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これからの集団のあり方 ~脱お局!生物史に学ぶ年を重ねた女の役割

前回は、男と男の関係。
>男は大人になっても幼少期に培った遊びのように仲間と本音でぶつかり合うことが活力源と充足源。 [1]
頭にこびりついた古い考えを捨てれば、これからの新しい集団づくりを楽しんで追求できそうです。

闘う男の人って、すごい男らしくってかっこいいんだけど、どこかでお茶目でキラキラしてて少年のような一面を持っています。それは遊ぶように仕事をしているからなんですね!

今日は女話♪ 中でも年を重ねた女の役割について。
ドラマなどでよく描かれる長く働くベテラン女子社員は“お局”と呼ばれ、あまりプラスのイメージがありません。
実社会でも“みんなが集まってくる女将タイプ” “ちょっと避けられがちなお局タイプ”と大きく2種類に分かれている気がします。その分かれ道はどこなのでしょうか。

ヒントは、生物史にありました★

■生物史に則った生き方“女将タイプ”

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イキイキしている人と一体になりたい!

生物にとって生殖が行えない状況=死を意味します。

しかし、人類に進化した過程で、生殖は引退したけど、集団には必要な存在として“おばあちゃん”という存在が生まれました。
(ちなみにシャチにも“おばあちゃん”がいます! 気になる方はこちら→シャチのメスは閉経後に50年も生きるが、母系集団内で重要な役割を果たしている [3]

年の重ねた女の人=おばあちゃんが必要になったのは、より過酷な外圧の中で生き延びるため。
それは、長年かけて、仲間や自然と一体化して、積み重ねてきた知恵が集団が生き延びるために不可欠だったからなのです。

それは現代社会でも一緒です。
集団の状況や心情を深く把握している人と話すと、気持ちよくって、みんなと繋がれるからみんな話したくなるのです。全方向にアンテナがはって気が利く存在!集団の女将さん。
そのまま年を重ねたら?想像してみても可能性しかありません!
後輩たちも“あんな風になりたい”と年を重ねることが楽しみになります!
こうして、集団に女の層が生まれます★
(他にもこんな方法も♪→集団の中で生きる、いなかの母の生き方「母業」を学ぶ。 [4]

■自分のことで頭がいっぱいの“お局タイプ”

[5]

イライラも伝播します(><)

お局タイプは生物史と真逆の生き方。

「あれもこれもしなきゃいけない」「役に立たなきゃ」「頑張らねば」など色んな想いで頭がいっぱいで、頭の中に自分しかみえておらず、相手の反応を受け取れていない。
周りから受け取ってないから、さらに自分の考えでどんどん頑なになってしまう。
下手に経験だけは積んでるから、“それっぽく”突っ込まれないようにしたり。突っ込んでくれるありがたい人がいても、開き直った態度になってしまって、相手の想いを無碍にする。
違うパターンでは、そうしない相手にイライラしたり、押し付けたり・・・それがお局タイプの現状です。

そのまま人生を重ねれば、人間関係は先細るばかり。ではどうしたらいいでしょうか?!

突破口は、いたってシンプル!
【現実を見て、相手の反応を受け取って、そこで沸き起こってきた感情を返す】
ただそれだけでいいんです!

これまでも仕事はしてきたので、ある程度の状況把握はできているはず。そこに心情把握をするだけで、今までよりもたくさん吸収し蓄積できるものが見えてきます。

先日、脱お局!と上記の方法を実践してみた40代の女性は、
「なんか、がんばるやめたら、いろいろ、感情が出てきて、その感情を捨象しないように向き合ってるー」とのこと。頑張るは相手の気持ちだけなく、自分の気持ちも封じ込めてしまうんですね☆★

あれしなきゃ、これしなきゃと頑なにならず、女は集団のみんなと気持ちを一体にしてこそ、集団を役に立てるのです!

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