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気になりますか?「子供の言葉の遅れ」

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みなさん、こんばんは
いつも、ブログを読んでくださってありがとうございます 😀
今日初めて記事を書く チーズケーキです

私は、子育てを始めて2年が過ぎたところです
いろいろな場面で

「こんな時、どうしたらいいの

ということがあるので、みなさんと一緒に子育てについて
考えていきたいな( ^∀^)って思ってます

               

子育てをしていると、たくさんの気になることが出てくるものですよね :confused:
先日の記事 [1]にもありましたが、寝返りやハイハイなど
身体的な成長過程を始めとし、初めての子育てには分からないことばかりです

今回は、そのいろいろな疑問の中から「言葉の発達」について
子育てママを中心にわいわいお喋りしながら議論してみました

「うちの子、言葉が遅くって……。」

と気にしているママ、必見です :love:

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育児中の母親が集まるサイトなどで

「わが子の言葉の遅れが気になる」

という相談を、よく見かけます。

そこで、まずは子供が言葉を習得していく過程を
生まれてからの成長と合わせて追ってみました

乳幼児の発達段階では、1対1の向かい合う関係から、ある対象をともに見る関係(共同注視)への移行が見られ、それは同一視機能の発達(共認充足)、ひいては迅速な語彙の獲得に寄与しているようです。

乳児~幼児の視線理解の発達過程はだいたい以下のようです。

——————————————-

乳児:
ヒトの乳児は他の霊長類と比較して、養育者(親)の目をじっと見つめ親子間の相互凝視が際立って多いそうです。
ただしその際、新生児は相手の目は見ていても
相手の目とその先にある対象との間の目に見えない”線”を察して
相手のその対象に対する心の状態を読み取ることはまだできていない。

生後2ヶ月頃:
相手の顔の二つの目に特別な関心を寄せ始める。
目の開閉に反応する(開いている方に活発に反応する)。

生後3~4ヶ月頃:
他者の視線の動きに連動して、自らの視線をすばやく動かす(視線追従)。
他者の視線が正面か脇かを区分できる。

生後9ヶ月頃:
指差しが始まる。
これはモノを取って欲しいというような要求機能とは違って
自らが関心をもったモノを相手と共有し、同じモノを並んで眺める行為。
このころから1対1の二項関係でなく、三項関係へと移行。

生後1年目の後半:
視線が二項(1対1)関係の外側にある第三のなにかについてのものであることを
理解しだす。→視線を通じて、相手の意図が現在どこに注がれているのか
場合によっては相手がどんな心の状態であるかを知り得るようになる。

特定の対象をはさみ、相手とともに注意を向けることで
その対象に関わる心の状態を相手と相互に理解するようになる。

生後2年目後半:
なんらかの言葉を耳にしたときに、自分の視線の先ではなく
話し手の視線の先にある対象と結びつけて理解しだす。

特に共同注視をした際にモノの名前などの語彙を与えると
その獲得がスムーズ。語彙が爆発的にこの頃増加する。

(参考:『共視論~母子像の心理学』)

るいネット [2]より引用

なるほどぉ~ 😆

生まれたばかりの赤ちゃんは、大人が発する言葉を聞くことよりも
まずは、目の前にいる母親と視線を合わすことから始めていたのですね。
やがて、相手の目に動きがあることを知り
その目が自分たち以外のモノを見ていることにも気付きます。
そして、そのモノを表す「言葉」があるということを理解し
自分でもその「言葉」を話し始めるのです。

「言葉」とは、相手とより深く分かりあうための道具です。
その道具を使って、相手と共感し、分かりあうことで充足をさらに深められます。

つまり、言葉以前に大切なことは
きちんと相手と共感しあえているかどうかです。

子供が言葉を話せるようになるまで
ママたちはどのように子供と共感しあっているでしょうか

たとえば、春の日に、子供と公園へ散歩に出かけたとします
外に出た途端、きらきらと輝く 太陽の暖かさと
ほほを心地よくくすぐる春の風を体に感じるでしょう

公園に着くと、目の前には、きれいな緑色の葉をゆらゆらと風になびかせる木々
そして楽しそうに遊ぶ子供たちがいます

家から公園までの道のりで、言葉が話せなくても
子供は多くのモノを目にし、いろいろなことを感じ取っています。
その時に、ママが「今日は、お日さまがぽかぽかしていて、暖かいね。」
「風に揺れている木の葉っぱが、きれいな緑色だね。」と同じものを見ていたり 🙄
同じように何かを感じたり 🙂 してくれていることが分かると
子供は充足し、もっとその充足を深めようと
ママがその時々で発した言葉を学んでいくのです

子供が言葉という観念を獲得していく時に
親をはじめとしてすでに言葉を獲得している大人ができることは
発声方法を教えて語彙や知識を与えるというよりも
まず、たくさん子供と見つめあって、子供と一緒にさまざまな対象を見つめて
知りたい聞きたい伝えたいという子供の欠乏をキャッチして
繰り返し繰り返し一緒に充足体験を積んでいくことだと
思います。

るいネット [3]より引用

まだあまり言葉が出ない子供たちでも、個人差はあるものの
いずれ必ず、会話をすることができるようになります
いちばん重要なことは、話し始めるまでの早さや遅さではなく
どれだけ相手と共感しあい、分かりあい、充足しあえているかということですね

相手の気持ちなどを察することが、ママとの充足の積み重ねで体得できれば
将来、子供が大きくなったときには
人との会話がとても上手な大人になれそうですね

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