(汗少年:画像はコチラ [1]からお借りしました。)
今年は猛暑で熱中症になる人が去年の 倍となり、“酷暑
”の夏
となりました。
今年、熱中症になった人が多かったのは、もちろん気温が原因の一つとして上げられますが、もうひとつミネラル不足が上げられます。
今回はミネラルに焦点を当てて記事を書きたいと思います。
いつも応援ありがとうございます
●「ミネラルって何?」
ミネラル不足の改善として、食塩ではなく岩塩を意識的に使っている人も最近は増えています。最近はサプリで補給しているなんている人も増えてきました。
そんな人でも、いざ「ミネラルって何?」といわれると答えられる人は少ないのではないでしょうか?
そこで調べてみました。
ミネラルとは、
例えば、亜鉛Zn、カルシウムCa、マグネシウムMg、などです。
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(ミネラルウォーター:画像はコチラ [4]からお借りしました。)
そして、ミネラル不足になると...
・骨粗しょう症
・味覚障害
・肌荒れ
・肥満
・貧血 ...などなど
これは現代病と言われているものばかりです。
よくマスコミを通じての「ミネラル不足」という情報から、ミネラル不足対策をしているものの、一向にミネラル不足は解消していないのです。
人間の場合ミネラルは、骨に蓄えられているのですが、それぞれのミネラル成分(元素)割合は決まっています。そのバランスは海水とほぼ同じ割合です。バランスよく摂取することがとても重要になるわけです。
なぜなら、生物の進化の過程で海水魚が肉食魚に追われ淡水に適応するために、海と同じ成分のミネラルを身体に貯蔵するために作ったのが骨だからです。つまり、吸収する時のバランスは海水と同じ成分比になっていないと上手く吸収できません 😯
※もっと知りたい人はコチラをどうぞ→(進化の歴史は、「ニッチ」の連続② ~海水魚⇒淡水魚~ [5])
例えば、食塩という純度の高いNaClを摂取した場合、Na(ナトリウム)はミネラルですが、純度が高すぎるため、身体は中和するために骨のミネラルを溶かし 😯 安定させようとします。その結果、ミネラルを摂っても、バランスが悪いと体内からミネラルが放出されてしまうという現象が起こります。これが、ミネラルを摂ってもミネラル不足になる理由です。
●では、どうしたらよいのでしょうか?
海水のバランスと言われてもなかなか海水をゴクゴク飲めませんよね 😥 一番身近なものといえば、“塩”ですよね。
一番バランスが良いのは、海水の水分を蒸発させた“天然塩”です。
よく岩塩は聞きますが、岩塩は長い年月をかけて干上がるので、ミネラル成分毎に層ができ、NaClの純度が高いところを採掘したものなので、実はNaCl以外のミネラル分は殆ど含まれていません。また、伯方の塩に代表される、再生加工塩は、工場でミネラルを添加しているので、ミネラルは含まれるが、天然塩に比べればバランスは悪くなります。
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(塩田のある風景:画像はコチラ [7]からお借りしました。)
食塩、岩塩、或いはミネラル成分だけを取り出したサプリも自然の摂理からみれば、バランスが悪かったり、純度が高かったりと身体のバランスを崩してしまう原因なのです。
また、塩だけではミネラルバランスは補えないので、野菜などその他の食物からもミネラル分を摂取しています。しかし、野菜も昔に比べミネラル分が激減し、スカスカになってしまっています。
こうした状況の中で、必然と誰もがミネラル不足になってしまう社会となっているという状況認識がまず必要となります。
ですから、根本的な解決に向かうには、上で書いたように、人間さらには生物の歴史を遡り“自然の摂理”と照らし合わせて、判断する必要があるのです。
こういった事実を追求し発信して、共認形成することでしか変わっていきません。
このブログではそういった活動を目指しています。これからも応援お願いします。