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学校が休校ならば、家で留守番をさせるがいい。甘える保護者の胸算用。

コロナウィルス感染症の対策で学校が休校になっています。マスコミ報道では、家にいても何をしていいかわからないという子供の声や、家で一人にしておくことは心配、といった親の声が伝えられています。

私が子供のころだったら、ヤッタァーとばかりに(不謹慎ですが)一人で留守番して、好きなことに没頭していたことでしょう。

今回はこの類まれな長期休校の中でどう過ごすか?親、子供の心得について考えてみます。

以下(https://paruru236.hatenablog.com/entry/より引用します。
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新型コロナウイルス感染症対策で、政府が自治体に休校要請をした。各学校設置者は基本的には、中央からの指示待ち体質だから、一も二もなく、要請通りに休校を決定した。中には、そうでない自治体もあるが、どうぞご勝手に。要請を受けるか受けないかは、自由である。

日本全国、金曜日の夜から、ほとんどの学校が、実質的に閉じる。

さあ、そこで、子供をどうするか。子供はどうなるか、である。

子供を持つ親の考え方の問題だ。
学校があって当然という考え方である。

当然の休校に戸惑いや不満云々という、親の意見らしきものを散見するけれども(どうせマスコミ連中の誘導だろう)、奇怪である。特に小学生を持つ親は、学校を託児所と勘違いしているのではないか。

学校が休みなら、家で留守番をさせろ。昼食の用意も、親らしくするがいい。
学校が休みになって、困惑するだの、不満に思うなどというのは、大きな了見違いである。
私はかねてより、学校に子供を通わせたいのなら、親が校門まで送り迎えするべきものだと考えている。学校の責任は学校施設内に限定されるべきであって、学校外の、子供の各家庭の責任範囲に、決して介入してはいけないのである。

日本では、学校への送り迎えは、さすがにまだ珍しいことにしても、徐々に、学校が家庭から距離をとるようになってきていることは、まことにめでたい。

学校教育は子供の年齢なりの自立自尊自学自習を目指している。少しは、子供の身についているはずだろう。
自治体が休校措置をとったら、子供は家にいるべきで、それ以外にはない。家庭は、そのためにある。家にこもって、自学自習、家の手伝い、掃除洗濯、炊事一切合切やらせろ、とは言わないが、少なくとも手伝いはできるだろう。
両親が仕事で留守、または母子家庭、父子家庭、ひとり親家庭の子供であったなら、子供だけで留守番するがいい。そして親の苦労を思い知るがいい。

小学一年生でも、それはわかる、考える、感じる。
いい機会だ、親はわが子に、毎朝毎晩、言い聞かせて、性根を持たすがいい。親も、この機会に、ようやく教育のまねごとをするがいい。

これは厳しいようだが、転じて福とせよ。
小学校を、いつまでも、便利な託児所扱いをしていると、子供のためにも、親のためにも、いいことにはならないのである。

「道徳」も教科になった。今こそ、効果のほどを見せるがいい。
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学校が休みになって学ぶ機会が失われた、勉強が遅れる、といった声はとんと聞かれません。心配なのはお昼ごはんと、目の届かないところでの子供の素業。学校は単なる託児所でしかないということです。

何から何まで、子供の教育を学校に丸投げしている状況が明らかになったのが今回のコロナ問題ですが、子供にとって必要な教育とは何なのか?を真剣に考えるチャンスなのではないでしょうか。

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