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子供の仕事は遊びである!21 ~たくさん遊んだ子の方が賢くなる

なんとなくわかりますよね、賢い人ってそんな感じ。

NAVERまとめ 遊びは重要! 「よく遊ぶ子ども」が賢く育つ理由 [1] より

遊びは重要! 「よく遊ぶ子ども」が賢く育つ理由

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出典www.gymboree.jp [3]

「遊ぶ」ということに後ろめたい気持ちを持つ大人は多いようです。
「遊びは何も生み出さない」とか「時間の無駄」という風についつい考えてしまいがち。
「遊んでいるくらいならしっかり勉強すべき」と、子どもに言い聞かせる親も少なくない
ですよね。

でも、子どもにとって「遊び」は、体と心を成長させるための重要な仕事。
子どもは遊びを通して、生きるために必要なさまざまな能力を体得していくのです。

①身体や運動機能の発達を促す
乳児は,寝返りができるようになると何度も寝返りをし,這うことができるようになるとしきりに這う。

また,つかまり立ちができるようになるとしきりに立とうとする。
乳児にとって,これらは遊びであるとともに,身体や運動機能の発達を支え促すものである。
幼児期になると、さらに発達段階に応じた運動的遊びが盛んになり、その結果、筋力,持久力,瞬発力などの運動能力とともに健康な身体が養われる

遊びの発達

「遊びとは、行動やそれ自体が目的であり、自己充足的な喜びをもたらすもの」としている.

遊びで身につく社会性

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出典www.gymboree.jp [3]

「社会性の高い大人ほど、子ども時代にたっぷりと遊んだ」という調査結果があります。
調査によると「自分はコミュニケーション能力がある」「チャレンジ精神がある」と答えた社会人ほど「子どもの頃よく遊んだ」と回答している割合が高いのです。

逆に、コミュニケーション能力やチャレンジ精神があまりないと答えた層の多くは、子どもの頃あまり遊ばなかったと回答したのです。

進学や就職といった子どもの将来において、コミュニケーション能力やチャレンジ精神は重要となるもの。
将来の社会的な適応力を伸ばすには、子どものうちに思いっきり遊ぶという経験が必要になってくるようです。

子供の遊びは、大人の社会の原型である。つまり、子供達は、遊びの空間の中で、社会へでていく準備をしているのである。その子供達の遊びの空間を尊重しないと子供達は、自分達の社会を生み出していく、作り出していく事ができなくなる。
子供の世界と大人の世界は、いずれか一方が絶対的な優位に立っているのではない。相互に影響を及ぼしながら発展していくのである。

遊びの中に教育の根本を見いだすというのは、教育玩具のようなものを指すわけではない。子供達の遊びそのものである。近代の教育というのは、子供達から、遊びを奪ってきた。遊ぶ時間も、遊ぶ場所も、遊ぶ道具も奪ってきた。そこには、遊ぶことは、悪い事だという先入観念があった。

 子供の遊びというのは、教育玩具や教育プログラムのように則ってされる遊びとは違う。子供達が自発的に遊んでいる遊びを基礎にしたものである。つまり、子供達の遊びをよく観察することからはじまらなければならない。つまり、大人達が遊びを押し付けるのではなく。大人達が、遊びから学ぶのである。

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 子供達は、遊びの中で経験的に、掟や人間関係を覚えていく。子供の世界は、原始的、原初的な世界である。未熟な社会である。しかし、反対に純な世界である。大人の社会の仕組みを子供の社会の中に投影し、還元していくと同時に、子供の社会の持つ純な部分を取り込んでいくのである。

「ごっこ遊び」は社会性を伸ばす

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お人形遊びや、おままごと、ヒーローごっこ。
子どもは自分たちでさまざまな「ごっこ遊び」を考え、夢中で遊びます。
ごっこ遊びは、子どもがそれぞれ役割を持ち、コミュニケーションを取りながら行なう遊び。
時には相手の意見や主張に合わせて、自分の考えとは違うキャラクターを演じる必要もあります。

こういったごっこ遊びをたくさんした子どもは協調性を発揮しやすいという調査結果も
あります。
子どもはごっこ遊びを通して、自分以外の人の立場でものを考えたり、自分を客観的に見たりする能力を身につけていくのです。

よく遊んだ子は賢くなる?

 「難関大学に合格した人は、幼少期思いっきり遊んでいた」というアンケート結果もあります。
頭の良い子どもは小さな頃から勉強漬けの生活を送っているというわけではないようです。

集中力や自発性を養うためにも、小学校入学前から小学校低学年ぐらいの時期には思いっきり遊ばせるのが良いと言えるでしょう。
大人が遊びを用意してあげるなど過保護にはせず、子どもが自発的に遊べるように、あまり手出ししないようにするのも大切です。

子どもにとっての「遊び」は、生きるために必要な能力を得るための大切なステップです。
小さいうちはのびのびと遊ばせて、たくさんの経験をさせてあげたいものです。

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大人の意識は、子どもが体を動かす遊びをはじめとする身体活動の軽視につながっている。

都市化や少子化が進展したことは、社会環境や人々の生活様式を大きく変化させ、子どもにとって遊ぶ場所、遊ぶ仲間、遊ぶ時間の減少、そして交通事故や犯罪への懸念などが体を動かして遊ぶ機会の減少を招いている。

 幼児期において、遊びを中心とする身体活動を十分に行うことは、多様な動きを身に付けるだけでなく、心肺機能や骨形成にも寄与するなど、生涯にわたって健康を維持したり、何事にも積極的に取り組む意欲を育んだりするなど、豊かな人生を送るための基盤づくりとなる
何と言いますか、「教育」とは「遊ばせること」のような気がしてきました。
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