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『安心基盤をつくっていくには?』:医療制度はどうなる!?-1~プロローグ~

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このサイト [1]より拝借しました。

現在、野田政権が、国内の意見調整もされないまま、TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)参加を表明し、先月事前協議に入りました。TPPは、当ブログでも指摘 [2]したとおり、年次改革要望書という実質アメリカ側からの指示書の進化版で、下記に示す近年の状況からも、日本はアメリカの意のままに従うしかない状況です。
参考:年次改革要望書の要求どおりに成立した法案 [3]

そして、案の定:「日本政府として全品目をテーブルに乗せる」とその場で明言しています。(リンク [4]

このTPP参加による「食」に関する弊害については、当ブログでも紹介しました。(リンク [2]
しかし、その弊害は「食」だけに留まるものではありません。寧ろ「食」以外の様々な「サービス」商品にそのターゲットが向けられているのです。

この日米自由貿易圏で「アメリカが輸出するもの」は、農産物や工業製品がメインではなく、金融サービス、法律サービス、医療サービスが中心となるだろう。

TPP問題から見る世界貿易戦争の構造3 アメリカが日本に輸出するのは、農産物ではない [5]
 
今回はその中でも、当初よりアメリカの対日戦略上の喫緊の課題であり、また、『安心基盤』をつくっていく上でも重要な、医療制度、医療サービスについて見ていきます。

TPP参加によって、医療制度はどうなるのか?ということを皮切りに、大きな視点で、世界各国の医療制度をデータを通じて見ていき、アメリカの制度と日本を初めとする各国の現状、そして今後向かうべき方向性を探っていきたいと思います。

以下、今後の投稿予定です。(タイトルはいずれも仮称です。)

シリーズ-1:プロローグ
シリーズ-2:TPP参加で「医療」はこうなる!
シリーズ-3:データに見る世界の医療制度
シリーズ-4:アメリカ医療事情
シリーズ-5:ヨーロッパ各国の医療事情
シリーズ-6:北欧・インドの医療事情
シリーズ-7:日本の医療制度
シリーズ-8:医療制度の弊害と展望
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これらの現状認識を基に、TPP交渉におけるアメリカの圧力に対抗しうる共認形成の基盤としていきたいと思います。
ご期待ください

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