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「勉強しなさい」で子供の天才性を 潰す親たち

「勉強しなさい。」

親の8割はこの言葉を使ったことがあるのだそう。親としてはつい口にしてしまう常套句のようなものですが、この言葉、いろいろと問題があるようです。

学校の勉強さえしていれば安心、というのが親の気持ちかもしれませんが、これ全然子供のためになっていないらしいのです・・・

以下(https://note.com/brainist_wassan/n/nb8c783f2fa089)より引用します。
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天才の定義は、ホントいろいろあると想います。ですが、私がここで言いたいのは、

『天才性が真の意味で発揮されるのは社会に出てから』!

ということです。

当たり前な話ですよね。

◎お勉強が出来るだけの天才
◎親の自己顕示欲を満たすだけの天才
◎親を喜ばせるだけの天才

これでは、天才性の無駄遣いです。

天才性は、例えば、社会的に意義あることに使ったり、他者貢献に役立てたりすることで、初めて意味を成します!

東大生は、 『東大に入学できるから素晴らしい』のではなく東大をキチンと卒業して、その後、『優れた能力を活かして社会に貢献するから素晴らしい』のです。

子どもは、親にとって、『自慢できる我が子』になる為だけに東大に行く訳ではないのです。19歳や20歳で天才性が終わるわけではないのです。

しかし、残念ながら、多くの親たちは、『わが子が社会に出てから天才性を発揮する可能性』を潰すような関わり方をしておられます。世の親御さんたちは、果たして、お子さんの最終学歴卒業?後?の未来を見据えているのでしょうか?

親が「勉強しろ!勉強しろ!」と口を酸っぱくして言うのは、所詮は、高校合格・大学合格までの話です。

もし、万が一、多くの親御さんたちが、お子さんの最終学歴卒業後の未来を見据えているのだとしたら、馬鹿のひとつ覚えのように「勉強しろ!勉強しろ!」だけを唱えるのではなく、「勉強しろ!勉強しろ!」以外の言葉、多少マシなことも子ども達に授けるようになると想うのですが。。。。
〇子どもたちは、みんな天才だった・・・

親から受けた教育(言葉)が、高校進学・大学進学だけを期待した教育(言葉)のみ。(例:「勉強しろ!勉強しろ!」)だから、子どもたちも、最終学歴卒業以降の人生がイメージ出来ないのです。

親から、「勉強しろ!勉強しろ!」以外のことを言われた覚えがないから、社会に適応しづらい大人になるのです。

大人になってから、引きこもりやニートになったり、親になる覚悟が無かったり、コミュニケーション力が乏しかったりするのです。

たとえば、オックスフォード大学 には、

◎独立した観点で、仮説を立てて検証していく学生
◎他の人が考えないような考え方をする学生

を集める為に、「動物の思考と人間の思考は似ていますか?」といった入学試験問題があります。こういった問題を解けるようなインディペンデントスィンキング(過去の事例を重宝しない思考法)

オリジナルスィンキング(0から自分で作っていくような考え方)の持ち主が、社会的に意義あることをする、世界を動かすリーダーになるのです。

〇何十年も変わらない日本の親たち

馬鹿のひとつ覚えのように、考えなしに「勉強しろ!勉強しろ!」と騒ぐだけの親がいなくなったら、天才性を発揮して活躍する大人たちが 日本中に溢れることでしょうね。

子どもの発想力と大人の論理力をもった優秀な日本人だらけになることでしょうね。
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社会にでてから苦労しないように今のうち勉強してほしい。というのが親の思いなのでしょう。
しかし学校の勉強は社会に出てからは何の役にたたないこと、そもそも勉強は強制されてやるのもではないことを考えると「勉強しなさい」は百害あって一利なしといえるのではないでしょうか。

 

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