- 感謝の心を育むには - http://web.kansya.jp.net/blog -

新しい学校をつくろう!~日本の教育が変わり始めている。

新しい学校をつくる。

と検索すると、アフリカやカンボジアに学校を作るNPO団体とかがヒットしていました。
でも最近は日本の中に、いわゆる一条校に替わる新しい学校を作りたいという記事を目にすることが増えています。

今の学校はおかしい。なら自分たちで作ってしまえ!
教育に対する大きな意識変化が現れてきました。

以下(https://www.r-ac.jp/campus/osaka/blog/cat/jtakeuchi/4397.html)より引用します。
————————————-
(1)YESインターナショナルスクール(横浜市西区、2016年4月開校)帰国子女である科学作家の竹内薫氏が自分の子供を通わせたい学校がないので小学校を作ることになったと著書(竹内薫『子どもが主役の学校、作りました。』2017年、角川書店)で、国家戦略特区を使って一条校を狙うも、断念するに至った経緯を赤裸々に記述している。インターナショナルスクールと銘打ちながら、トライリンガル路線を打ち出し、英語と日本語と英語、さらにプログラミング言語を”第三の言語”としてカウントするのが特徴です。科学史家らしく竹内薫氏は「ノーベル賞受賞者を輩出している国は母国語で高等教育を行っている。」と論陣を張ります(外交官の子女教育でスタートした国際バカロレアが母国語を失うと思考を失うと、母国語の温存を推奨することと同義)。

(2)軽井沢風越学園(幼稚園から中学校まで、2020年4月、軽井沢町に開校予定)楽天の共同創業者で副社長だった本城真之介氏が民間人校長として現場経験を積み、教育学者の苫野一徳氏(熊本大学准教授)らがブレーンに加わる。自己主導でありながら協同を目指し、自然の中で地域との連携を深め、探究を通じて学びを深めるとしています。グローバル路線は近隣にISAKがさらにパワーアップしたインターナショナルスクールが開校しているので、特に謳われていません。未来の心象風景がエッセイで語られていますが、従来の一斉授業や受験対策の影は最早、見えません。ブレーンも揃え、準備万端整えていることだろうと思います。

(3)インターナショナルスクール・オブ・サイエンス(ISSJ)高校(私立、2020年9月、横須賀に予定)設立準備の中心に立つ野村竜一氏(株式会社ロジム代表)は、サマースクールを開校してマーケット作りを進めている。近隣には、横浜市が横浜港の開港150周年を記念し、肝いりで開校した横浜サイエンスフロンティア高校(及び附属中学)もあり、理系の中等教育機関としては大激戦区で闘うことになるのでしょう。当方、私塾規模の”学校-内-学校(in-house school)”に過ぎませんが、同志としてエールを贈りたいと思います。

(4)ドルトン東京学園・中等部・高等部(私立、2019年4月、東京都内に開校予定)学校法人・河合塾が設立準備中の中高一貫校で、米国のドルトン・プランという教育プログラムに則っている。詰め込み教育を廃し、自由と協働を旗印に、具体的には①個別(または少人数)単位の指導、②敢えて学年を跨ぎ、③特定の課題に取り組むという教育方策を採用するとしている(設置認可申請中)。河合塾では中・高に先行し、東京と名古屋で幼児教室「ドルトンスクール」も展開しており、子どもが本来、備えている好奇心を潰さずどのようにして学びに繋いでいくか長年のノウハウは蓄積してきたと思われます。満を持しての一貫校の設立なのでしょう。

以上のように、教育改革元年となる2020年へ向けて全く新しいタイプの学校が、こうして産声をあげる準備をしています。私のコースは通信制高校というフォーマットを利用し、制約を受けないオプションとしての通学コースの中で、いち早く上記のニュータイプな学校が掲げている理想を部分的ながら、少人数で実現しています。授業や試験をせず、探究と創作(ゆくゆくは企画や起業も)を中心に据えた教室運営には間違いなく生徒を成長させる効能があることを実証しつつあります。これから生まれる新しい多彩な学校に期待しましょう。そして、日本の教育の夜明けを・・
————————————-
これらの開校間近の新学校のほかにも、新しい学校を作りたい、という意識は大きな潮流として起こっているように感じます。

例えば・・・

以下(https://www.obatakazuki.com/22956118)より引用します。
————————————-
本気の学校作りプロジェクト。

別に今の学校が間違ってるとは思わない。
でも、そこに合わない人がいることは事実
僕の元には10代のみんなからいろんな相談がきます。
その多くは「勉強の意味がわからない、もっと他にやりたいことがあるのに親が先生や認めてくれない。」というものです。

