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2018年08月14日
保育士になるには?3~実技をナメてはいけない
合格率が低い理由は筆記試験だということが解りました。でも恐れるほどのものでもない。じゃ、実技を含めて楽勝なのか?
実技試験の合格率は低い。
平成27年度の実技試験の合格率は89.1%。10年前は73.4%だったので、合格率は上がっている。とはいえ、未だに10人に1人は落ちる。
試験内容が難しいかといえば、そうでもない。実際に受けた感想は「真面目に練習すれば合格する」
わたしの体験談を話そう。
受験したのは音楽と造形だった。音楽はピアノと歌を一週間ほど練習して臨んだら得点率9割で合格できた。
ピアノの楽譜は小学生レベルの簡単なものだったし、歌も特別うまくはなかったと思う。ただ大きな声で元気よく歌った。それで合格。
造形は「お絵かきなんて簡単だろう」と高をくくって、ほとんど練習せずに受けたら、得点率6割しか取れなかった。
ギリギリ合格したからいいものの、きちんと対策していればよかったと反省した。
わたしの友人(国立大学卒)は、筆記試験は一発合格したものの、実技試験の言語に落ちた。ほとんど練習せず、タイムオーバーで終わってしまったらしい。
そう、実技試験に落ちる理由は、実技試験は誰でも受かると思って、きちんと対策をしないからだ。
実技試験の対策不足が、合格率を下げている原因のひとつといえる。
平成29年度以降の合格率はどうなる?
さいごに、これから合格率はどうなっていくのだろうか。
結論からいえば、合格率は上がると思われる。
ここ10年間の合格率をグラフ化してみれば一目瞭然だが、合格率は年々上がっている。
政府としてはなんとか保育士に増えてほしいのである。
「保育園落ちた、日本死ね」とまで騒がれた今、とにかく保育園を増やして待機児童を減らすことが急務だ。そのために保育士に増えてもらわなければ困る。
保育士試験は平成28年度から年に2回*1となった。
試験問題が簡単になるかといえば、保育士の質を保つ必要があるので、それはないと思う。だが難しくなることもないだろう。
それでも、試験を受けるチャンスが増えた分、合格するチャンスも増えるといえる。
ナメてはいけないが、恐れることはなく、真面目にやれば 合格できるという感覚が解りました。子供が好きな人には問題にならないんじゃないでしょうか。どうでしょう、考えている方はチャレンジしてみては?或いは、企業保育所を考えておられる方々、自ら資格を取得してはどうでしょうか?
投稿者 hoiku : 2018年08月14日 TweetList
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