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子供の仕事は遊びである!5~子供と遊ぶのは父親の特権なのだ!

さて、旧年から続く、子供と遊びです。お父さん、遊んでいいんですよ!

アイラブサプリメントカフェ [1]さんより

父親は子どもと遊ぶことに専念しなさい、子どもの世話は母親に任せなさい!?

◎父親は、子どもの世話の中でも、子どもと遊ぶことに集中するべきであるかもしれません。そして、食事や入浴などの日々の生活の世話は母親にまかせたほうよいかもしれません。

◎父親が子どもの食事や入浴のような世話より、子どもと一緒に遊ぶことに多くの時間を費やすカップルは、二人の関係がより強くなって、お互いに協力し合って親業をすると、新しい研究結果は示しています。父と遊び4 [2]

◎就学前の子どもの育児を分担しあう両親は、母親が主に育児をする家庭より、夫婦間の対立が多くなるようです。

◎米国のオハイオ州立大学のサラ・ショッペサ-リバン (Sarah Schoppe-Sullivan)氏らが、Developmental Psychology誌1月号に発表しました。

◎「この結果は、子どもの世話は母親と父親で平等に分けあうべきだと考える人々を失望させるでしょう。しかし、育児を手伝っているという男性は、実は妻の努力をひそかに害しているかもしれないと示唆しています」とショッペサ-リバン氏らは言います。

◎この研究では、4歳の子ども(48パーセントが女児)をもつ112組の中流のヨーロッパ系アメリカ人のカップルを対象に、父親の育児への参加と、共同親業における夫婦の協力レベルの関係を調べました。

◎カップルは、最初に、どのくらいの頻度で子どもの遊びにつきあったか、あるいは子どもの世話をしたかを尋ねる質問票に回答しました。遊びは、例えば、父親が子どもを肩や背中にのせてあげるようなことを含みました。

◎次いで、20分間、子どもが2つの作業を完了するのをカップルが手伝う様子を観察しました。作業の1つは家族の絵を描くことで、もう1つはおもちゃの家づくりセットで家をつくることです。

◎これらの作業は就学前の子どもには少し難しすぎて、子どもが両親の指導を求めるように設計されました。これは、共同の親業で、両親がお互いにどれほど助けあったか、あるいは、ひそかにお互いを害するかを観察する機会を研究者に与えました。

◎子どもを手伝う時に、両親がお互いに励ましあって協力するような、共同親業を協力的に行うサイン、または、カップルがお互いを批判するか張り合うとする兆候を探しました。

◎1年後に、これらのカップルはこの研究室を再訪して、子どもと一緒に同じような観察研究に参加しました。

◎一般的に、最初の研究で父親が子どもと一緒にたくさん遊んぶと報告したカップルほど、1年後にお互いに助けあって共同の親業を行いました。

◎一方、父親が育児に多く参加したと報告したカップルは、1年後の共同の親業におけるお互いの協力レベルが低いことがわかりました。

◎子どもの性別は重要な役割を果たすようです。息子と遊んだ父親は、娘の場合より、母親をひそかに傷つけることが少ないようでした。

◎「父親が子どもの遊びに関与することは共同親業に良い影響を与えますが、特に男児の場合に良いことなのかもしれません」とショッペサ-リバン氏は言います。「しかし、母親が男児の世話を大いに焼くと、父親は母親と対立する傾向が増すようです」。

◎この結果は、共働き家庭か父親一人の収入だけの(専業主婦の)家庭かで違いはありませんでした。父親の教育や労働時間、世帯所得、家族数、カップルの関係の長さなどの他の要素を考慮に入れても変わりませんでした。

◎「この結果は、父親が育児にどの程度まで関与するかを決める『踏切警手』の役割を母親が果していることを発見した以前の研究結果にもあっている」と、ショッペサ-リバン氏は言います。「父親の育児参加は増加していますが、母親がフルタイムで働いていても、いまだ母親の負担が大きく、多くの母親は子どもの世話は自分の担当であると感じているようです」。

◎そして「父親が毎日の育児に参加することを認めることに、母親側に何らかの心的葛藤があるかもしれません。また、父親にも矛盾した気持ちがあって、育児の責任を担うことは幸せではないようです。これが共同親業への協力レベルの低さとして現れたのだろう」と言います。

◎両親ともに父親が育児に参加することを望んでいても、全く意見の不一致なしに育児の責任を共有することは難しいものです。

◎「共同親業の方法は一つだけではありません。共同親業を上手く行うために、必ずしも育児の平等な分担が必要ではないようです」と語っています。

◎この研究は、4~5歳児をもつ両親を対象としいているので、もっと幼いか、より年長の子どもの場合はこれと同じとは限りません。

研究内容は我々からすると、欧米人らしい変な思い込みが前提になっているようですが、要はタイトルの通り、お父さん子供と遊びなさい!ということだと思います。

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