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教育ニュース【学校が壊れている~副校長が覚せい剤使用】

【練馬の副校長覚せい剤所持:容疑で逮捕、生徒や保護者ら動揺 /東京 7月22日12時0分配信 毎日新聞】 [1]より、副校長が麻薬やっては、だめだろう。教員の性犯罪も絶えないが、どうも、教育界が崩壊している。どうにかしなければ・・・

 ◇同僚「人違いかと思った」
 練馬区立光が丘二中の副校長、高橋三郎容疑者(53)=中野区南台2=が神奈川県警高津署に21日、覚せい剤取締法違反(所持)容疑で現行犯逮捕されたのを受け、生徒や保護者はもちろん教育関係者にも動揺が広がった。5校で教頭・副校長を務め、生活指導にも熱心だったといい、同僚らは「人違いかと思った」と驚きの声を上げた。
 逮捕の一報は、21日午前11時20分に同県警から光が丘二中の校長(58)の携帯電話にあった。「校長先生、驚かないで下さい」と始まり、高橋容疑者の自宅から覚せい剤を発見した旨を伝えた。
 校長は同日午後、練馬区教委幹部とともに会見し、「正直、びっくりした。間違いだといいと思ったが……」と言葉少なに語った。
 区教委によると、高橋容疑者は79年に都の教員に採用された。専攻は保健・体育。江戸川、世田谷両区の中学教諭を歴任し、世田谷区立の4中学校の教頭・副校長を務め、今年4月に光が丘二中に転任した。同署によると「3年ぐらい前から(覚せい剤を)使っている」と供述しているという。
 同中では対外的な連絡など学校運営の要で、女子バレー部の顧問もしていた。校長は「生活指導に熱心な人だった。犯罪にかかわっている雰囲気はなかった」と話す。「新天地でしっかりやりたい」と前向きな姿勢を示していたという。
 区教委は「区民や保護者、児童・生徒におわびを申し上げたい」と陳謝。近く緊急の校長会を開き、綱紀粛正に努めるという。22日には光が丘二中で保護者会を予定している。【馬場直子】
〔都内版〕7月22日朝刊

【練馬の副校長覚せい剤所持:容疑で逮捕、生徒や保護者ら動揺 /東京 7月22日12時0分配信 毎日新聞】 [1]より

 私の以前、関わった中学校でも副校長の位置にいる方が学校を辞職した。両親の介護の問題が発端だったが、学校の体制自体にも魅力を失い、学校をどうにかしようという意識がなえて、幹部の引き留め要請にも関わらず、やめてしまった。それも、自分の出身校にやっと転職できて、新天地を頂き、これからというときに、やめられた。

 中間管理職であり、圧力が上下からかかっている立場であることは否めないが、要求主義の蔓延する学校に対して、嫌気がさしたのだろうと思っています。特に、外様という立場は、既存の先生の出世を阻害するもので、面白くない立場であることも否めないでしょう。こんな序列、私権競争をいまだしているから、問題も発生する。これでは、教育の根本である人へ同化、相手との心や考え方の共有、共認が教えられるわけがない。観念教育ばかりで、頭でっかちなくそまじめな規範型の子供を育てるしか能のない学校は、総入れ替えが必要なのかもしれない。また、悪いことに、俺たちは教員であり、学問だけは誰にも負けないなどの自負があるのが根本問題。社会は大きく変わっている。そこに対応できないのだ。

 この覚せい剤使用の副校長の肩を持つわけではないが、どうも、学校が完全に崩壊しかかっている。特に、上層部の責任圧力は異常で他教師との強力関係が築けない場合は、孤立して、強力な排除共認が形成されている可能性が高いです。
 
 しかし、覚せい剤使用はまずいだろう。しかも中学校教師。根本規範が崩壊している。

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