- 感謝の心を育むには - http://web.kansya.jp.net/blog -

子供の音読の効果ってこんなにすごい!絶対に毎日やるべき4つの理由

勉強しなさい!・・・なんて言わなくても、楽しく脳を鍛える方法があったのですね!

 

http://bitomos.com/archives/26293 [1] より引用します。

 

小学生の宿題の定番、音読。毎日毎日ただ国語の教科書を読むだけ。子供はやりたがらないし、あんまり意味がなさそうだから、本当はやっていないけど、保護者のサインをしちゃっている…そんな人も多いのでは?実は、音読はとても効率良く頭を鍛えてくれる素晴らしいことなのです!

 

 

◆音読で頭が良くてキレない子供に?!

脳トレで有名な東北大学教授の川島隆太さんが音読によって脳の前頭前野の働きが活発になると言っています。

前頭前野の働きが良くなるとどうなるの?

脳の約30%をしめるのが前頭前野。脳の司令塔ともいわれるとても大切な部分です。

1、考える力、アイデア力アップ!

先生が言っていることがどういう意味なのかを考える、算数の文章問題を考える、友達となにをして遊ぶかアイデアをだすetc…人間は1日中何かを考えて生きています。この考える力こそ人間らしくいられる力!思考能力がアップすれば勉強、人間関係すべてうまくいくかも?

2、記憶力アップ!

前頭前野には「ワーキングメモリー」と言って物事を記憶する機能があります。友達の顔、昨日話した内容、漢字や都道府県を覚える、記憶がなければ大変なことになってしまいます。

最近はだいぶ変わってきていますが、日本の入試問題はまだまだ記憶力勝負というところがあります。記憶力が上がれば、テストの成績アップ間違いなしかも。

3、コミュニケーション能力アップ!

人間が生きていくうえでコミュニケーションは必須です。相手の話を理解する、顔色を見て感情を読み取るなども前頭前野の働き。

最近では「コミュ障」と言ってコミュニケーションが苦手な若い子が増えています。勉強ができても、友達関係がうまくいかず不登校、引きこもりになってしまったらもったいない!お子さんが友達関係に悩んでいたら音読で前頭前野を活性化すると良いかもしれません。

4、判断力アップ!

人間は毎日、判断の連続です。自分自身で判断できるからこそ自分らしくいられるのです。「今日はどの服にしようかな」「休み時間はだれと遊ぼうかな」また、受験や就職、結婚だって判断力が必要です。判断力があるからこそ自分らしく生きていけるのです。

5、感情のコントロール

感情のまま生きていたらそれは動物です。「友達とケンカしてすごく悔しい許せない」「「ごはんは食べないでお菓子だけ食べたい」子供もいろいろな感情があります。でもそれをコントロールしながら生きているのです。感情をコントロールできなかったら、学校生活を送ることは難しいですね。

人間が人間らしくいるには、前頭前野の活発が不可欠です!

 

◆音読で読書好きな子に

「読解力」が小学生低学年のうちについていると良いですね。国語はもちろん、算数などの文章問題も問題の意味がわからなければ、正しい答えを出すことはできません。読解力なしに良い成績をとるのは難しいのです。

大人になっても、「仕事に必要なことを調べたい」、「資格を取りたい」、など様々なことが読解力がなければ、難しくなってしまいます。

国語力、読解力をつけるには

乳児期…語りかけ

幼児期…読み聞かせ

学齢期…音読

読書

と言われています。しかし、「幼児期の読み聞かせ」まで順調に進んでも、そこから読書習慣までいかない子が多いです。私たち親は学校で国語を習っている、字も読めるとなると「読書を楽しめる状態」だと思ってしまいますが、まだ本を読みなれていない子にいきなり黙読で1人で読書をするのはハードルが高いです。

学齢期になったら音読を刺せて、「本を読む」ことに慣れて、それから1人で黙読ができるようになるのです。

本を読むことが好きになれば人生においてプラスなことばかり。本が読めれば想像力も膨らみ、本から知識を得ることもできる。音読に慣れて本が読めそうな段階になったら、図書館や本屋に連れていき「本好きな子」への流れを作りましょう!

 

◆音読で幸せな気持ちになれる

厚生労働省の死因順位別にみた年齢階級によると10歳~14歳の死因3位は「自殺」、15歳~19歳までの死因1位は「不慮の事故、自殺」です。子供のうつ病は年々増えており小学生の8%が抑うつ傾向にあると言われています。

子供達の心も大変です。子供だからと言って毎日楽しい訳ではないはず。友達に嫌なことを言われたり、授業についていけない、先生、ママに怒られるなどなど精神的に追い詰められることはいくらでもあるのです。

そんな大変な毎日だからこそ音読が大切。なぜかと言うと、音読をすると「セロトニン」という幸せを感じるホルモンが分泌されるのです。

セロトニンが分泌されると「心が安定し、元気、活力がわいてきて、うつ病を抑制する」と言われています。

 

◆音読で虫歯予防

音読をしている子供をよく観察してみると唾が溜まっているのがわかると思います。音読をすると唾液が分泌されるのです。たかが唾液と思うかもしれませんが唾液には素晴らしい効果があるのです。

唾液の効果

1、口臭予防

唾液の分泌が少なく、口の中が乾いてしまうと菌の活動が活発になり口臭がでやすくなります。

2、虫歯予防

唾液には、虫歯につながる、歯を溶かす酸を中和する働きがあります。

3、新陳代謝促進

唾液には「パロチン」という成分が含まれていて、新陳代謝を促進する働きがあります。成長著しい子供には絶対必要!大人にとっては「若返り」にもつながります。

 

◆音読は毎日やらせよう

学校が毎日、音読を宿題にするのにはこんな意味があったのです。頭が良いことで有名なユダヤ人は聖書を音読、暗唱をするそうです。読んですべてを頭の中にたたきこむのです。

最近の子供は本当に忙しい。そして宿題をなかなかやりたがらない子が多いでしょう。しかし、大人になってからやり直すのは大変です。子供を愛しているのならぜひ音読を毎日の習慣にしましょう!

 

 

[2] [3] [4]