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試験制度の弊害 ~問題点とその原因~

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(ガリ勉:画像はコチラ [2]からおかりしました)

最近の若者に共通する特徴の一つとして「枠にとらわれて役に立たないこと」があげられます 😯
例えば、
・言われたことやマニュアルに書いていることしか出来ない
・分からないことを質問できない :confused:
・目先の答えに飛びついて考えようとしない。 😆

つまり、与えられないと動けない
この様な若者を生み出した背景に試験制度の弊害が潜んでいます。

今回は試験制度の弊害について、「問題点とその原因」「試験制度に変わる新しい教育の可能性」と2回シリーズでまとめてみたいと思います。

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■試験制度の問題点
試験制度の問題性を簡単にまとめると。

・試験制度では、設問も、答えも、予め用意されている。
・学校の試験は、一人で問題を解くのであるから、試験の結果に対しては、自分だけが責任を持つ
・学校では、試験中には設問以外、質問を受け付けてくれない。また、試験中に話をしてはならない
・試験では、一定の時間内に解答を出すことを要求される
・試験では、教わった範囲内、教科書に載っていないことは、出題されない。
・スポーツやクラブは、簡単なテストをするところもあるが、多くが、無審査か、実地テストである
・統一的試験制度のメリットは、管理しやすいという事にある

「試験制度の問題性はどこにあるのか?」 [3]より引用

現実社会での仕事の場合、自ら問題の原因を探したり、その解決策を仲間達と相談し合ったりしながら現実の課題を突破していきます。それに比べると、試験制度の非現実性が浮き彫りになります。
この様な現実の社会とは切り離された空間で小中高大学と計16年間も過ごせば、嫌でも試験制度用の頭になってしまうのも必然だろう。

■試験制度による思考の短絡化
先を見通す力や、多数の情報を計画的に組み立てる能力が低下していく短絡脳化の現象は学校制度(=試験制度)が導入により急速に進行していきます。

・役人の増大⇒学校制度の普及による短絡脳の進行
明治以降の市場拡大に伴う役人階級の増加と、学校制度の発足(明治5年学制発布→明治35年には就学率9割)によって、与えられた観念だけにしか反応できない短絡脳化が進行していった。

・西洋文化は短絡脳の象徴
戦後の近代思想による学校教育は、脳が発育していく一番重要な時期に短酪思考を植え付けてきたと総括できるのではないだろうか。
「短絡脳の進行化①」 [4]より引用

■子供にとって試験制度はどのような影響をおよぼしているのでしょうか?

中学お受験をきっかけにして、小学生が過敏性大腸炎になったり、小児専門の神経科へ通うようになったり、精神安定剤を常用するようになったりする現象も起き始めています。
(中略)
わずか12歳か13歳で、子供が燃え尽きてしまうとは、一体全体どういうことなのでしょうか???

「中学お受験バブルの大罪(1/2)」 [5]
「中学お受験バブルの大罪(2/2)」 [6]より引用

つまり、お受験バブルが子供達の心を壊していくという恐ろしい状況になっています。

■試験制度に乗っかって上手くいった人はどうなるのか?
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(国会議事堂:画像はコチラ [8]からおかりしました。)

一方で、試験制度で勝ち抜いていったいわゆるエリートの多くは官僚になっていきます。その官僚の世界で最も大事にされているものは席次という入省時の試験結果で、これによって将来どのポストまで上がれるかが決定するという試験制度の極みです。

外圧は刻々と変わっていく。それに対して官僚は試験の成績とか、外圧と殆ど関係ないところで優劣が決まり、一度決まるとその序列が変わることが無い。そして権力を持つとそれを維持するために無能化していく。あるいは、自己組織保存のために動くようになる。
「日本をダメにする官僚機構」 [9]より引用

■試験制度は現実の役に立たないだけでなく、社会をガタガタにする危険な制度!

改めて、我々は、私権時代の遺物である試験制度の恐ろしさを、もっと真剣に考える必要があるだろう。この目先の試験制度収束は、新たな学歴身分と格差の拡大を生み出し、特権階級を暴走させただけではなく、ネットという闇空間での誹謗中傷や無差別殺人etc下層階級をも暴走させてきたからである。
「潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走)」 [10]より引用

もはや試験制度が現実の役に立たないという問題だけでなく、子供達の心を壊し、家庭や国家までをもガタガタにする社会閉塞の元凶であるという状況認識が必要なのです。

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