼働させ、その中でも、聴力を駆使して、読み取る力を意味します。文部科学省がいう「自ら学び自ら考える力など「生きる力」に直結するもの」やOECDが定義する「自らの目標を達成し、自らの知識と可能性を発達させ、効果的に社会に参加するために、書かれたテキストを理解し、利用し、熟考する能力。」ではない。全てが個人主体の「自ら・・・」の設問に関して、共認の最先端をいく子供達に答えられるわけがないと思います。
私たちは、このような豊かな共認機能をごく最近まで大切にしてきた人種です。この共認機能を豊かに育てるために密室空間の家庭にしてはならないと感じます。自我でなく共認こそ原点です。共認とは同化そのもの。読解力は、共認機能そのものだと思っています。
投稿者:こんです。
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投稿者 staff : 2006年09月23日 TweetList
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