今後の社会はどうなる!?-3・・リセット後も中央銀行存続なら、暴動→略奪で、米・中は崩壊する |
メイン
2011年09月29日
安心できる社会をつくろう!(4)~共認社会を実現する新たな共認勢力とは、何か?~
未曾有の被害をもたらした東日本大震災と、未だ問題が解決していない福島第一原発事故を受け、多くの方々が自分達で考え、自分たちでなにか出来ることはないか?と、子供たちが安心して暮らせる社会をつくるために考え、行動している方もいらっしゃると思います。
今回、『安心できる社会をつくろう!』シリーズと銘打って、今後の我々にできる行動指針について3回に渡って考えてきましたが、今回が最後の4回目となります。
『(1)~これまでの市民運動、これからの市民運動~』では、
過去の市民運動を振り返って、近代の市民運動は実現された例がない事実を押さえ、これからの市民運動に期待されるのは、単に批判や要求にとどまらない活動で、近代思想を越えた運動が求められることを押さえました。
『(2)~これまでの市民運動が殆ど実現しない構造』~では、
これまでの“批判や要求の市民運動”が殆ど実現できない「騙しの構造」を押さえ、市民運動の矛先である国会=議会はお飾りで、実体は金融勢力である金貸しが官僚や学者やマスコミを支配している事実構造を押さえました。
『(3)~民主主義は、自我の暴走装置である~』では、
多数決 の事例を交え民主主義の実態を考え、近代主義・民主主義が「学ぶ」という根本規範を妨げ、「民主主義」などの近代思想が、実は、現代社会の閉塞感を生む諸悪の根源であることを押さえました。
(4)『~共認社会を実現する新たな共認勢力とは、何か?~』では、
(1)~(3)を通して、子供たちが安心して暮らせる社会をつくるために、私たちは今後どのように行動していけばいいのか?どのように運動していけばいいのか?可能性のある活動とは何か?など、具体的な方法を考えてみたいと思います。
続きに行く前に応援の方、よろしくお願いします。
■武装勢力や金融勢力に替わる共認勢力の実態
これまでの私権社会を動かしてきたのは、武装勢力や金融勢力であることが明らかになったが、それでは、次の社会を動かす中核勢力は、どのような勢力になるのだろうか?
私は、これまでの社会構造と意識潮流に関する長年の追求の結論として、次の社会が共認原理に立脚した共認社会となることを、すでに明らかにしてきた。(※共認機能とは…実現論4_1_11)そこでは、社会を統合するのは、共認力となる。
(共認力は、猿・人類に普遍の統合力であるが、民主主義の亡者をはじめ旧観念派が生息している間は、それらを倒す制覇力ともなる。)
従って、共認社会の中核勢力とは、何らかの新たな共認勢力である。そう書けば、何のことだか掴み所がないが、個々の集団を超えた超集団的な地平にあって、社会を統合する共認勢力は、すでに存在している。
それは、大学とマスコミである。
そして、それらの教宣機関こそ、自我を暴走させ、人類を滅亡の淵に追い込んだ、民主主義をはじめとする近代思想の砦である。
私権原理に立脚した私権社会を動かしてきたのは武装勢力や金融勢力であったが、共認原理に立脚した共認社会に替った現代は、大学の学者やマスコミにより人々の意識をいとも簡単にコントロールする偏向報道を行う教宣機関=共認勢力となっています。
ここでマスコミによるいくつかの偏向報道を紹介します。
『6/5なんでや劇場(1) マスコミ報道と反比例して広がる放射能汚染』(リンク)
『東電のカネに汚染した東大に騙されるな!』(リンク)
『記者クラブは日本という国家を滅ぼす』(リンク)
このように、我々は事実すら共認することができない構造になっているのです。
事実が共認できなければ、我々が起こす行動も空虚なものになってしまいます。
では、どうすればいいか
■大学やマスコミに代わる新理論の共認勢力
従って、大学やマスコミに代わる新理論勢力こそが、共認社会の中核勢力となる。
しかし、万人が状況を共認し、課題を共認し、規範を共認することによって統合される共認社会において、特別な共認勢力など必要なのだろうか?
その必要性は、三点ある。
1.現在、大衆の意識を覆っているのは近代思想であり、近代思想に代わる新理論の共認勢力が不可欠である。
2.また、現在、大衆の意識を支配しているのは大学とマスコミであり、それらに代わる新たな共認勢力が登場しない限り、私権社会から共認社会への転換は実現しない。
3.将来においても、無数の情報や理論を統合し、塗り替え続けてゆく、何らかの超集団的な共認統合の場が不可欠になる。
(そのインフラがインターネットだが、自我の暴走装置に成りかねない現状を制御する、何らかの制度化が必要になるだろう。もちろん、民主主義に毒された現在のネット住人たちは、猛反対するだろうが。)
新しい認識勢力がやるべき課題は、二つある。一つは、新理論を構築することであり、もう一つは、事実を伝えることである。
そのうち、新理論の構築は不可能に近いくらいの超難課題なので、それをどうするかはいったん棚上げにすれば(後述する予定)、残るのは、事実を伝えることだけ、これなら誰でも出来る。上記の新理論の構築を除けば、自分の意見など不要であり、重要なのは、ただひたすら皆の役に立つ事実(情報や認識)を収集し、それを伝えること、つまりは、媒体に徹することである。万人が人間媒体になれば、間違いなく、大学やマスコミを倒すことが出来る。
(現在のところ、媒体に徹して事実を伝えるのに最も適しているのは、ツイッターだろう)
上記を踏まえると、今我々にとって可能性のある活動とは
①皆の役に立つ事実(情報や認識)の収集
②それを伝えること(みんなに発信すること)
③自分の意見を加えず媒体に徹すること=【万人が人間媒体になること】
みんなのこうした活動が、大学やマスコミを倒し、共認社会における新たな事実に基づく共認勢力を構築し、安心して生活できる社会をつくる基盤ができるのではないでしょうか
投稿者 yidaki : 2011年09月29日 TweetList
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://web.kansya.jp.net/blog/2011/09/1228.html/trackback