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2009年09月05日

これを読めば時代がわかる!最新版~潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走)


【鳩山会見】(3)「脱官僚ではなく、脱官僚依存だ」 - MSN産経ニュース
『脱官僚依存』を掲げる民主党=鳩山政権は、どこまでこの構造を掴んでいるのでしょうか?そして、我が子の将来を考え、勉強だけでもいい成績を取らせておけば安心だと考えている保護者の方々も、どこまでこの構造を掴んでいるのでしょうか?
 
押尾学被告が保釈…頭2度下げ(芸能) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース酒井法子、共同所持で立件も…夫再逮捕、別荘で所持 - 芸能 - 最新ニュース - 楽天woman
また、押尾学や酒井法子の麻薬・覚せい剤問題が世間を賑わせていますが、麻薬中毒よりももっと恐ろしい中毒があります!それは、何でしょうか?そして、なぜ、マスコミはそのことを伝えないのでしょうか?
 
『これを読めば時代がわかる!最新版』シリーズの第7弾です。是非とも、今後の日本を考える皆さんに読んで欲しい~!
 
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潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走)

2005年の小泉劇場2005年衆院選 自民党が圧勝
2001年小泉フィーバー(古い自民党をぶっ壊す)2005年小泉劇場(郵政選挙)
 
私権原理が崩壊し、社会が統合軸を失うと、歯止めを失って社会は暴走してゆく。無差別殺人やモンスターペアレンツの登場もその一例であるが、最も恐ろしいのは、社会を統合する役割を担っている特権階級の暴走である。
 
経済危機が生み出す危機感は、現体制の上位の者≒特権階級ほど切実であり、強い。従って、目先の制度収束は、上位≒特権階級主導で形成されたと見るべきだろう。
実際、授業や試験に収束しているのは、上位の子供たちである。何よりも、特権を維持するために自分たちに有利な制度を作って格差を拡大し、身分を固定させてきたのは、専ら特権階級の仕業である。
大多数の私権意識が薄れていく陰で、ひとり権力喪失の危機感を募らせた特権階級は、その飼い主たる金貸しや国際企業を含む自分たちの特権を維持するために、優遇税制をはじめ様々な特権制度を強化し、その結果ますます格差を拡大させ、身分を固定化させてきた。
 
全国学力テスト
東大偏重をあおり日本の教育を破壊する朝日新聞~「体制側」はこぞって優遇するが、世界での実力は伴わず – JanJanニュース

とりわけ、団塊世代以降の特権階級は、貧困を知らず、本当の私権圧力を知らない。従って、彼らは、肉体的欠乏に発する本当の目的意識を持ち合わせていない。彼らは、単に試験制度発の「合格」という無機的な目的意識を植え付けられてひたすら試験勉強に励み、「特権」を手に入れた連中である。しかも彼らの大半は、試験制度という与えられた枠組みの中でひたすら「合格」を目指してきたので、その前提を成す枠組みそのものを疑うという発想が極めて貧弱である。
従って、彼らは社会に出てからも、ひたすら既存の枠組みの中で走り続けることになるが、もはやそこでは、既存制度によって与えられた特権の維持と行使という目的以外の目的意識など生まれようがない。
かくして、団塊世代が幹部に就いた’00年以降、彼ら特権階級はひたすら与えられた特権を行使し、次第に「社会を動かし」「世論を動かし」ているという支配の快感に溺れてゆくようになって終った。
それだけではない。危機に脅えた特権階級は、アメリカの力に拠り縋り(その結果、アメリカの言い成りになって)中立公正も何もない露骨な偏向・煽動報道によって小泉フィーバー、郵政選挙を演出し、更には検察とマスコミが一体となって、鈴木宗男、佐藤優、植草一秀、小沢秘書etcの政敵を失脚させてきた。
これは、麻薬中毒よりももっと恐ろしい、権力の自家中毒である。
 

検察とは時の権力者にとって障害となる人間を捕まえるところである – るいネット検索の暴走(小沢一郎) – リバタリアン日記国策捜査(鈴木宗男) – 株式日記と経済展望公設暴力団(植草一秀) – PJ NEWS

 
改めて、我々は、私権時代の遺物である試験制度の恐ろしさを、もっと真剣に考える必要があるだろう。この目先の試験制度収束は、新たな学歴身分と格差の拡大を生み出し、特権階級を暴走させただけではなく、ネットという闇空間での誹謗中傷や無差別殺人etc下層階級をも暴走させてきたからである。
とりあえず、ペーパーテストの比重を半分以下に低減させるetcの応急措置が急がれる。又、ネットから闇住人を締め出す措置も急がれるだろう。
 
秋葉原・無差別殺人闇サイト殺人
2008年06月秋葉原・無差別殺人2007年8月闇サイト殺人
  
しかし、根本的には、私権原理に代わる新たな統合原理=共認原理が確立されない限り、社会の暴走は続くことになる。
 
TBS不二家捏造報道問題:「朝ズバッ!」で頭を下げるみのもんた氏
TBS不二家捏造報道問題:「朝ズバッ!」で頭を下げるみのもんた氏~マスコミの暴走(視聴率⇒捏造・扇動)も顕著に

特権階級といっているのは、政治家や官僚だけではありません。政治家や官僚以上に下層階級のためを装っているマスコミこそ『共認形成の独占権(特権)』を行使し、「社会を動かし」「世論を動かし」ているという支配の快感に溺れているのではないでしょうか?!そうであるがゆえに、彼らは、万人のための共認原理の確立を阻害し、自ら「社会の暴走」に拍車をかけていることに気が付かないのです。

潮流8:自民党は、なぜ見限られたか? – るいネット
>おそらく、今回の選挙結果を受けて、財界や自民党や官僚の少なくとも一部には反省の気運が生じるだろう。しかし、何の反省もしない特権階級が生き残っている。この厚顔無恥な最後の特権階級こそ、今回の暴走をリードしてきたA級戦犯であるマスコミ人に他ならない。

だからこそ、私たちは、マスコミに染脳され、ともに溺れるのではなく、逆に、そのことに気づき、『新たな共認形成の場の獲得』(万人による事実の共認⇒インターネット空間の健全化⇒ペーパーテストに代わる新たな評価共認システムの形成)を実現していく必要があると思います。 😉
 
みんなで『共認の輪』を広げていこう!
 
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※これを読めば時代がわかる!最新版~原典:るいネット
 潮流1:共認原理と私権原理当ブログリンク
 潮流2:戦後日本の意識潮流当ブログリンク
 潮流3:’70年、豊かさの実現と充足志向当ブログリンク
 潮流4:輸血経済(自由市場の終焉)当ブログリンク
 潮流5:失われた40年当ブログリンク
 潮流6:’95年、私権原理の崩壊と目先の秩序収束当ブログリンク
 潮流7:暴走する社会(特権階級の暴走と下層階級の暴走)
 
 
当ブログにおける潮流シリーズの連載は、本日までです。さらに続きを読みたい方は、以下にて読んでください~。
潮流8:自民党は、なぜ見限られたか?
潮流9:経済破局を突き抜けてゆく充足・安定・保守の潮流

投稿者 toya : 2009年09月05日 List   

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