本を書いたり、学校で講演したり、SNSで発信したり、いろんなことをしてきました。
でも、最近気づいちゃったんですよね。
「あ、これ自分で学校作った方が早いわ。」
いま学校法人の作り方について、めちゃくちゃ調べてます。
学校の理事長や関係者にも相談しています。

結論として、学校は作れることが判明しました。
だから、1つ1つ積み上げていきます。

学校作るオンラインサロンとかファンクラブみたいなの作りたいなぁ。
大口の寄付じゃなくて、小口の寄付者をたくさん集めて作りたい。

今の教育ってなんか違くね?っていろんなところで言われてるじゃないですか。

なんで変わらないのかなぁって考えたんですが、すでに実績もあるし、生徒も集まってるから、変えることがリスクなんですよね。

生徒が集まる学校を作れるかどうかが重要なわけで、大学進学の実績も、本質的にはそこが重要というより、それが今の学校の一般的な評価軸なので、それを目指すことが正義なわけで。

別に学校が間違ってるわけじゃねーなと。

だから、学校法人の枠で、既存の概念にとらわれない、ベンチャーのような学校を作る。

そこが生徒めちゃくちゃ集めだしたら、既存の学校の方もなんか変わるんじゃないかなとか思ってます。

全部が変わらなくても良いんですけど、僕が作る学校だけだと受け皿が少なすぎるので、学校としてちゃんと結果出して、それが周りに広がっていったら良いんじゃないかなと。

働き方改革、副業解禁、センター試験のリニューアル。ようやく社会の流れが変わってきたので、次は学校が変わる番でしょう。

とりあえず動き出します。仲間募集。
———————————–

以下(http://kurishinese.hatenablog.com/entry/2015/09/29/160738)より引用します。
——————————-
-学校を作りたい

「オルタナティブスクール」という言葉を知っている人だと話が早いかもしれない。僕の作りたい学校も多分、「オルタナティブスクール」という括りに入るのだと思う(※1)。

オルタナティブスクール=alternative(代替的な)school(学校)の「オルタナティブ」は音楽ジャンルの「オルタナティブロック」等の「オルタナティブ」と同じものである。つまりメインストリーム(音楽で言えば、大衆的或いは伝統的、様式化したポップスやロック)から外れた、その代りになるような新しい何か。それが「オルタナティブ」である。

では「学校」のメインストリームは何かというと、法律によって定められた、つまり国によって認可された学校群だ。日本では、学校教育法第一条(※2)で定められていることから「一条校」と呼ばれている。要するに、皆さんの多くが通ってきた「学校」である。

僕は従来の学校に代わる新しい学校を作りたい。

いや、だって明らかに今の学校はおかしいでしょ?もちろん楽しいこともあったけどさ。でも学校に行きたくない子も含めて全国の子どもたちを半強制的に学校に閉じ込めて、子どものやりたいことや特性を無視して全員同じカリキュラムを同じペースで進めていく。しかも、それを小中高合わせて12年間、朝から夕方までほとんど1日中ってのはおかしくないか?他にもカリキュラムの内容とか、抑圧的・閉鎖的な雰囲気とか、言いたいことは沢山あるけど、それはまた後日書きたいと思う。

最近ではようやく国も教育政策として、大学入試改革や授業へのICT導入、アクティブラーニング推進等を掲げるようになった。これ自体は歓迎すべき変化だが、やはり国全体で動くとなるとどうしても変化のスピードが遅くなる。それに経済界の意向や政権与党の教育観も気がかりだ(企業に貢献する人材の育成?愛国心の涵養?クソ食らえだ!)。学習指導要領の縛りや教育委員会の目もあって、学校現場で出来ることも限られている。となると、やっぱり自分たちで学校を作っちゃった方が早いんじゃないか?

今、教育に一番欠けているのは、「これだ!」というビジョンだと思う。ガラケーのゴテゴテ機能とマイナーチェンジの繰り返しにうんざりしていた時に、颯爽と登場したiPhoneのような、あの新鮮な衝撃が教育界には必要なのではないか?僕は自分の学校を教育界のAppleにしたい。「この学校いいな!かっこいい!」ってみんなが言うような学校像を提示したい。ガラケーからスマホに移り変わった時みたいに、メインストリームの学校もどんどん僕たちを真似し始めて、僕たちがメインストリームになる。そうして日本の教育を変える。それが僕の夢だ。

じゃあどんな学校を作るのか?実は僕もまだ断片的なイメージしか描けていない。これからこのブログで少しずつ言語化していきたいと思う。どうぞお楽しみに!
——————————–
既成の学校を否定するだけでなく、自分たちで新しい学校を作っていこう!

150年間続いた学校制度を変えていく教育革命の動きが本格化しているようです。

[1] [2] [3]