日本は金融危機以前から消費社会から脱出し始めていた。(当ブログ8/19 [1])
既に、消費充足から生産充足へと人々の充足ステージが転換している。(当ブログ8/20 [2])
そして、従来の消費社会の主役はなんと言っても家庭の主婦層。
消費社会創出政策の下、家庭の財布の紐を握った主婦は当然消費社会の牽引役だったわけです。
今回は、現在この主婦層が何を考え、どう動いているのか?を調べてみました。
写真はコチラ [3]から
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では、続きをお読みください。
以下図表は男女共同参画白書平成21年版 [4]からです。
<共働き世帯数>
平成3年にほぼ同数となって以降、拮抗していましたが、平成8年以降は、共働き世帯が半数以上で平成20年時点でも上昇中です。
おそらくまだまだ、共働き世帯は増えていきます。
<女性の意識は?>
昭和62年(バブル時代)はまだ3割を越えた専業主婦志向(やっぱり最後は永久就職ってヤツですか?)も平成17年には少数派の19%になってしまった。
おそらく現在はもっと減っている事でしょう。
日本の女性達は遂に、消費充足の不毛さに気が付き、生産による充足に目覚めたのでしょうか?
因みに男性の意識も併せて見てみるとどうも、専業主婦を肯定する意識は最早旧いのでしょう。
<女性の職業に関する意識>
男女共に、専業主婦は奨励していませんね。
先の、消費社会からの脱出は、バブル崩壊後に始まり、暗黒の十年間を経て、確実な物になっていたのでしょうね。
確かに、消費充足は物足りず、モンスタークレーマー [2]になるのは勿論少数派で、何か充足できる事は無いか?と探索すれば、そこは社会であり、社会で求められているのは生産でしかない。
ここでしか充足は得られないと言う答えに行き着くのは当然なのかもしれません。
実際、家庭、専業主婦では、充足どころか、安心も安定も得られない。
生産に携わる、生産集団に所属する事でしか充足も安心も得られない。
何も考えずに、生産するしかなかった日本の勤勉男性陣よりも、本質的な生産充足を求めて女性陣が先を進んでいるという事でしょうか?