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「半日断食」のススメ

断食が身体に良いというのは、最近良く聞きますね。でも、数日間でも断食するのは躊躇します。

それよりも、毎日の食生活に断食の良さを取り入れる、というのが紹介されていました。

「半日断食」のススメ [1]    より

 ■半日断食とは?
断食博士とも呼ばれる甲田光雄氏の健康法、それが半日断食です。丸一日なにも食べない本断食とは違い、朝食を抜くだけなので、比較的簡単にできるのが特徴。ダイエットだけでなく様々な病気の治療にも使われています。

「常識を捨てろ!現代栄養学はウソだらけ」
現代栄養学では、一日に必要なカロリー摂取量というものが提唱されています。男性は2500kcal、女性は2000kcal、などと言われていますが、これを守ると必ず食べ過ぎになります。体にいいものはたくさん食べるというのが現代栄養学の基礎ですが、食べ過ぎは害以外のなにものでもありません。メタボや様々な病気を引き起こすだけです。

「一日30品目も必要ない」
これを守ることがどれだけ難しいことか、みなさん実感していると思います。なぜこんなにたくさん必要かというと、精製した食品を食べるからなんです。精製食品は栄養価が低いため、30品も食べないといけない、などと無謀なことを言うのです。これをがんばって守ろうと30品目も取る人がいますが、これも必ず食べ過ぎになります。精製していない食品、つまり、白米を玄米に、魚を小魚に、野菜をまるごと食べれば10品目で十分なのです。

「食べるより出すことが大切」
現代栄養学では食べることばかりに焦点を置いており、出すことには触れません。だから食べ過ぎになるのです。食べ過ぎると腸に余分な宿便や老廃物がどっさりたまるだけで何もいいことはありません。たまった余分なものは様々な病気を引き起こします。エレベーターでも電車でも、まずは中の人が出てから入りますよね。まずは体内の老廃物を出してから、食べる、これが正しい順序です。

「朝食は「金」ではなく「毒」である」
朝食を抜くと脳が使うブドウ糖が不足するから脳が働かない、力が出ない、など言いますが、これは机上の空論です。確かに通常、脳はブドウ糖をエネルギー源としますが、断食すると、脳は脂肪を使い始めます。抜いても問題ないばかりか、逆に体に効果的なのです。
ごはんを食べた後、頭が働くでしょうか?ボーっとしてよく働かないのではないでしょうか?パワーが出るのは空腹の時です。少食の方が、スタミナはつくのです。

「食べ過ぎがさらに空腹感をもたらす」
お腹が空いたからとどんどん食べていると、空腹感は増していきます。これは胃が荒れている証拠なのです。しだいに、本来栄養は必要ない時まで空腹感を覚えるようになります。夜お腹がすくのはこのためです。半日断食を続けていると、最初は辛いですが、だんだん空腹感が和らいでいきます。

断食 [2]

■半日断食の効果
半日断食は、食べ過ぎによってたまった体内の余分な栄養を出し、人間本来の能力を最大限に引き出すものです。

「本来は病気の治療法」
半日断食は、肥満解消やダイエットに役立つだけではありません。
本来は不健康な体や、病気などを治す治療手段として半日断食は使われます。
アトピー性皮膚炎、花粉症、気管支喘息、メタボリックシンドローム、高血圧、動脈硬化、脳卒中、心臓病、糖尿病、ウイルス性肝炎、肝機能低下、慢性腎炎、関節リウマチ、慢性疲労、胃腸炎、冷え性、痴呆、など、様々な治療に用いられます。

「宿便を排出・抑制する」
宿便は、イライラ、抜け毛、体臭、ニキビなどを引き起こす万病の元です。半日断食をすることで、食べているよりも大量の便が排出されて驚くと思います。これが宿便です。半日断食は宿便を輩出し、またたまらない体に作り変えます。

「自己融解が起こる」
人間の体はよくできており、外から入ってくる栄養分が絶たれると、体内に栄養になるものはないかと探し始めます。

たとえば血管。動脈硬化の人の多くが血管内にコレステロールの塊があってドロドロとしていますが、断食をするとそのコレステロールを使い始めます。半日断食を続けているときれいになくなっています。また、腸の癒着がはがれたり、腫瘍が消失することも、断食中によく見られる変化として知られています。

「スタミナがつく」
ご飯をやまもり食べてもスタミナはつきません。マラソン選手がいい例です。力道山も世界選手権前日から断食していました。

■半日断食のやり方
半日断食は、朝食を抜くだけの簡易断食です。朝は便を出すことに集中します。
とはいえ、これまでしっかり食べていた人や間食をよくする人は辛いかもしれませんので、徐々に実行していきましょう。

「半日断食へのステップ」

0.水分を、一日1.5~2リットルとる
一日の水分摂取量の目安は、1.5~2リットルです。脱水症状を防ぐため必ず守るようにしてください。なお、水分は、水か柿の葉茶でとりましょう。緑茶はカテキンなどの有効成分があるものの、カフェインがきつく胃を荒らすのでいけません。

1.夜食、間食をやめる
半日断食を始める前に、夜食、間食をしないクセをつけましょう。もしかしたら半日断食より辛いかもしれませんが、美しい体を手に入れるためにもがんばりましょう。
特に夜食はきっぱりと断ってください。間食は徐々に量を減らしていきます。

2.午前中は朝食を取らずに水か柿の葉茶だけを500ml以上飲む
次は朝食を抜きます。辛い場合は徐々に量を減らし、次に青汁だけに、次に水分だけにしていきます。最初はそうとうひもじい思いをしますが、水分で空腹感をごまかし、1ヶ月もすれば慣れてきます。

3.昼食と夕食は腹八分目
昼食と夕食は普通のメニューで構いません。ただし、よく噛んで食べるようにし、腹八分目を心がけましょう。食べ過ぎた日があれば、次の日は控えるようにしましょう。
また、食事中と食後3時間は水分をとらないように。水分は胃酸を薄めるため消化が悪くなります。アルコールはビールなら大ビン1本、日本酒なら1合程度なら構いません。ここまででも、体はかなり引き締まってくるはずです。

4.慣れてきたら食事内容を見直す
半日断食に慣れたら、肉、乳製品、油、刺激物を避けるようにし、玄米、生野菜、大豆製品を中心の食事に切り替えていきましょう。

■半日断食の成功のコツ
最初は空腹との戦いですが、水分でごまかしていると案外耐えられます。1ヶ月もすれば空腹感はほとんど感じなくなります。

便秘になってしまう人は、市販のスイマグやミルマグを併用すると良いでしょう。

仕事や友人とのおつきあいもあるので、どうしても食べ過ぎ・飲み過ぎの日はあると思います。ケーキを食べる日もあるでしょう。そうなってしまっても自分を責めないでください。ダイエット中だから、と他人の前で控えるのはお互いにいい思いをしません。翌日控えればすむ話です。気長に実践しましょう。

また「がまんするぞ!」と考えるよりも、「痩せて健康的な体になろう!」と考えた方が続きます。ちょっとした心がけですが、これも成功の秘訣です。

解っています。寝る前にちょっと食べてしまうことを止めればいいことを。

はい、そうです。がんばってみます。

 

 

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