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金融破綻?!その時、家庭はどーなる?

皆さん、ご存知ですか?

世界の基軸通貨であるドルが、いよいよ暴落の危機 😯 を迎えているという事を。

昨年の金融破綻による負債総額は、一説によると2京円(2000兆円の10倍)を越える規模とも言われています。
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写真は超インフレ国ジンバブエの1兆ドル札(約100兆円)。

実質的には先進各国共既に経営破綻の状態ですが、銀行の国有化や国債という紙切れを増発して、なんとか誤魔化し続けているのです。

金融破綻の中心源であるアメリカにおいて、つい先日GM破綻処理の最終方針はなんとか再建計画成立。しかし、シュワルツネッガー知事で有名なカリフォルニア州は、既に破綻状態へと突入。州の予算が成立せず、替わりに借用書(IOU)を大量発行して返済に充てようとしているようですが、当然そんなものは簡単には信用が得られません。更に州債の返済期限が7/28に迫っており、いよいよ完全破綻か?という状態。州単位で見ても、なんと世界8位レベルのGDPを抱える経済圏ですから、アイスランドの国家破産よりも遥かに深刻な事態 🙁 なんです!

アメリカの中で最も経済規模の大きい加州でそんな状態ですから、当然ながら他の州においても似たり寄ったり。いよいよ、世界最大の経済大国が音を立てて崩れ落ちる日 が近いかもしれません。

さて、当ブログにおいて何でそんな話題を取り上げるのか?と思われた方も居るかも知れませんが、米ドルの大暴落なんてことが起こった日にゃー、世界経済大混乱は必死。アメリカべったりの日本も共倒れ、な訳ですよ。

この緊急事態、残念ながら映画では無く現実世界の出来事。そこで、有事に備えてドル暴落=米国の国家破産が実際に起こった場合、日本にはどのような影響が生じるのか?といった辺りの具体的なシュミレーションを行っていきたいと考えました。

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しかし、どうにも一般庶民である私にとって「金融破綻」というものがピンと来ない部分もあります。日本でもジワジワと景気は悪化しており、国内企業の倒産 件数も鰻登り。恐らく、今年はまだまだ不況が続く、という覚悟だけは出来ていますが、果たして実際の生活が成り立たなくなるような事態が来るのでしょうか?

そこで、
るいネット [2]
より一つ面白いシミュレーションを紹介します。

「ドル暴落→経済破局が起こったら、家計はどうなる?」 [3]

          【平成19年度】 【ドル暴落後】

●可処分所得  32.3万円  → 20.0万円

●黒字      11.9万円  →  0     ※保険料、住宅ローン破綻
                          ※貯金できない
●消費支出
・食料費       7.0万円 → 11.0万円 ※食料費は1.5倍に
・住居費       2.0万円 →  2.0万円 ※変わらず必要
・光熱水費      2.2万円 →  2.2万円 ※エネルギー費高騰+節約
・家具・備品費    1.0万円 →  0     ※無駄遣いしない
・服飾(靴)費    1.5万円 →  0     ※無駄遣いしない
・医療費       1.2万円 →  0.5万円 ※我慢する
・交通・通信費   4.6万円 →  2.3万円 ※出歩かない
・教育費       1.9万円 →  0.5万円 ※塾、習い事はあきらめる
・教養・娯楽費   3.3万円 →  0.5万円 ※無駄遣いしない
・その他費      7.6万円 →  1.0万円 ※タバコはやめる
 タバコ、美容室                ※家で髪を切る
 理美容品、カバン               ※小遣いなし
 etc.

上記を見て、そもそも日本の可処分所得平均の高さに驚いてしまったのですが、実際に収入が減れば、減った中で必要なものだけにお金を使うようになるだけ。即ち、贅沢品や娯楽が淘汰され、むしろ健康的で環境に優しく、健全な世の中になりそうな気すらしてきますよね。

という事で、上記は一つの例えですが、現在の市場=消費の自由というものが、いかにおかしなものであるか?そして、市場の縮小という現象から見えてくる可能性等に視点を置いて、追求を深めて行きたいと想います。

まず取っ掛かりとして、既に国家破綻をしたアイスランド。破綻後の庶民生活は、果たしてどうなっているのでしょうか?

次の記事をお楽しみに♪

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