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【実践レポート】農をもっと心のそばに!『農園 杉・五兵衛』体験レポート

<農園 杉・五兵衛の信念>

農耕とは自ら種を播き、耕し、育てそしてそれを食した。 その育てるという過程におのずと教育が生まれ、 花が咲き実がつくことにより情操が育まれる。 さらに収穫したものをいかに蓄え活かし食するかという中に文化が芽ばえる。

農業という産業に分化してからは、いかに多くの金銭を得るかとする事ばかりに重点が置 かれ、農の楽しみがなくなり教育や文化迄もが衰退してしまっている。農家にとって農地は仕事場であり生活の場でもある。

まずそこを快適な場(大木があって緑の空間があり草花が咲くような)誰もがそこに住みたくなる様な場にするのは当然のことであるのに今迄の農に対する考え方にはその事が全く欠如している。

農園 杉・五兵衛の農園は農場の意ではなく、農業を越えた農耕の園を意味します。即ち経済は農業として潤し、かつ教育、情操、安らぎ、文化をも含み経済 の奴隷にならず大地に働く誇りを持った営みと考えます。

少し前に、このブログでも紹介した、上記の信念をもって農耕を営む『杉五兵衛』 [1]に、ブログ仲間と行ってきました。 01 [2]<本館前で記念撮影> 「自然を生かし自然に生かされる百姓の郷」と言うだけあって、大阪の都市近郊とは思えない自然豊かな百姓の郷が突如出現してきました。広大な敷地の中心には日本の古い民家が建っており、ひと時代前のよき日本の山里が出現します。 今日は『農園 杉・五兵衛』の体験レポートをご紹介したいと思います。 それでは、【実践レポート】農をもっと心のそばに!『農園 杉・五兵衛』体験レポートの、続きを読む前にクリックよろしくお願します。m071.gif m071.gif m071.gif m113.gif m071.gif m071.gif m071.gif m113.gif m071.gif m071.gif m071.gif m113.gif ■のじまさんが拘った都市近郊の場 (場所の特性) 枚方市(ひらかたし)は、大阪府北河内地域に位置する市で京都府・奈良県との府県境に位置します。枚方市人口は、平成24年次 総数173,344世帯 男198,380人 女211,584人の大阪の都市近郊の市になります。下図の赤いマークの場所が『農園 杉・五兵衛』の場所になります。 bbb [3]<大阪近郊の航空写真> 「世界の中での日本の農業」を考え、日本の中で自分が農業を営む強みは何かを考えすえにたどり着いた答えが、大阪と京都の付境に近く、いずれは都市化するであろう、大阪・神戸・京都も近い枚方市での農業であった。周囲に食べる人がたくさんいる、その点では世界で屈指の条件ではないかと、堅島(のじま)さんは気付いた。 ccc [4]<杉五兵衛の航空写真> グローバルな視点で考えた時、杉・五兵衛農園にとっては、逆に「とってすぐに食べられる」というローカルさにこだわることが、最大の強みだったわけである。 ddd [5]<杉五兵衛の風景写真> しかしそこには都市近郊とは思えないほど、四季折々の野菜・果樹・草木花…が実り、百年前も今も変わらない山里の風景が存在しています。   ■取れたての食材で造る会席料理 古い民家の中で頂く食事は、自然と当時の生活に想いを馳せてしまいます。 aaa [6]<本館の内観写真> 有機循環農法によって自家栽培された季節の野菜を使った農園料理を頂きました。 eee [7] fff [8] hhh [9] ggg [10]<農園会席の写真> 食後、農園内を散歩していると、さっき頂いたものが、いっぱい生き生きと実っています。『農業は空腹を満たすだけではなく、心も満たすもの』、堅島(のじま)五兵衛さんの求めている農業がここに実現されています。 また、農園のおべんとうを食べた場合は、食べ残ッたものなどの分別も自分たちで行います。名の画再生され、なにが肥料になり、なにが家畜のえさになるか、その循環の中に参加することが出来ます。

junkan [11] 派手なイベントで学ぶのではなく、日々変わらぬ循環型農法を営む生活の中に身をおくことでで、農園に訪れた人々も有機循環型農法の輪を体感(参加)することとなります。 ■イベント的な非日常ではない、日常的農耕の風景。農が身近にある価値 単に昔ではなく、食と農の調和の取れた本来あるべき姿を目指した『杉・五兵衛』は、機をてらったようなイベント性ではなく調和の取れた山里の農耕の地を都市近郊で、体感することに、もっとも大きな価値を置いているようです。   「農とは命をそだてること。食とは命をいただくこと。」by のじま五兵衛   これからの時代、農業を再考し、新たな取り組みが農業には求められているのかも知れませrん。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 是非、みなさんもこういった農耕の場に触れて、農について考えてもらえたらと思います。

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