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「遊んでばかりいないで勉強しなさい!」
子供に投げかけられるセリフの王道ですね。
一般的には遊びより勉強の方が重要と考えがちです。
しかし、それって本当でしょうか?
遊びと勉強はどのような関係になっているのでしょうか?
「勝てる子供の脳 吉田たかよし著」から引用します。
→共認の輪 るいNETWORK “「遊び」こそが勉強の王道” [2]で紹介されています。
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いつもありがとうございます
勉強法に関心が高い保護者に特に注意してほしいことですが、「遊び」の重要性も忘れないようにして下さい。勉強、勉強と口うるさく言うのではなく、子供と一緒に遊ぶ時間を確保するのは、とても重要なことです。
遊びというと勉強と対極にあるようなイメージを持たれる方が多いのでしょうが、脳科学的にいえば、子供の脳にとって遊びと勉強はそもそも同じだと言えるのです。
遊びと学習は=(イコール)ということですね!
では、子供にとって遊びとはどいうものなのでしょうか?
遊びはもともと、脳を発達させるために哺乳類が選択した絶妙ともいえる戦略です。この多様な環境の中で、自分の生まれた環境に適したかたちで脳を発達させていくためには、未知のことも含めて、目の前にあるものに次々と関心を持たせた方が有利です。そしてそれらと直接触れ合うことで、その反応などを脳の神経系にインプットしていく方法が脳の発達には最も適しているのです。それを子供に自発的に行わせるために哺乳類の遺伝子が採用したのが、子供に遊ばせる習慣なのです。
例えば、子犬のときに遊ばせなかった犬は賢くならないことは、ブリーダーの間ではよく知られている現象です。つまり遊ばせることによって、いろいろな環境に触れさせないと犬の脳は発達しないのです。もちろん人間の子供にもまったく同じことがいえます。ですから遊びと勉強はそもそも同じと考えるべきなのです。
なるほど~
賢い犬を育てようと思ったら、厳しくしつけばかりすることが大事と思っていました・・・遊びが大事なことは人も犬も同じなのですね
根源的な遊びとは、子供が自発的に働きかけて、ワクワクドキドキ楽しむことです。例えば蝶を追いかけて走り回るような行動が、わかりやすい例です。そうやって、自分の体と周囲の環境を相関させていくことで、周囲に何があるかを知り、自分の体をどのようにコントロールしていけばいいかを学んでいきます。
このようにほったらかして遊ばせているだけでも、身体運動的知性は十分に備わっていくものです。(中略)
脳の発達にとって遊びこそが原点ですから、勉強をいかに遊びに近づけるかという発想は非常に重要に意味をもってきます。
そもそも人間の脳はできるだけ自発的に、できるだけ楽しく、遊び感覚で勉強するほうが、知性を身につけやすいように設計されているからです。(引用おわり)
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子供は、いろんなこと(怪獣の種類とか)を沢山覚えているものです(=遊び感覚での勉強)。
一方やらなきゃいけない勉強(試験勉強等)については、辛くて覚える事も覚えられず、やり気が沸きません。
この違いは何なのでしょうか?
遊んでいるときは、みんなの笑顔がありその先にみんなとの一体感=充足イメージがあります。
しかし、一人で机に向かって試験勉強をしても、その先にみんなとの充足イメージが湧かない。だからやる気も沸かない。 ということですね!
つまり、充足イメージ(相手やみんなの喜び)が湧いて「楽しい」と思えれば、どんなことも吸収できるのです。
みんなとの遊びの中では、やり方の上手な人を見つけたら、「どうやってるの?」と聞いたりまねしたりすることができます。同じように勉強もみんなでやったら、楽しんでできそうですね