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「考える力」は家庭の習慣で身につく!? 2

「考える力」は家庭の習慣で身につく!① [1]の続きです。

 

「考える力」は家庭の習慣で身につく!自分で考え表現する子どもを育てるコツ [2]より引用。

 外出先でも「表現力」を身につけさせる

シャイな子どもにおすすめの「キャラ付け大作戦」

家庭内や仲良しの友達同士では物怖じせずに話すのに、知らない人との会話や大勢の前で話すことは苦手、という子どもっていますよね。そんな引っ込み思案、内弁慶、シャイな子どもにぜひ試してほしいのが、「キャラ付け大作戦」です。

「キャラ付け大作戦」は、その名の通り子どもにあるキャラクターを設定してあげることです。家を出て物怖じしている子どもには、例えば「アナウンサー」というキャラクターを設定してみましょう。そのとき重要なのは、キャラ付けをするだけでなくほめてあげるということです。

★「とてもおもしろい話だから、もっとたくさんの人に聴かせたいな。アナウンサーになったつもりで話してみたら?」などと提案してみましょう。

キャラ付けは、「ごっこ遊び」が好きな子どもにはとても有効です。そこにさらにほめ言葉を付け加えることで、自信もついてより効果的です。子どもは本来話したがりなので、その際に「みんなにも教えてあげて!」というニュアンスの言葉も入れると、さらに積極的に話すようになります。

家庭外でもきちんと話せたという成功体験が重なれば、徐々に自信がついてシャイな性格も改善されていきます。飲食店での注文などに挑戦させてみるのもいいかもしれませんね。

家族旅行でサバイバル!

旅行は非日常の世界に飛び込んでいく行為です。初めて行く場所では、子どもはとても大きな刺激を得ます。年に何度かは、家族で旅行に行きたいものです。

そこでおすすめなのが、キャンプなどアウトドアな旅行です。不便な場所で創意工夫をして暮らさなければいけないので、家事のお手伝いと同じく効率よく物事を進めようと考える力を養うことができます。

また、普段の家での生活がどれだけ恵まれたものなのかを実感することもでき、見違えたようにたくましくなります。

登山などで自然と触れ合うのもいいでしょう。山頂にたどり着くのは大変ですが、一歩ずつ進めば必ず目標に到達できるという成功体験を植え付けることができます。

 おわりに

普段の家庭での生活の中で、考える力や表現力は身に付けることができます。大人になってからも役立つ能力を養うために、実践してみてはいかがでしょうか?

引用終わり。

おせち作りを始め、年々、家事育児の戦力になってくれる娘たちに嬉しさやありがたさでいっぱいですが、昨年はまだ「次はどうするの?」「これくらいの大きさでいい?」と不安気に私に確認していた長女が、今年は「炒める前までは全部やるから任せて!」と挑戦し、作りたいものに向かって、自分たちで必要な材料を用意し、能力に応じて役割を分担し、工夫して最後までやりきってくれた姿に『本当に日々成長しているなぁ、すごいなぁ』とじーんとしました。

相手の役に立つために、段取りを立て、できる人の真似をして、周りの人と協力し合って、やりきる。

社会に出てから仕事をする姿勢とおんなじだと気づくと、“お手伝い”って、親が楽をするために都合よくあれこれ命令して担わせるものじゃなく、人の役に立つ喜びや感謝を味わい、考える力や段取りを育むための、人材育成メニューのひとつなんだと感じました。

お互いに充足しながら成長できるように、もっと期待のかけ方(難度設定や声のかけ方など)に頭を使っていこうと想います。

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