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高齢者に役割、地域文化を発信して「わいわい共同体」をつくろう

仕事の第一線を引いた高齢者の方に、ぴったりな仕事がありました。地域をつなげる住民ディレクターという活動が始まっているようなのです。

地域文化を発信して「わいわい共同体」をつくろう [1]

共認ツールとしてのテレビは相当な力があると思う。
このテレビを地域の活性化、連帯化に使えれば新しい共同体社会がつくれるのではないか?

今や大手メディアが作るテレビ番組は捏造や事実を隠蔽する内容がほとんど。

そんな人たちには早々に退場していただき、「地域活性化」のためにテレビを使っていきたい。

「わいわい共同体」をつくろう(2008年3月31日朝日新聞社説)
リンク [2])より引用します。

住民ディレクター [3]
============================以下引用

少子高齢化やグローバル化の時代に日本を希望社会に変えるには、地域へ主権を移すしかない。このシリーズはそんな方向で未来像を描いてきた。

各論の最後に、いかに地域を元気にするかを考えたい。大きな力になるのが、情報化の潮流だ。

デジカメやビデオで撮った映像をインターネットで送る。そうした情報発信を誰でもやれる時代になった。それを個人の趣味にとどめず、高齢者も若者も子供も、一緒にわいわい楽しく作って発信する。そんな「わいわい共同体」を日本中に広げたい。

昔の村落共同体と違って、「わいわい共同体」は誰でも参加できる。どこにでも発信し、ネットワークでつながる。そんな開放性を力にしたい。

うねりはすでに起きている。


住民ディレクター2 [4]

その一つが、各地で活躍する「住民ディレクター」だ。「テレビは見るもんじゃなか。出るもんばい」。発祥の地、熊本県山江村の合言葉通り、住民たちが出演者、制作者となって地域の素顔を映す番組を作り、インターネットやケーブルテレビで流す。そんな試みを始めた地域がざっと20はある。

地方だけではない。東京都杉並区の住民ディレクターたちは「都市の村おこし」をテーマに番組を作っている。地元農家を訪ねる「つなげていきたい杉並の農業」、大都市ならではの「私の好きなコンクリートの川」……。福岡県東峰村の住民ディレクターたちとテレビ会議もする。

火付け役として各地を飛び回る熊本の元民放ディレクター岸本晃さん(54)は、地域が全国ネットワークでつながる時が来たと感じている。

みんなで作ると何が生まれるか。まず、地域内の連帯感だ。地域づくりに必要な企画力、取材力、広報力なども鍛えられる。番組の裏側を考えながらテレビを見る習慣も身につく。

別の地域とつながれば、可能性はもっと広がる。似た悩みを抱えているとわかり、解決策を出し合う。雑草の映像を見て草刈りに行く。若者がいなくて困ると聞いて移住する。そんな農村再生の道も開けていく。

(中略)

3年後には地上波テレビもすべてデジタルへ移る。その特徴を生かして地域文化の発信を競い合う。そんな時代にしたい。チャンネルを増やせるのがデジタルの良さだから、「わいわい共同体」に電波の一部を開放して、海外へも発信すればいい。

デジタル時代を「わいわい共同体」の味方にして、元気な地域連帯型の日本に変えていく。そして、東アジア地域の連帯社会化もめざす。

この方向に徹すれば、おのずと希望社会に突入することができるだろう。

============================引用終了

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