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2022年01月21日
女育ての実践編 ~みんなと「つなぐ」女の力~
今回のブログ記事を担当する私は、30代半ばの男性です。
社内では、20代の女性スタッフが比較的多い上司の立場で、彼女らの心を安定させながら目まぐるしい日々を送っています。家庭では、妻に加えて5歳と1歳の2人の娘。おしゃべり好き・天真爛漫な彼女らと、こちらもまた目まぐるしい日々を送っています。とにかく、女性に囲まれた環境の中、仕事も生活も邁進中です。
この情景をイメージすれば・・・本ブログを愛読いただいているママさん方は、「へぇ~、まわりにたくさんの女性。華やかそうな人生ですね♪」・・・なんて、軽い気持ちにはなりませんよね。「こりゃ、凄い。大変。女をしっかり理解していないと、あなたは毎日が戦争だわ。」と思ってくださるはず。笑
ご想像の通りで、子育ても、社内の人材育成も、必ずしも上手くはいっていない。笑
それでも、本ブログのテーマ「家庭と子育てどうする?男育て・女育てどうする?そもそも哺乳類はどのように進化してきた?男脳・女脳の違いは?」などを仲間と追求する中で、いくつもの気づきと実践を塗り重ねて前進中です。
(ちなみに、女育てが上手くいかなかった私を勇気づけてくれるのは、「オスとメスはもともと別の世界で生きてきた。だから、一緒にいるならば、同類を把握する力を最大限に発揮して、互いに補い合って生きていく力(役割)を伸ばしてきた。という生物史進化の事実です。笑。
今回は、私自身の体験談をふまえて、生物原理に則った「女育て」を紹介していきたいと思います。現代の社会においても、仕事・家庭・遊びの男女の関係が上手くいかない、歪んでいて活力に繋がらない。だからこそ、お届けしたい実践内容です。
■女の「つなぐ力」を頼りにする
私と同じ部門の年下の男性社員。経験年数も重ねてきて、後輩も多くなってきました。しかしながら、仕事のミスが減らず、まわりをヤキモキさせることが多々。彼自身も、成果を出せない状況が続き、気持ちが沈んでいました。
なんとか再起してもらいたいなと思い、私は、彼自身とまわりの仲間とともに「彼が抱える不全や想い」と「それを受けての実践方針(どうやって仕事に取り組んでいく?)」を組み立てる場をつくろうと思いました。
ただ、「男の先輩ばかりが囲む場では、彼も委縮して本心を話しにくいかな」、「私の言い方がきつくなって説教部屋みたいになってしまうかな。」と思い、参加者を考え直しました。自信を無くしている彼が、もっと前を向いていけるようにと思って、ハッキリとした理由は無いのですが、女性スタッフにも同席してもらうことにしました。女性スタッフも、「いいですよ」と笑顔で頷いてくれたので、安心してその場を開催。
当日は、彼が苦悩している中身をすり合わせ。不全をしっかり引き出し、捉え違いしている点があれば、それを真っすぐ指摘。成果が上がっていかない事象に対して、事実経緯を丁寧に聞き出し、思考の仕方や仕事の捉え方を根本的に見直す機会となりました。
彼本人も、清々しい様子で「前を向いていけそうです」とレポートしてくれたことも嬉しかったのですが、それ以上に嬉しかったのは、同席した彼女が「私自身はっとする、みんなと共有したい気づきがたくさんあったので投稿します」と、社内レポートに記してくれたことです。
そこには、彼女自身が彼と同じような成果不良に陥ってしまった時、
・「それをどれほど生々しく再現し、不十分な成果になってしまった本質を発掘し、次の糧にできていたのか?」ということや、
・「事実をもとに正確に不十分さを発掘できれば、それはみんなも陥る可能性があるため、みんなの役に立つ認識になること」、
・そして、「事実を見えにくくするのが、これは悪い・これは良い・これはダメ。と事実を正確に押える前に、価値判断してしまっていること。」を記してくれたのです。
彼女が自分自身の身に置き換えて、発信してくれたことで、「不十分な彼が悪い」という指摘ではなく、「同じ想いだね。」と彼に寄り添い、まわりのみんなにも役立つ認識として固定してくれたのです。
■離れてしまう個人の意識を開かせ、「みんなのところへ戻してくれる」
遊びの場面でも、家族の中でも、仕事の場面においても、みんな(の意識)から外れてしまっているなと感じることは、誰にでもあると思います。その際、「みんなの想っている感情や意識に戻ってこれる」ことが、人間関係を築いていく上で重要です。(これは、仲間たちの輪に自ら入って溶け込み、一緒になって遊ぶ力も同様で、子育ての視点からも重要だと思います。
今回の事例では、気持ちが沈んでいた彼を、私の想い(彼を再起させていきたい)にも繋いでくれたし、集団みんなのところへ繋いでくれた彼女。女の力は、やはり凄い。男には無い、集団の潤滑油として、重要な役割を発揮してくれてました。
女の本来の力を発揮した事例を紹介しましたが、次回の記事では、一方でなかなか伸びていかない女の力。それは何でなの?ということを追求していきます。お楽しみに。
投稿者 oguma : 2022年01月21日 TweetList
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